アイェウとマスアクをダブルで獲得!CL出場圏内をめざすウェストハムの大胆補強が止まらない!
「この素晴らしいクラブにいることを誇りに思う。自分のプレイでファンを喜ばせることができるのはとても幸せなこと。クラブには野心があり、偉大なマネージャーがいる。新しいスタジアムと練習場を備え、毎年、ビッグクラブになるためにがんばっている。このクラブはもう一段高いレベルに上がれると感じるでしょう?私は、そのプロジェクトの一員になりたい」(アンドレ・アイェウ)
「このクラブのメンバーになれたのは名誉なことだ。自分に起こりえるチャンスについて代理人と話していたんだけど、ウェストハムから話が来たとき、もう考えることはなくなった。プレミアリーグは、僕のなかでは世界最大のリーグだ。18歳の頃、ここに来ることを目標にしたんだ。このビッグクラブにふさわしい力があることを、ファンとチームに証明しなければいけないね」(アルトゥール・マスアク)
昨夏、マルセイユからフリーでスウォンジーにやってきたアイェウは、34試合12ゴールという出色の数字を残し、クラブのプレミアリーグ残留に貢献。26歳でガーナ代表69試合12ゴールと国際試合の経験も豊富で、欧州でも勝ちにいくハマーズとしては心強い存在です。スワンズでは右のサイドアタッカー、あるいはウイングで活躍していた選手ですが、ビリッチ監督の2トップなら、エネル・バレンシアやアンディ・キャロルと最前線でコンビを組ませてもおもしろいのではないでしょうか。シュートの正確さもさることながら、最大の持ち味は相手の意表を突くラストパス。パイェやフェグリと連携しながら、オーソドックスなサイドからの崩しが多いチームに違いをもたらす活躍が期待されます。
片やギリシャのチャンピオンクラブから加入した元フランスU-19代表SBマスアクは、現在22歳。3シーズン前にフランスのヴァランシエンヌで頭角を現わし、オリンピアコスでの2年間でリーグ戦50試合出場とレギュラーに定着しました。フランス時代はMFもこなしていた選手であり、持ち前のスピードを活かした攻め上がりでパイェをサポートしてくれるでしょう。以前にインテルが狙っていたSBが、4年契約で移籍金600万ポンド(約8億円)なら、安いお買い物になるとみます。クレスウェルが戻ってきてからも熾烈なポジション争いとなれば、ウェストハムのサイドアタックは脅威であり続けるはずです。アイェウとマスアクが加わると、ハマーズはどんなチームになるのでしょうか。フォーメーションを2種類、作ってみました。
■Aパターン=機動力&攻撃重視の4-4-2
GK/アドリアン、DF/マイケル・アントニオ、リード、オグボンナ、マスアク、MF/クヤテ、ノルトヴェイト、フェグリ、パイェ、FW/アイェウ、エネル・バレンシア
■Bパターン=強者対策&守備重視の4-2-3-1
GK/アドリアン、DF/バイラム、リード、オグボンナ、マスアク、MF/クヤテ、ノルトヴェイト、ノーブル、パイェ、アイェウ、FW/アンディ・キャロル
いつの間にやら錚々たる顔ぶれです。マイケル・アントニオ、ランジーニ、ギョクハン・トレ、オビアングをどこでどう入れようか迷うほどの充実ぶり。昨季プレミアリーグでチャンピオンズリーグ出場権まで勝ち点4差だったクラブが、定員4席の一角を手に入れても大げさに驚くことはありません。ビリッチ監督の視界には、マンチェスター勢やロンドン勢の背中がくっきりと見えているはずです。
8月15日のプレミアリーグ開幕戦では、新しいチームが仕上がっていないコンテ監督のチェルシーが、既にヨーロッパリーグ予選を戦いエンジンが温まっているハマーズをスタンフォード・ブリッジに迎えます。第1節ではアーセナルVSリヴァプールに次いでおもしろそうなロンドンダービーで、さっそくちょっとした事件が起こるかもしれません。巻き返しを期する2014-15シーズンのプレミアリーグ優勝クラブに対して、ビリッチ監督が選ぶスターティングメンバーに注目です。
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加えて、バッカも今日メディカルチェック入りました! 補強はまだまだ止まらないようです。ビリッチがバッカ、アユ、マスアクに加えてもう1人真ん中の選手を獲得すると正式に発表しているので、囁かれているのはナポリのガッビアディーニですが…
コンテ率いるチェルシーとの試合楽しみです
ウエストハムはELでも十分上を狙える戦力、オプションがそろいましたね。
第1節はそんな勢いづいたハマーズをコンテ監督が高笑いしながら一蹴するような絵も見えるところが今シーズンの楽しみなところです。
守備が堅いし普通に強いですね。個人的には一瞬の加速を活かしたランツィーニのドリブルが好きなんで使って欲しいですが目指すサッカー考えるとスーパーサブ致し方なし、ですかね。
チェルシーを順位予想で上に挙げる解説者がよく分かりません。1年半にわたり微妙な成績でセスクからコスタへの縦パス切ってアザールに2人で対処すれば、怖いのはウィリアンのFKくらいでバチュアイもフィジカル以外は怖くないし、DF陣は加齢で中盤のボール奪取負荷が大きく、アイェウ入ったウェストハムの方が怖いです。オスカルの給料負担できるクラブは殆どあのポジションに困っておらず、監督2回も変えてどんなサッカーを目指しているのでしょうかね。
結構エグいメンツがそろってますね。
SBの層の厚いことうらやましい。
アタッカー陣とMFが充実。CBに怪我人が出なければどこにでも勝てそうなのが怖いです。
まぁ、結局パイェに今年もやられるんだろうなぁ。うちは…
おはむさん>
バッカは、他の話がうまくいかなかったようですね。チェルシー戦は、ウェストハム推しです。
yutoさん>
なるほど。それはそれで、「おお、コンテやっぱりすごい」と思いますが、新監督がやりたいことを実現できる駒が揃っていない感があります。
Kさん>
何しろコンテ監督ですので、めざすサッカーは(過去からの継続性はともかく)理解できるのですが、補強なりコンバートなりがないと難しそうですね。
リバサポさん>
フェグリ、クヤテ、ランジーニがまた曲者です。相当強そうですね。
私はスポーツをいつもフロントから見て何処をどうしたらコスパ良く勝てるかという視点で見てしまうので、仰る通り継続性つまり現存メンバーの素質をどう活かそうとしているの? なんでバチュアイなの?という話でした。分かりにくくてごめんなさい。