ワトフォードがニアン獲得、スノドグラスはハマーズ!?サプライズ続きの移籍市場・最新ニュース
ワトフォードでは、昨季プレミアリーグで15ゴールを挙げたオディオン・イガロがわずか1ゴールに留まっており、ストライカーの補強は急務でした。マッツァーリ監督としては、ヴィオラからのマウロ・サラテとニアンの「イタリア発ダブル獲得」は大満足なのではないでしょうか。プレミアリーグ14位と、TOP10も降格ラインも見える位置にいるチームは、セリエAで13試合3ゴールのニアンがブレイクすれば、高く浮き上がれるのではないかと思われます。1800万ユーロ(約22億円)の買い取りオプションつきのローンで、プレミアリーグにチャレンジするセネガル出身のアタッカーが、夏以降もチームに残れるかどうかに注目です。
もうひとり、話題になっているのは、ハル・シティのロバート・スノドグラスです。私は以前から、この選手がトランスファーマーケットで話題にならないのが不思議でした。29歳のスコットランド代表MFは、今季プレミアリーグで20試合7ゴール。今週に入って、1000万ポンド(約14億4000万円)でバーンリーにいくと伝えられたスノドグラスについて、イギリスメディア「スカイスポーツ」は、「本日のウェストハムとの交渉で個人条件がまとまれば、そのままメディカルチェックに進む」とレポートしています。ビリッチ監督とサリヴァン共同オーナーは、パイェ引き留めを諦めたのでしょうか。プレミアリーグNo.1のチャンスメイカーを失っても、ミドルシュートが素晴らしいスノドグラスが加われば、得点力は担保できそうです。
このほか、「スカイスポーツ」で近々成否が報じられそうなのは、サンダーランドとサウサンプトン。ファン・アーンホルトのクリスタル・パレス移籍が成立すれば、サンダーランドはボルドーからディエゴ・コンテントを引っ張ってくるのではないかといわれています。バイエルン・ミュンヘンからリーグアンの名門に移籍した選手の次のミッションが、プレミアリーグ最下位クラブの巻き返しとなれば、ジャッケリーニ以来のちょっとしたサプライズです。
以前にママドゥ・サコを狙っていると報じられたセインツは、インテルのラノッキアとナポリのガッビアディーニにターゲットを定めたようです。ガッビアディーニは獲得間近といわれており、ナポリのデ・ラウレンティス会長が掲げる2000万ユーロ(約24億4000円)に対して、セインツは移籍金1600万ポンドとボーナス400万ポンドでオファー。差額は埋まり、ナポリが認める可能性が高まっています。ラノッキアの移籍金は600万ユーロ(約7億3000万ポンド)を切るようで、セインツが本気ならすぐにでも出してきそうな金額です。EFLカップの決勝で戦うマンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、セインツの攻撃力と最終ラインが強化されるのはやっかいですが、それぞれ観てみたい選手でもあります。
さらに週末、タブロイド紙の見出しを飾るとすれば、パイェのマルセイユ行き、レスターのウジョア、移籍志願していると伝えられたガストン・ラミレスあたりでしょうか。残すところあと5日。カウントダウンが始まったプレミアリーグの冬の移籍市場から目が離せません。(ムバイェ・ニアン 写真著作者/Benoit-caen)
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ヘセがミドルズブラにくるかどうかが気になりますね
前十字靱帯断裂するまではモラタよりもレアルで結果を出して期待されてたので
モラタがユーべに行ってからは評価も逆転してしまいましたが
ワトフォードが獲得したニアンはガナーズがずっと狙っていた伸びしろたっぷりのフランスアンダー世代代表だった逸材です。若手ストライカーが伸び悩み気味だったので、ガナーズの先行投資が1月にあるかと期待していただけに少し残念です。ワトフォード、後半戦で順位を上げるべく良い補強をしましたね。来週の対決で早速、ニアンをピッチで観れたら嬉しいです。
シャーザーさん>
来るんですかね。実現したら盛り上がります。
ヤンガナ大好き!さん>
化ければ怖ろしいですね。メンタルが弱く(もしくは安定せず)、力を発揮できずに並みの実績で終わってしまう選手も多いので、うまく花開けばいいなと思います。