パイェ、ガッビアディーニ、ボージャン…噂の選手たちに移籍合意報道が続出!
パイェの移籍報道を耳にするたびに、いつも考えてしまうことがありました。今季のウェストハムがヨーロッパリーグの本大会に出場していたら、プレミアリーグで上位争いに食い込んでいたら、パイェはどうしていたのだろうか、と。12月の頭にアーセナルに1-5と惨敗した後のウェストハムは、アンディ・キャロルの復活でドライブがかかり、プレミアリーグ8試合を5勝1分2敗と巻き返しに成功。間違いなく地力はあるチームだけに、オリンピックスタジアム移転と大量補強に伴う混乱や、負傷者続出が残念でなりません。とはいえ、後釜として獲得したスノドグラスと、カバーリングに長けたフォンテが早期にフィットすれば、ビリッチ監督のチームはむしろ強くなるのではないかとも思います。なじむのに時間がかかったフェグリやアイェウの本領発揮も期待できるハマーズが、前半戦の停滞を繰り返すことはないでしょう。
移籍志願といえば、ストークのボージャン・クルキッチが、マインツへのレンタル移籍決定と報じられました。プレミアリーグ2016-17シーズンは先発がわずか5試合、9戦で挙げた3ゴールのうち2つがPKという数字は予想外の低さです。心機一転を期して、欧州の4大リーグをすべて体験すると決めたアタッカーは、ブンデスリーガで本来のプレイを取り戻せば、ストークに帰ってくることはないと思われます。ボロやWBAの関心が伝えられた人気銘柄について、1200万ポンド(約17億3000円)なら払うというチームは多いでしょう。17歳でバルセロナのトップチームに抜擢され、リーガ・エスパニョーラの新人レコードである10ゴールという鮮烈なデビューを飾ったボージャンは、その後1度もリーグ戦で2ケタゴールを叩き出したことがありません。既に26歳、次のステージで活躍できなければ、「早熟の天才」というタグを付けられて終わってしまいます。武藤嘉紀はライバルとなるのか、相棒か。新天地での大暴れに期待したいと思います。
サウサンプトンは、かねてから噂になっていたイタリア代表FWマノロ・ガッビアディーニ獲得について、ナポリと合意に至ったようです。「イタリア・スカイ」が伝えた移籍金は1360万ポンド(約19億6000万円)にオプション340万ポンド(約4億9000万円)。チャーリー・オースティンの負傷離脱とシェーン・ロングの不振で、プレミアリーグ22試合中8試合ノーゴールと得点力不足に陥っているセインツにとっては、CBと並んで重要度の高い補強です。ミリクの復帰で居場所を失いつつあるといわれていたガッビアディーニは、プレミアリーグで得点力をアピールして、イタリア代表の座を確保しなければなりません。ひと足先にイングランドで結果を出して代表のレギュラーポジションをつかんだグラツィアーノ・ペッレになれるのか、あるいはハマーズを半年で去ったシモーネ・ザザの後を追うのか。楽しみと不安が相半ばする補強です。
冬のマーケットも、残すところあと2日。動くとすれば、イヴァノヴィッチ、ファン・アーンホルト、レスターが交渉を続けているボロのガストン・ラミレス、スワンズがローン移籍をめざしているベンフィカのリサンドロ・ロペスあたりでしょうか。リヴァプールが、ローマのレアンドロ・パレデスを狙っているという報道もありますが、ネタ元は「ザ・サン」です。いずれにしても、新しい動きがあれば、随時お伝えいたします。
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パイェにボージャンとプレミアで観れなくなるのは残念な選手ですが、それぞれの現状をみれば致し方なしとも思います…
ガッビアディーニは停滞気味ですが、ハマれば面白いのではないでしょうか
いよいよパイェも動きましたね。
短い期間ですがプレミアを代表する素晴らしい選手だっただけにこの別れ方は少々残念なところです。
私が注目するのはアシュリーヤングの去就です。
モウリーニョ監督もカップ戦後に移籍の可能性を認めているだけにどうなるのか注目しています。
ローカルライバルの選手ながらも、パイェのプレーはワクワクさせてくれてサッカーファンとして観るのが楽しみでした。この様な形で去るのは残念と言うほかありません。
ウェストハム、そしてサポーターが彼に示してきたリスペクト、献身は特別なものがあります。パイェの今回の行動はクラブとサポーターに対するリスペクトの、そして何よりプロ意識の欠如を示していて糾弾されても致し方ありません。
繰り返しになりますが本当に残念です。
ぐらさん>
ですね。ボージャンは、なかなか最初のシーズンを超えられないですね…。
yutoさん>
パイェ、とても残念です。クラブとのコミュニケーションをこじらせずに話をつけてほしかったですね。
ホタさん>
そうですよね。契約書にサインしたのは自身であり、どんな事情があってもクラブは正当なのだという認識を持ってほしかったです。