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チェルシーかバルセロナ残留か!? 結局どうする?フレンキー・デ・ヨング!

バルセロナ残留か、チェルシーか、マンチェスター・ユナイテッドか。この夏のトランスファーマーケットで、最長となっているフレンキー・デ・ヨングを巡るストーリーは、未だ着地に向かう気配はありません。最新事情をレポートしている「スポルト」と「デイリー・メール」は、オールド・トラフォード行きの可能性は低いと声を揃えています。

あらためて、状況を整理しましょう。最初にアプローチしたのは、エリック・テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッド。ポグバとマティッチが抜け、攻守ともに脆弱となったセンターを強化したかったクラブにとって、アヤックス出身のヤングスターはファーストチョイスでした。

しばらくは売らないと公言していたバルセロナは、ビッグネームを獲得するための資金が必要となっており、7月に入ると最大7100万ポンド(約117億円)でクラブ間合意と報じられました。デ・ヨング自身の契約がまとまれば、ディールは成立。オランダでともに戦ったボスが就任したチームにノーとはいわないと思われたのですが…。

ほどなく、バルセロナに残りたかったデ・ヨングが拒否と伝えられ、話は頓挫しました。ここに入ってきたのがチェルシー。ハフィーニャやジュール・クンデの争奪戦を制したバルサは、アスピリクエタをほしがっており、マンチェスター・ユナイテッドに絞る理由はありません。かくして、合意に至った交渉はフリーズ。現在は「残留かチェルシーか」といわれています。

「デイリー・メール」によると、デ・ヨングの第一希望はステイですが、チェルシー移籍については前向きに捉えているとのこと。マンチェスター・ユナイテッドのクラブ運営に対する不信感が拭えず、感謝しているボスの誘いでもゴーサインを出せないようです。

一方、チェルシーについては、トッド・ベイリー新オーナーのプロジェクトを高く評価。プレミアリーグもチャンピオンズリーグも狙えるチームのオファーに魅力があれば、同意すると見られています。そうなると、チェルシーですんなり決まりそうですが…!

目下の問題は、チェルシーが払えるサラリーがマン・ユナイテッドより安いこと、デ・ヨングのサラリーの未払い問題が解決していないことです。財政難だったクラブが、後払いにした額は1700万ポンド(約28億円)。移籍金に未払い分を乗せて売りたいスペインに対して、イングランドは選手の評価額と別枠のフィーまで持つ気はないでしょう。

私の予想は、「フレンキー・デ・ヨングは残留」「チェルシーはアスピリクエタを死守」「マンチェスター・ユナイテッドは他国のMFにシフト」です。ラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチは、おそらく6000万ポンド以上。マンチェスター・ユナイテッドは呑むのでしょうか。こちらのストーリーも波乱含みですが、どうなるか見てみましょう。


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