さらに2億ポンド!? 新戦力2人をゲットしたマンチェスター・シティが獲得を目論む精鋭5人!
サニャ、サバレタ、クリシーが退団したSBは、補強必須のポジションです。右SBにはトッテナムのカイル・ウォーカー、左はモナコのバンジャマン・メンディ。プレミアリーグ屈指の商人ダニエル・レヴィ会長はカイル・ウォーカーの希望価格を4500万ポンド(約63億9000万円)としているようで、これが下がらなければペップの次の候補はパリ・サンジェルマンのセルジュ・オーリエだと報じられています。マルセイユからモナコに移ったばかりのメンディは、週給10万ポンドの4年契約でマン・シティと個人合意に至ったといわれており、10日以内に決着がつくかもしれません。開幕からしばらくはコラロフの力を頼りつつ、22歳のフランス代表SBを早期にレギュラーに定着させる目論見でしょう。4000万ポンド(約56億8000万円)近い移籍金はやや高い印象がありますが、何としてもプレミアリーグ優勝を果たしたいクラブは、躊躇することなく話をまとめるはずです。
次のターゲットはCB。ジョン・ストーンズは、初年度の不安定なプレイで出番を激減させてしまうのかもしれません。セインツが7000万ポンド(約99億円)を望んでいるともいわれるヴィルジル・ファン・ダイクを獲れたら、エヴァートンから来た23歳のCBはコンパニ、オタメンディに次ぐ4番手となりそうです。リヴァプール、チェルシー、アーセナルが手を挙げているファン・ダイク争奪戦は、ユルゲン・クロップの魅力でレッズリードと報じられていますが、ペップの逆転はあるのでしょうか。セインツは残留させたいと考えているものの、トップクラブに行きたいというご本人の気持ちが強ければ、高額の移籍金を手に入れて新しいDFを吉田麻也と組ませようと考えるでしょう。
さて、残る2人はアーセナルとの勝負です。ヴェンゲル監督と経営陣は、週給30万ポンドも辞さずという勢いでアレクシス・サンチェスの引き留めに尽力していますが、マンチェスター・シティはそれを上回るオファーでプレミアリーグ24ゴールのアタッカーを獲得しようとしているとのこと。リベリー、ロッベンが下り坂に入るバイエルン・ミュンヘンが狙うのはわかるのですが、アザール、ジエゴ・コスタ、ペドロが前線に揃うチェルシーの参戦は、10番を欧州王者に持っていかれることを覚悟しているということなのでしょうか。
アーセナルが8700万ポンド(約124億円)を用意したともいわれるキリアン・ムバッペは、レアル・マドリードも興味を示しており、プレミアリーグでスピードあふれるドリブルを観るのは難しいかもしれません。「デイリー・メール」は、ファン・ダイク6000万ポンド、アレクシス・サンチェス5000万ポンド、ムバッペは1億ポンドと見積もっており、あまりに高すぎるムバッペを除く4人を獲れば、ご予算の2億ポンドで納まる計算です。
マンチェスター・シティは、強気のオファーで意中の選手たちを手中に収めることができるでしょうか。最大の懸念は、7月3日に行われるスポーツ仲裁裁判所(CAS)の聴聞会です。ヴェレス・サースフィールドのベンジャミン・ガレへのオファーが、禁じられている15歳以下の選手へのアプローチだったと認められれば、マン・シティはバルサやマドリード勢と同様に補強禁止処分を喰らう可能性があります。いずれにしても、プレミアリーグにおいては巻き返しを図るペップのチームが夏の主役になるのは間違いなさそうです。
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シティがファンダイクをとるということはやはりペップは3バックをやりたいのかもしれませんね
今季も序盤は3バックに着手してましたしバイエルン時代もやってましたから
移籍金に関してはダイクもウォーカーも高いとは思いますがメンディに関しては22歳とまだまだ伸び代がありCLでも見せた攻撃センスを見ると将来性込みでそこまで高くないのかなーと思ってしまいます
シャーザーさん>
3と4併用なのではないかと思ってみています。カイル・ウォーカーは中に入ってくるセンスがペップスタイルにはまりそうで怖いです。