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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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現地メディアが断言!「アルバロ・モラタのマンチェスター・ユナイテッド入りはもう決まっている」

ネマニャ・マティッチが本日メディカルチェックを受けると報じられ、リンデロフに続いてマンチェスター・ユナイテッドの2人めの新戦力になるようですが、イギリスメディア「エクスプレス」は、実は3人めももう決まっていると断言しています。「Morata to Man Utd: Real Madrid star to join but Ronaldo has delayed announcement(モラタはマンチェスター・ユナイテッドへ:レアル・マドリードのスターは入団するが、ロナウドがアナウンスを遅らせている)」。アルバロ・モラタのプレミアリーグ参入は正式なサインを残すのみというところまで来ているものの、クリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明なため、獲得に希望を残しているマンチェスター・ユナイテッドがモラタとの契約と発表をぎりぎりでストップしているというお話です。

もしこれが事実なら、一部で語られている「モウリーニョ監督がプレミアリーグ得点王獲得を熱望」「ハリー・ケインとモラタの2トップ」などという話は成立しないわけであります。ワールドクラスを2枚獲るほどの資金を用意しているのであれば、モラタを決めたうえで、ハリー・ケインとCR7の状況をウォッチすればいいでしょう。エリック・ダイアーの値札を見てマティッチに方向転換したといわれているクラブが、「非売品」ハリー・ケイン獲得に本気で動いたとは思えません。モラタの交渉が不調に終わったときのために照会したという程度のことでしょう。

モラタ移籍報道がヒートアップするなかで、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は火消しに走っていたようです。「彼が出ていくなどとはまったく考えていない。誰もモラタに去ってほしいとは思っていない。本人や父親とも話してないよ。私たちはハッピーだ。7500万ユーロで契約するという記事を目にしたが、実際は何もない」。欧州王者の経営トップが週末に残した言葉よりも、先頃結婚したばかりのモラタの奥様がインスタグラムでマンチェスター・ユナイテッドの公式アカウントをフォローしたというネタのほうが、説得力があるようです。「クリスティアーノ・ロナウドはジダンの説得とクラブのフォローにより残留」「モラタのプレミアリーグデビューが決まり次第、マドリードはムバッペ獲得に本腰を入れる」。イギリスのタブロイド紙が主張する展開が、最もリアリティがあります。

公式戦42試合20ゴール、リーガ・エスパニョーラで26試合15ゴール。多くの試合でベンチスタートだった選手としては秀逸な数字ですが、モラタはマンチェスター・ユナイテッドで自身初のレギュラーポジション獲得となるのでしょうか。ベンチマークしていただきたいのは、前任者ズラタン・イブラヒモヴィッチのプレミアリーグ28試合17ゴールという数字を、試合数・ゴール数とも超えること。さらにもうひとつ、初年度のプレミアリーグでは4ゴールに留まったヘンリク・ムヒタリアンにゴールマシンだった頃のプレイを思い出させてくれれば文句なしです。現地メディアの記事を読み比べると、週末にはモラタ移籍の発表があるのではないかと思われるのですが、事は順調に進むでしょうか。大いなる期待と、少々の懸念。7500万ユーロ(約95億円)ですか…。BBCがライバルとはいえ、控え選手ですからね。なかなかいいお値段です。

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