リヨンのベルトラン・トラオレ獲得で、ウェストハムのジルー獲得交渉が加速する!?
さて、ここからはロンドンのライバルに話が移ります。ベルトラン・トラオレを獲得したオリンピック・リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は、「これ以上FWを増やす気はない」とコメント。数日前、「彼はアーセナルではいい状態ではないといっていた」と獲る気満々のように語っていたオリヴィエ・ジルーは、完全に視界から外れたようです。現地メディアは、ジルーの去就について、ウェストロンドン行きが濃厚と報道。「West Ham prepared to break club transfer record for Olivier Giroud(ウェストハムはクラブレコードとなる移籍金を用意してジルー獲得の準備を進めている)」という見出しを掲げた「テレグラフ」は、プレミアリーグ164試合68ゴールのストライカーに提示されたオファーは2000万ポンド(約28億4000万円)と伝えています。現在の週給10万ポンド(約1700万円)を上回るサラリーで3年契約という条件が事実であれば、30歳のベテランは心を動かされるのではないでしょうか。パブロ・サバレタを獲得したハマーズのビリッチ監督は、プレミアリーグで5シーズン連続2ケタゴールのストライカーを攻撃の中心に据える意向のようです。
「ジルーはヴェンゲルにとって価値が高い。アーセナルの選手たちのなかで、プレイを開始してから最も早い時間にゴールを決めていた選手だ」。昨季プレミアリーグでボクシングデーまで先発出場ゼロだったにもかかわらず12ゴールを積み上げたフランス代表FWについて、「テレグラフ」は独特の表現でリスペクトしています。ヴェンゲル監督としては、ラカゼット獲得でルーカス・ペレスは放出したとしても、ジルーは手元に置いておきたいでしょう。とはいえ、出場機会を得たい本人の悩みを理解している優しいボスは、ウェストハムに行きたいという申し出があれば、快く送り出すはずです。おそらく、ラカゼット獲得もジルー退団も、そう遅くないタイミングで発表されるでしょう。
私は、ジルーが好きです。いかにもストライカーらしいニアに入り込んでのスライディングシュートを決めた直後に、普通にミートすれば入るボールをダフってしまう人間味あふれるプレイが好きです。ポストプレーはプレミアリーグ屈指の巧さ。後方からのロングボールをCBと競り、味方の足元にピタリとボールが落ちると思わずため息が漏れます。ひたすら明るいゴールパフォーマンスを見ると、サポーターでなくても心が熱くなるのですが、昨季の後半戦は「決めても笑わないジルー」が気になりました。
チームの不振、自らの境遇…ヴェンゲル監督との関係は決して悪くなかったと理解しつつも、ビリッチ監督の全幅の信頼を得て毎試合ピッチに立てれば、破顔一笑という言葉がぴったりのあの表情とパフォーマンスが戻ってくるはず。ぜひ新天地で結果を出して、いい気分で最後のワールドカップへ…。グーナーのみなさんには申し訳ありませんが、ラカゼットがいるチームでは見られない「最高のジルー」に会えることを期待しながら、今回の顛末を見届けたいと思う次第であります。
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更新ご苦労様です。
確定報道ではないものの、ハマーズにジルーですか。加えてサバレタと、、、移籍が確定したら、これまた厄介なチームになりそうですね。
ジルーには残って欲しいですね。彼を手放して、ウォルコットを残すという決断をしてしまうのであれば、疑問が残る補強になります。長く在籍したに愛着はありますが、3バックにフィットしない彼にもウエストハムの噂があったので、そちらが実現しないかな~と。あと、ジルーはラカゼットが入ってからといって、ウエストハムに出ていこうと思うかという疑問もあります。代表では序列が自分より下のラカゼットが入ってきても、ELに出れて勝手知ったるヴェンゲルのアーセナルか、スタメンはほぼ間違いなしだが多くの戦力を持て余してチームを安定させられなかったビリッチのウエストハムを天秤にかけるとアーセナルが勝つように思えます。一方、ウォルコットは3バックでは居場所がなく、代表でも今は居場所がない状態で、とにかくスタメンで活躍をアピールする必要があります。国外はリスキー、ビック7で必要とするチームはない。となれば、残留はできそうでトップ10を目指すチームへの移籍が現実的です。私の予想ジルーは少なくとも来季はステイ、ウォルコットが移籍です。
Mackiさん>
ウォルコットという話もあります。そこまでいかれたらやっかいですね。
新参さん>
ジルーは、昨季の出場時間でも不満だったようで、長期契約、サラリーUP、スタメンを揃えて口説かれたら出ていく可能性は十分あると思います。30歳を過ぎると単年や2年の契約となるクラブが多いのはわかっているので。
【私は、ジルーが好きです。】
シンプルな一言がとても良かったです。
ぼくも大好きな選手です。
FAカップ優勝だって、ジルーのクロスがあってこそでした。
コメントされている方のように「ウォルコットと比較して」とかではなく、もうすごく単純にジルーが好きなので移籍してほしくないですね。
エジルもサンチェスも好きです。ですが、エジルやサンチェスには出来ない「チームを無条件に明るくする魅力」がある選手だと思うんですよ。
他にはカソルラがいるとは思いますが、一年を通して稼働できる選手ではなくなってきています。
おそらく来期も、アーセナル恒例の「落ち込む時期」があると思うんですよ笑
そんなとき、ジルーが無邪気にゴールを決めて破顔してくれるだけで、ファンとしては救われるのですが。。。
さてどうなるか。
トラオレ…
活躍してほしいけど、なんとも…さみしい
これまでのアーセナルのFWで一番好きかも知れません。
ジルーにはアンリのような華麗さやスピードはありません。
だけどポストプレーや豪快なゴール、競り合いの強さ。
クラブへの献身さは屈指のものがあります。
FA杯にしても彼が居なければどうなっていたか。
それらを考えても必要な選手です。
同時に、一年我慢し続けたのだから、
来季もそうなら羽ばたかせてあげるべきなのか。
ジルーの将来を思えば苦しいです。
残って欲しいですが、ジルーのことを思えば移籍容認もやむなし、ということころですかね。
今のガナーズには変化が必要ということを考えると、それなりの結果を出して来たチームの代名詞がジルーなのかもしれません。よくもわるくも。
素晴らしい選手なのは疑いようがないですが、ガナーズの理想とするサッカーの中心に据えるには合わなかったということでしょうね。
移籍が決まったら大きな歓声とともに送り出したい。そんな気持ちです。
やはり、改革に痛みは付き物ですな。
ひろとさん>
そうなんです。にじみ出る人柄にやられてしまうのです。
Bさん>
いやー、さみしいですね。戻ってきてくれると思ってました。
グナさん>
10発は決めてくれるという心強さと、20に届かないもどかしさと。お別れとなりそうな雰囲気ですね。さみしいですが。
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ジルーが大好きなので、ぴったりフィットしそうなウエストハムで毎週試合を観たい気もします。
そしてジルー好きが結構居て嬉しいです
じるー さん>
あの明るさには惹かれますよね。そしてまた、勝負強い。