マフレズ、ジャン・ミカエル・セリ…どこまで本気⁉アーセナルの補強最新トピックス!
さて、そんなガナーズの補強関連ニュースが、さらに2つほど届いています。「ザ・サン」「ガーディアン」が注目しているニースのMFジャン・ミカエル・セリの争奪戦は、3500万ポンドというタグを見たローマが撤退したと報じられており、アーセナルとトッテナムがノースロンドンダービーの場外戦を繰り広げるといわれています。昨季リーグアンで34試合7ゴール9アシスト。フィジカルの強さを求められるプレミアリーグにおいて、レスターにフィットしなかったナンパリス・メンディと同じ168センチは不安ではありますが、テクニックとパスセンスは確かです。シャビ・エルナンデスやエンゴロ・カンテと比較する声もあるようですが、セリの重心はより前にあると捉えたほうがいいでしょう。
ニース躍進の象徴となったセントラルMFは、「ベンチにはいたくない。私がプレイしたがっていることを知るクラブだけを残す」と語っています。中盤の真ん中の人材が豊富なノースロンドンの2クラブは、本気で口説き落としにいくのでしょうか。エリクセンやエジルが出ていくという非常事態があれば、4-3-3のインサイドや3-4-2-1の2列めでポグバのような役割を託すのはおもしろいチョイスです。
そしてもうひとりは、1年前にも話題になったリヤド・マフレズ。2015-16シーズンにはプレミアリーグ37試合17ゴール10アシストでレスターの優勝に貢献し、PFA(イングランドサッカー選手協会)の最優秀選手に輝いたサイドアタッカーは、次のシーズンで失速。昨季プレミアリーグでは2月までPK以外でゴールを決められず、36試合6ゴールという不本意な数字に終わりました。この夏の退団を明言しながら、正式なオファーがないと不安を口にしていたマフレズは、ここにきてアーセナル移籍に近づいていると報じられています。「デイリー・ミラー」は、ガナーズがアルジェリア代表MFに4年契約を提示したと伝えており、個人合意に至ればレスターは移籍金の金額以外にうるさいことはいわないでしょう。
2人の選手の移籍話は、今のところはゴシップの域を出ておりませんが、アーセナルは本気で獲りにいくのでしょうか。ジルー、ウォルコット、ウィルシャーを放出してラカゼット、ジャン・ミカエル・セリ、マフレズは魅力的な改革に映りますが、既存のメンバーを大事にしてきた指揮官がそこまで大胆なシフトチェンジを仕掛けるイメージはありません。ヴェンゲル監督は、新シーズンに向けてどんな布陣を描いているのでしょうか。一連の動きが、アレクシス・サンチェスやエジルを失うことを想定した「損害保険」でないことを祈ります。
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ジルー放出でラカゼト獲得はスタイル的に期待も膨らみますが、昨季後半戦のジルーの出来を考えたら最高のオプションとして残って欲しくなってしまいます。
まぁラカゼトが他にさらわれそうな気がしてならないですが。。
ウォルコット、ウィルシャー→マフレズ、セリは個人的にはCL復帰が見える改革とまでは行かないんじゃないかと思うので、確実な戦力アップと言える1人を取りに行って欲しいなぁ。