マラガの新星サンドロ・ラミレスはエヴァートン、悲運のジェイ・ロドリゲスはWBA移籍決定!
レジェス、ソルダード、ネグレドなど、プレミアリーグでは力を発揮しきれなかったスペイン人ストライカーも多いなか、ポジショニングと機動力がセールスポイントの21歳は結果を出すことができるでしょうか。レギュラーとして活躍したのが昨季だけなのは気になるところですが、スペースがなくても落ち着いてプレイできるバルサ出身選手はプレミアリーグにおける成功例が多く、懸念よりも期待が膨らみます。ピックフォード、クラーセンをいち早く押さえたスティーヴ・ウォルシュFDの青写真は、着々と現実のものとなっています。
活躍してほしい選手といえば、WBAへの移籍が決まったジェイ・ロドリゲスもそのひとりです。2014年4月5日。プレミアリーグ33試合15ゴール、直近の4試合で5ゴールと最高のシーズンを過ごしていたサウサンプトンのアタッカーは、マンチェスター・シティ戦で前十字靭帯断裂の重傷を負い、次のシーズンをまるまる棒に振りました。2015-16シーズンも10試合ノーゴールと沈黙。イングランド代表の中心選手になると期待されていたジェイ・ロドリゲスは、記憶に残る試合を創れないまま27歳になりました。昨季プレミアリーグでは先発した試合が9つしかなく、24試合5ゴールは満足いく数字ではないでしょう。
「スカイスポーツ」は、WBAが支払う移籍金について、イニシャル1200万ポンド(約17億5000万円)、インセンティブを合わせると最大1500万ポンド(約21億9000万円)と報じています。ナイジェル・アトキンスに見出され、マウリシオ・ポチェッティーノの下で開花した後、ロナルド・クーマンには苦しむ姿しか見せられなかったジェイ・ロドリゲスは、トニー・ピューリス監督の期待に応えられるでしょうか。サロモン・ロンドンやマット・フィリップスと仕掛けるカウンターの切れ味に注目したいと思います。
と、この週末に移籍が決まったアタッカーの記事を書いているうちに、「スカイスポーツ」が大物ストライカーのプレミアリーグ参入が決まりそうという記事を配信しています。詳しくは、次の記事で紹介しますね。さっそく、準備します!(サンドロ・ラミレス 写真著作者/enric.lamarca.rizo@gmail.com)
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上に挙げられたストライカー以外にもルーカスペレス、ボルハ、ボージャン、アスパス、ノリートとスペイン人のアタッカーはとにかく活躍できていなかったのでかなり不安です。
クーマンがどういうプランを持っているのか分かりませんが、サンドロに期待がかかりすぎないようにマネジメントしてもらいたいなと思います。
エバートンさん>
ノリート、ボルハ・バストン、ルーカス・ペレスは現在進行形なので入れるのをためらったのですが、イアゴ・アスパスがいましたね。言葉の問題が大きいのかもしれません。