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2人のCBの新天地が決定!ジョン・テリーはアストン・ヴィラ、マイケル・キーンはエヴァートン!

長年過ごしたクラブに別れを告げたイングランド代表の元キャプテンと、昨季のプレミアリーグで頭角を現しイングランド代表デビューを果たした成長株。2人のCBが、相次いで移籍を発表しました。WBAやスウォンジーなどプレミアリーグの中堅クラブから誘いを受けながら、古巣との対戦を避けてチャンピオンシップ所属のアストン・ヴィラを選んだと報じられたのは、ジョン・テリー。1981-82シーズンには欧州を制した名門も、現在は下部リーグの中位に沈んでいます。チェルシーのレジェンドを手に入れたのがよほどうれしかったのか、ヴィラのトニー・シア会長は公式発表前にツイッターでフライング。「Welcome JT to Birmingham city…Aston Villa!Announcement shortly!(ようこそJT、バーミンガムの街へ。アストン・ヴィラ!もうすぐ発表だ!)」とはしゃいだのを、「ザ・サン」は見逃しませんでした。

週給6万ポンド(約880万円)、クラブがプレミアリーグ復帰を果たせば200万ポンド(約2億9000万円)のボーナスが支給される契約を結んだテリーは、スティーヴ・ブルース監督のチームに歓喜をもたらすことができるでしょうか。縦への速さではトップリーグに引けを取らない上位クラブを相手にしたときは、統率力と読みの速さで封じなければなりません。チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグを両方制した36歳のベテランCBの鮮やかな復活を期待したいと思います。

テリーよりひとまわり年下のマイケル・キーンは、古巣復帰の噂を一蹴してマージ―サイドのクラブを選びました。ワールドカップ出場をめざすCBの決め手は、出場機会とロナルド・クーマン監督だったようです。「このクラブを選んだ最大の理由は、監督だ。彼は僕と同じポジションで活躍したワールドクラスのプレーヤーだった。彼がめざすスタイルは自分に合うと感じた」。ジャギエルカ、アシュリー・ウィリアムズというキャプテンシーがある先輩CBがいるのも、24歳の伸び盛りには大きなプラスポイントでしょう。

エヴァートンがバーンリーに支払う移籍金は3000万ポンド(約44億1000万円)。GKピックフォード、MFクラーセン、FWサンドロ・ラミレスを獲得してクラブの背骨を強化したチームは、最も補強が必要だったポジションに申し分のない人材を連れてくることができました。次なるターゲットは、ルカクの退団が確実視されている最前線の大型ストライカーと、長期離脱中のシェイマス・コールマンの穴を埋めるSBです。オリヴィエ・ジルーのリベンジと長友佑都のチャレンジが決まれば、来季のプレミアリーグではエヴァートンの試合もすべて観てしまいそうです。絶好調のロナルド・クーマン&スティーヴ・ウォルシュFDコンビは、何人めで夏のディールにピリオドを打つのでしょうか。ウェイン・ルーニー復帰の噂もあるプレミアリーグの最古参クラブから、しばらく目が離せません。

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“2人のCBの新天地が決定!ジョン・テリーはアストン・ヴィラ、マイケル・キーンはエヴァートン!” への3件のフィードバック

  1. nor より:

    テリー引退しなかったですね。涙を湛えた優勝スピーチで発表するかな、、と中継見ていたので、ヴィラは意外でした。チェルシーファンになるきっかけでもあった選手でしたので、ぜひ新天地でも頑張って欲しいです。

  2. yuto より:

    今夏の注目株の一人であるマイケル・キーンはエヴァートンに決まりましたか・・・
    次はルーニーだ、ジルーだと景気のいい話が続きますね。
    ルカクマネーでは補え切れない段階にきているでしょうから、かなりの本気度なのでしょう。

  3. Chihaart より:

    ありがとうございます。
    キャプテン、
    リーダー、
    レジェンド。
    とりあえずユニフォーム買います。

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