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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

順調ガナーズ&スパーズ、苦しいチェルシー…プレミアリーグの移籍最新トピックス!

冬のマーケットが締まるまで、残り5日。プレミアリーグの上位クラブの補強も、いよいよ佳境に入ってまいりました。マンチェスター・ユナイテッドは以前から懸案だったサイドアタッカーにアレクシス・サンチェスを迎え、ロス・バークリーを獲得したチェルシーは、左サイドの即戦力としてローマのエメルソンを狙いつつ、前線のターゲットマンも物色。コクランとウォルコットを売却したアーセナルは、エースとトレードでムヒタリアンを引き入れ、さらにオーバメヤンとジョニー・エヴァンスを狙っていると報じられています。

マンチェスター・シティはアスレティック・ビルバオのCBアイメリク・ラポルテにオファー。ファン・ダイクを1本釣りしたリヴァプールは、コウチーニョの穴はチェンバレンやララナなどの現有戦力で埋める算段のようです。エンクドゥーをバーンリーに貸し出したトッテナムはルーカス・モウラに集中。エヴァートンはベシクタシュからFWジェイク・トスン、アーセナルからウォルコットを獲得し、アーロン・レノンをバーンリーに放出しています。チャンピオンズリーグ、FAカップ、プレミアリーグを同時進行で戦うビッグクラブは、さらなる戦力を加えることができるでしょうか。移籍関連の最新トピックスを追いかけてみましょう。

プレミアリーグのクラブが最後に新戦力獲得を広報したのは、1月25日。得点力不足に悩むサウサンプトンがモナコのFWグイド・カリージョを獲得し、ウェストハムはインテルMFジョアン・マリオをローンで手に入れています。ファルカオとケイタがいるチームでは控えに甘んじたカリージョは、マウリシオ・ペジェグリーノ監督とはエストゥディアンテス時代にともに戦っており、2013-14シーズンの爆発力を思い出せれば、セインツの残留に貢献してくれるでしょう。インテル加入1年めの昨季は30試合3ゴールとまずまずのシーズンを過ごしたジョアン・マリオは、今季は先発5試合に留まり、チームに貢献しているとはいえませんでした。中盤が薄いモイーズ監督のチームなら、正確なキックで攻撃を活性化してくれるのではないかと思います。

トップクラブに目を移すと、獲得確実といわれているのはマンチェスター・シティが動いているアイメリク・ラポルテ。既に本人と合意済みと伝えられており、バイアウト条項の6000万ポンド(約93億円)を払えば晴れて入団が決まります。ジョニー・エヴァンスのアーセナル入りも、障壁はなさそうです。ドルトムントとの我慢比べとなりつつあるオーバメヤン獲得は予断を許しませんが、WBAの主将のほうは2000万ポンドという条件を呑めば一気に進みます。一部では「1000万ポンド+ドビュッシーでオファー」とガナーズがキャッシュを出し渋っていると伝えられていますが、WBAは「お金さえ出してくれれば」というスタンスを崩さないでしょう。プレミアリーグ6位に沈んでいるクラブには、ここは気前よくお金を出してオーバメヤンとジョニー・エヴァンスを確実にゲットしてくれと発破をかけたくなります。

トッテナムのルーカス・モウラ獲得は、フランスの「RMCスポーツ」が週明けには決まる見通しと報道。マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは、それぞれ大物1名ゲットで冬は打ち止めでしょう。唯一苦しいのは、左WBとストライカーが決まっていないチェルシーです。個人合意と伝えられたエメルソンはいけそうですが、最前線の本命ジェコについては進展なし。「デイリー・メール」は、ローマとの話が進まなければ週明けには断念するだろうと予測し、オーバメヤン入団なら出番が激減しそうなオリヴィエ・ジルーや、バーンリーのオーストリア人FWアシュリー・バーンズまで挙げています。

We have two very good strikers in Alvaro and Michy. If they are not ready to play I can play striker, so I don’t think we need(アルヴァロとミヒーという2人の優秀なストライカーがいて、彼らがいなければ自分ができる。必要だと思えないな)」。「BBC」は、エデン・アザールのコメントを紹介。プレミアリーグ20試合8ゴールの10番は、「今季のベストチームは?マンチェスター・シティだろう。ガブリエウ・ジェズスとアグエロは大きくない。ロングボールで戦いたければターゲットマンがいるけど、地面でボールを走らせるなら小さいFWで充分だ」と、今の戦術には高いストライカーは不要だと主張しています。チェルシーは最前線の補強にこだわり続けるのでしょうか。ジェコが獲れるなら納得ですが、さすがにアシュリー・バーンズは…。ラスト5日、ビッグクラブの立ち回りを引き続きウォッチしていきます。

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“順調ガナーズ&スパーズ、苦しいチェルシー…プレミアリーグの移籍最新トピックス!” への2件のフィードバック

  1. ゆうま より:

    チェルシーがジルーを狙ったとして流石にアーセナルがチェルシーへジルーを売る事はないでしょうね
    コンテ監督からの余り信頼されていないらしいダヴィド・ルイスとのトレードとかなら話として面白いと思いますが

  2. ホタ より:

    チェルシーはジルーにも目を光らせている
    アーセナルはオバメヤンを獲得出来たらジルーのローン放出を検討しなくもない
    ドルトムントはオバメヤンの後釜としてモウラを狙っている
    モウラ はスパーズ移籍に傾倒

    というSky sportsの面白い記事を見ました
    まさに魑魅魍魎蠢くマーケットという感じがします笑

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