イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

冬の市場はあと2日!ラポルテ、オーバメヤン、エメルソン、ルーカス・モウラと合意報道4連発!

冬のトランスファーマーケットも残すところあと2日となります。直近1週間は、プレミアリーグの上位勢ではアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナム、チェルシーに新戦力獲得の噂が流れていました。29日のビッグニュースは、アーセナルとドルトムントがピエール・エメリク・オーバメヤンの移籍についてクラブ間合意に辿り着いたという話と、アスレティック・ビルバオでプレイしていたCBアイメリク・ラポルテのマンチェスター・シティ入団です。

ブンデスリーガとプレミアリーグの綱引きは、6000万ポンド(約92億円)を主張して一歩も譲らなかったドルトムントにアーセナルが折れた格好となったようです。2013年の夏にサンテティエンヌからドルトムントに移籍したガボン代表FWは、ブンデスリーガ142試合96ゴール。ストライカーとしての実績と昨今の移籍金の高騰を考慮すれば、夏にマン・シティ移籍寸前だったアレクシス・サンチェスと同等の額は致し方なしでしょう。ドルトムントは、このディールが成立する条件として「代役のストライカーを確保できること」を挙げており、未だ予断を許さない状況ではあります。現地メディアは、ドイツのクラブが獲得をめざすストライカーの予想に勤しんでいます。

「スカイスポーツ」は、チェルシーが放出するという噂があったミヒー・バチュアイ。「インディペンデント」は、中国の天津権健で活躍している元ケルンのアンソニー・モデスト、ナポリからサンプドリアにレンタルされているコロンビア代表FWドゥバン・サパタといった即戦力を挙げつつ、アルゼンチンのラシンでプレイする20歳のラウタロ・マルティネスにも興味ありと伝えています。バチュアイやモデストがOKならオリヴィエ・ジルーでも…と思いきや、各メディアとも一様に「候補のひとりではあるが、乗り気ではない」というような微妙なニュアンスです。今季プレミアリーグで先発出場がわずか1試合のジルーには、チェルシーが狙っているという噂もあり、バチュアイ、オーバメヤン、ジルーの3人が3つのクラブ間で取引される可能性もなきにしもあらずです。

マンチェスター・シティのCB補強については、「スカイスポーツ」の「トランスファーセンターLIVE!」が、アスレティック・ビルバオがラポルテのリリース条項が発動したことを確認と報道。「BBC」はコンプリートという言葉を使っており、ヴォルフスブルクから獲得したケヴィン・デブライネを200万ポンド上回る5700万ポンド(約87億円)がビルバオに支払われると伝えています。クラブとサポーターに別れを告げたラポルテは、既にメディカルチェックのためにマンチェスター入りしており、無事に手続きを終えれば本日中に正式発表される見通しです。いかにもペップ好みのレフティは、まだ23歳。長きに渡ってマン・シティの最終ラインを支える存在になるかもしれません。

以上の2つのディールをお伝えして、この稿は終わりにしようと考えていたのですが、つい30分前に「スカイスポーツ」が「ローマの左SBエメルソンが本日、チェルシーに移籍する予定」と掲載。さらに10分前には、「トッテナムがパリ・サンジェルマンのルーカス・モウラについて2500万ポンド(約38億3000万円)でクラブ間合意。個人の契約とメディカルを残すのみ」と打ってきました。最近まで噂になっていた選手は、「サラリーと契約年数を呑めない」とチェルシーが敬遠したエディン・ジェコ以外は、すべて最後の手続きを残すだけというところまできています。本日は、プレミアリーグのTOPクラブの公式サイトに、新加入の選手たちを歓迎する見出しが躍りまくることでしょう。いや、おもしろい!優勝はともかく、チャンピオンズリーグ出場権をどこが獲るのかは、まだまだわかりません

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