イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

注目はフレッジとジオゴ・ダロト…!? マンチェスター・ユナイテッドの補強最新トピックス!

ガレス・ベイルとクリスティアーノ・ロナウドのマンチェスター・ユナイテッド移籍報道は、近年のトランスファーマーケットにおけるお約束のネタです。夏の訪れを告げるこれらの噂を聞いても、笑ってスルーするだけなのですが、このオフのガレス・ベイルについては、ジダン退任が発表される前までは気になっていました。「出場機会を確保できないなら考えなければならない」と語っていたウェールズ代表FWは、監督が代われば残留を決断するでしょう。右サイドや中盤センターを強化したいプレミアリーグ2位クラブは、1億ポンドも必要としない即戦力を物色するものと思われます。

マルコ・アルナウトヴィッチ、アレクサンドル・ゴロビン、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ、トビー・アルデルヴァイレルト、マルコ・ヴェラッティ…。さまざまな名前が聞こえてきましたが、ラツィオのMFはすぐに立ち消えとなり、他はいずれも証拠不十分。プレミアリーグで最もリッチなクラブゆえ、何かとメディアの見出しに使われるので、モウリーニョ監督が試合を視察していたというぐらいの話では心が動きません。ささやかに期待しているのは、来週メディカルチェックという報道があるフレッジと、数日以内にアナウンスがあるはずと「テレグラフ」が伝えているジオゴ・ダロトです。ポルトでプロデビューを果たしたばかりの19歳のSBは、プリメイラリーガ6試合出場という記録しか残していないものの、スペインの2強やユーヴェが関心を示していたといわれる成長株。ポルトガルの各年代のユース代表に選ばれており、パスセンスの高さを評価されている逸材です。

マッテオ・ダルミアンとダレイ・ブリントが移籍濃厚で、バレンシアはそろそろ33歳。本職のSBが決定的に足りないマンチェスター・ユナイテッドにとっては、左右どちらのサイドもこなす器用なダロトは魅力的に映ります。ポルトとの契約が残り1年となり、1750万ポンド(約25億6000万円)のバイアウト条項があるといわれるSBについて、「テレグラフ」は既に個人合意済みと報じています。初めてのプレミアリーグで、いきなり活躍できるかはわかりませんが、将来を見据えたいい補強とはいえるのではないでしょうか。

ガレス・ベイルのように個人力で決められるワールドクラスを獲れれば、マン・ユナイテッドは確実に強くなると思われますが、アレクシス・サンチェスが加入しただけでは得点力が上がらなかったことを考えれば、高額選手の獲得よりも攻撃戦術を明確にすることのほうが重要でしょう。ポグバ、マティッチ、フレッジあるいはリンガードを中盤に配し、アレクシス・サンチェスを右で使って、レッズやスパーズのように前から追いかける戦い方をインストールできれば、プレミアリーグでペップの独走を許さないぐらいには強くなれる気がするのですが…。

2015-16シーズンに公式戦49試合17ゴールと大暴れしたマルシアル、ユーヴェ時代はボール奪取やタックル数よりもドリブル成功数とアシスト数が光っていたポグバなど、長所を活かす戦術で輝きを取り戻してくれそうな選手がいるだけに、20代後半の高額選手獲得の噂にはモヤモヤしてしまう今日この頃であります。モウリーニョ監督は、当初よりマンチェスター・ユナイテッドを攻撃的なチームにしようとしているのだと思います。なかなかうまくいかず、守備力でしのぐ試合が多い現状ですが、2014-15シーズンのプレミアリーグ前半戦で最強だったチェルシーのように、攻守のバランスがとれたチームに出会えることを期待しています。

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“注目はフレッジとジオゴ・ダロト…!? マンチェスター・ユナイテッドの補強最新トピックス!” への1件のコメント

  1. ボン太くん より:

    他の記事にもありましたが、ラッシュを試合で見たいので、2トップでのフォーメーションの戦いを見たいですねー

コメントを残す