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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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モウリーニョ監督の補強第1号は決まり⁉ フレッジがメディカルチェックでキャリントン入り!

ワールドカップロシア大会が始まる前に、決着をつけたかったマンチェスター・ユナイテッドとフレッジは、昨日メディカルチェックを実施しました。2013年に母国ブラジルの名門インテルナシオナウからシャフタル・ドネツクに移籍したMFは、中盤の軸を担う選手として3度のウクライナ・プレミアリーグ制覇に貢献。2017-18シーズンは公式戦37試合4ゴール、リーグ戦では26試合3ゴールという数字を残しています。プレミアリーグ制覇をめざすマンチェスター・ユナイテッドにとっては、キャリックの引退とフェライニの移籍で薄くなる中盤センターは、重要な補強ポイント。アレクシス・サンチェスに続き、マン・シティ入団間近といわれていた選手を横からゲットする格好となりました。

ブラジル代表としてワールドカップを戦うことが決まっているフレッジは、フレンドリーマッチのクロアチア戦に出場した後、すぐにマンチェスター入りするといわれていました。「できるだけ早く移籍問題を片付け、ワールドカップに集中してほしい」と、チッチ監督も早期決着を歓迎。移籍金5250万ポンド(約76億7000万円)と報じられていたセントラルMFのプレミアリーグデビューは、間もなく発表されるはずです。4-3-3のインサイドMFか、あるいはマティッチとのレフティコンビか。パスセンスの高さに定評がある25歳は、モウリーニョ監督の2018-19シーズン補強第1号となる見通しです。

「スカイスポーツ」は、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官がビッグサマーを謳歌すると予想。ガレス・ベイル、ポルトSBジオゴ・ダロト、ユーヴェのアレックス・サンドロ、プレミアリーグ屈指のCBトビー・アルデルヴァイレルト、ハマーズの最前線で活躍するアルナウトヴィッチと、ターゲットの名前を列挙しています。フェライニに続く放出候補は、ルーク・ショー、アントニー・マルシアル、スモーリング、ダルミアンでしょうか。ポグバの不穏な噂は未だ消え去っておらず、チェルシーからウィリアンを獲得すれば、ファン・マタの将来も怪しくなります。「払える限りのお金を遣おうとか、狂ったことをしようとは考えていない。動くとしても、多少の改善だよ」。シーズンが終わる前に補強について聞かれたモウリーニョ監督は、何かと見出しにする記者たちを牽制しておりましたが、最終ラインと右サイドには大胆な手術を施すかもしれません。

モウリーニョの片腕として、なくてはならない存在だったルイ・ファリアさんがクラブを去り、U-18のコーチだったキーラン・マッケナとスパイクを脱いだばかりのマイケル・キャリックがコーチに就任。インテルでボスと一緒に働いていたステファノ・ラピッティフィットネスコーチも、キャリントンのスタッフに加わる可能性があるそうです。アンドレアス・ペレイラやラシュフォード、マクトミネイ、トゥアンゼベ、アンヘル・ゴメス、デメトリ・ミッチェルら若手にとって、監督との距離を埋めてくれる若いコーチの存在は、プラスに作用するのではないかと思われます。弱点をカバーする的確な補強に加え、若手とベテランをうまく融合させたバランスのいいチーム作りを進めていただければと思います。まずはフレッジ、正式発表が楽しみです。(フレッジ 写真著作者/Илья Хохлов)

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