リシャルリソン獲得決定!マルコ・シウヴァ率いるエヴァートンの補強ポイントをチェック!
ワトフォードでともに働いたマルコ・シウヴァ監督とリシャルリソンは、相思相愛のようです。「彼はわれわれを助けてくれる選手だ。スカッドに競争をもたらしてくれる」と指揮官が称賛すると、プレーヤーもまた「彼は、自分がブラジル代表に選ばれるのをサポートしてくれる」と信頼を示しています。エヴァートンのサイドには、ミララス、ルックマン、カルヴァート・ルーウィン、シグルズソン、ウォルコットと多様なタイプが揃っており、フェネルバフチェにレンタルされると噂のボラシェも入れれば総勢6人。リシャルリソンは、彼らよりもゴールを生み出せることを証明しなければなりません。
マルコ・シウヴァ解任まではプレミアリーグ24試合5ゴール、ハビ・ガルシア監督の下ではノーゴールだったドリブラーには、相性のいい指揮官の下で見せた獰猛な仕掛けを期待しましょう。ボルドーでリーグアン35試合12ゴールのU-20ブラジル代表ストライカー、マルコムに3000万ポンドを投資するといわれていた(=バルサに決まってしまいましたが)エヴァートンは、バルセロナDFリュカ・ディニュに900万ポンド、ワールドカップで活躍したコロンビア代表DFジェリー・ミナにも2100万ポンドを用意していると報じられました。レイトン・ベインズ、ジャギエルカ、アシュリー・ウィリアムズらベテラン頼みとなっている最終ラインの刷新と、10ゴールのウェイン・ルーニーがトップスコアラーだった前線の得点力強化が、彼らの喫緊の課題です。
2017年1月、最下位だったうえにスノドグラスとリヴァモアという大黒柱を抜かれたハル・シティに招聘されたマルコ・シウヴァ監督は、プレミアリーグ22試合8勝3分11敗とチームを立て直したものの、残留には1歩届かず。昨季のワトフォードでは、4勝2分1敗とロケットスタートを決めながらも、エヴァートンによる監督引き抜きの噂が立ってからチームは混乱し、最後の11試合で1勝2分8敗という不振に陥ってあえなく解任となりました。オリンピアコスで開幕17連勝という2000年以降の欧州レコードを達成し、ギリシャ・スーパーリーグ史上最速の優勝を決めた41歳の指揮官は、プレミアリーグでは未だ目に見える結果を残していません。エヴァートンは上位を脅かす存在となるのか、クーマン監督が解任となった昨季の苦戦を繰り返すのか。彼らのチーム強化は、これからが本番です。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す