「クラブとして合理的に判断してほしい」…クルトワの代理人が、チェルシーに売却を迫る!
「家族のそばにいたい彼にとっては、大きな決断なんだ。チェルシーにとっても、受け入れるべきオファーなのではないか」「(チェルシーから受け取る)お金のためにいっているのだろうという意見も見かけたけど、移籍によってサラリーを増やすことだってできる。もっといいオファーを断ってるんだ。経済的な話よりも大事なことだから」
今、サインすればフィーを手に入れられるけれど、次の夏になればもらえなくなるじゃないか…クラブとして合理的な判断をしてほしいと訴える代理人の声に対して、チェルシーは沈黙しています。彼らの最大のテーマは、クルトワ売却の妥当性ではなく、代役獲得の可能性です。ファーストチョイスだったイングランド代表GKピックフォードは、エヴァートンのガードが固く、契約延長に向かっているようです。
レスターのカスパー・シュマイケルも、おそらくNG。プレミアリーグ経験があり、クルトワレベルのクオリティを期待できる人材となると、ストークのジャック・バトランドぐらいしか候補は見当たりません。チャンピオンシップに降格したポッターズのローウェット監督は「移籍期間の最後に何かが起こる可能性がある」と半ば観念したようなコメントを残しており、コミュニティシールドが終わったタイミングで、新しいニュースが飛び込んでくるかもしれません。
数年前、ダヴィド・デ・ヘアのレアル・マドリード移籍話に落ち着かない日々を過ごした者としては、売ることの是非を軽々に語れない気分があります。長くチェルシーに残ってほしい、クルトワをプレミアリーグで観たいというファンの方は、時間切れを期待しながら成り行きを見守っていることでしょう。とはいえ、3200万ポンド(約46億6000万ポンド)でクルトワを売り、3000万ポンドで降格クラブからバトランドを引き入れるというディールは、いかにも成立しそうに見えます。「チェルシーが代役を獲れずにクルトワ残留、欧州王者が別なGKを獲得、マドリード行きの可能性は消えたと判断したクルトワが契約更新」となれば、サポーターの願いは叶うのですが…。ザハを狙っているといわれるウェストロンドンのクラブが、デッドラインデー直前の主役となりそうです。
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ジエゴ・コスタはロンドン暮らしに耐えきれずに去り、適応してたと思えたクルトワもやはりですか。家族が待つとなればなおさらでしょう。個人的には帰してあげたいですが。
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ここまでスペインに帰りたがってる様子を見ると例え今シーズン残留となっても(サッリマジックでもない限り)契約延長はしないように思えるので、チェルシーがフリーで出す覚悟があるのかどうかですね。その覚悟があれば後1年かけて後任探しが出来るでしょう。
リバプールファンとしては、クルトワには早急にマドリーに行ってもらい来年以降のアリソンへのちょっかいの可能性を無くして頂きたいところですが笑