濃密だった11年、なぜ…。アーロン・ラムジーがユヴェントスとの契約に合意!
豊富な運動量とセンスあふれる攻め上がり。難しいヒールキックやピンポイントのボレーを決める一方で、イージーなシュートをふかしてしまうのもエミレーツの日常風景でした。2013-14シーズンには別な選手に生まれ変わったかのようにゴールラッシュを披露し、プレミアリーグ23試合10発という数字を残しましたが、ヴェンゲル監督の最後の年となった昨季もまた、得がたいタレントであることを見せつけたシーズンでした。プレミアリーグ24試合7ゴール8アシスト、公式戦32試合11ゴール12アシスト。2月のエヴァートン戦では初のハットトリックを記録し、ベスト4に進出したヨーロッパリーグでは4ゴールをゲットしています。
グーナーのみなさんにとって、最も忘れえぬ思い出は、FAカップファイナルにおける2度の決勝ゴールではないでしょうか。2014年のハル・シティ戦の延長戦で、ニアに空いたわずかな隙間を射抜いた一撃は何度見てもテンションが上がるスーパーショット。チェルシーとのビッグロンドンダービーとなった2017年のウェンブリーでは、同点に追いつかれた直後にジルーの折り返しを頭で押し込み、ヒーローになりました。勝負強さが光るセントラルMFは、エメリ体制でも主軸として活躍するものと思われておりましたが、プレミアリーグ21節までのスタメン起用は8試合のみ。リーグ6位につける6アシストを叩き出したものの、指揮官の信頼を得ることができず、スーパーサブとして使われる日々が続きました。一時は合意寸前といわれた契約延長の話も立ち消え、夏にクラブを離れるのは既定路線でした。
「ガーディアン」によると、ラムジーとユーヴェの契約は5年で、週給1400万ポンド(約1930万円)は年棒換算で10億円弱。クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ高給に、期待の高さが表れています。英国系の選手は、ドーバー海峡を渡ると活躍できないという定説がありましたが、アーセナルの一時代を築いたオンリーワンは、イタリアのサポーターをうならせることができるでしょうか。プレミアリーグで彼のプレイを堪能できるのも、残り17試合。マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップには、何としても出てきてほしいタレントです。ああ、無念。クラブはなぜ、契約を延長しなかったのか。イタリア行きの報に際して「われわれには彼のパフォーマンスが必要だ」と語ったエメリ監督は、なぜ彼を主軸に据えなかったのか。いくつかの疑問と悔しさを呑み込みながら、絶妙なタイミングでゴール前に姿を現す8番のアタックを追いかけたいと思います。
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グーナー同士の飲み会で「ラムジーには毎回イライラヒヤヒヤさせられる。でも、もし敵として対戦するならば結構イヤな選手だよね」と会話したのを思い出します。
ポジションなんて気にも留めず最前線まで走り込む雄志と、豪快な宇宙開発を幾度も繰り返すズッコケ加減も含めていかにも「近年のアーセナル」の象徴の一人だったように思います。
ウォルコットが去り、ジャックが去り、ヴェンゲルが去り、そしてラムジーも去るのだとしたら、ついに「私が好きになったアーセナル」が一つの時代を終えるのかなと思ってしまいます。
エメリ監督は、好きなくとも現在は支持しています。
ヴェンゲル監督が「ロマン主義」だとしたら、エメリ監督は「リアリスト」なのでしょう。
それが実際に今季はうまくいっている部分も大きいと思います。
ただし、そのリアリズムの中で居場所を失いつつあるのがロマン主義の代表でもあるようなエジルであったりラムジーなのだとしたら、、、
ファンが大切に思っている選手をどう取り扱うかというのは、多くの監督にとって悩みの種なのかもしれないなと思った次第です。
何故クラブが契約延長のテーブルから降りたのか。
当初は法外の年俸が理由ではないかと噂されていましたが、それも憶測にすぎなかったということが明らかになりました。
ならばなぜ…単純に戦力として数えられなかったのか、それとも大きく体制が変わった経営陣に新たなポリシーがあったのか。
公になることは無いのでしょうが真実を知りたいです。
残り半分の今シーズン、彼とタイトルを掲げたいと心の底から思います。
エメリさんは、報道陣に関してはのらりくらり戦法を決め込むタイプのようで、煮え切らないものがありますね。
もうさ、ラムジーを追い出すなら、エジルも追い出して、徹底的に作り直して欲しい。
金銭面でもバランスをとる必要があるようですし。
だけど、ラムジーには残って欲しかったなあ。
※エミリーさん
なぜエジルも追い出すという話になるんでしょうか?
週給1400万ポンドではなく14万ポンドでは?
エメリがラムジーを移籍させると決めたのです。エメリにとっては重要な選手ではなかったのです。
これが事実と報道されています。