イグアイン獲得、モラタはアトレティコ・マドリード!? チェルシーのビッグディールを追跡!
先週末、ミランのガットゥーゾ監督が「選手がひとたび決断すれば、説得は難しい」とコメント。2015-16シーズンにセリエA35試合36ゴールでシーズン最多ゴール記録を更新したストライカーは、当時のボスの下でプレイすることを熱望しているようです。クリスティアーノ・ロナウド、ディバラ、マンジュキッチが揃うユーヴェで戦力外となり、ミランでも納得のいくプレイを見せられなかったイグアインにとって、プレミアリーグは未知の世界。サッリ監督のスタイルを心得ているのが強みで、激しい当たりに慣れれば、類まれなるゴールセンスを披露してくれるものと思われます。
チェルシーのマリア・グラフノスカイアさんはイグアインがストライカー問題を解決するという確信が持てず、経営ボードには懸念の声があるようですが、獲得を熱望するサッリ監督が口説き落としたということでしょうか。既に合意済みと伝えているメディアは「スカイスポーツ」だけではありません。31歳のベテランストライカーを巡る交渉に結論が出れば、もう一方も動きます。ユース時代にアトレティコ・マドリードに所属していたことがある26歳のスペイン人は、長期離脱中のジエゴ・コスタの代役という難しい役割を求められます。プレミアリーグでは消える時間が長かったモラタですが、母国でリフレッシュすることによって、トップクラブの前線で貢献できることを証明したいところです。
同郷のアグエロがいるプレミアリーグでイグアインが輝きを取り戻せば、チェルシーの得点力問題はひとまず解決しますが、32歳のジルーと31歳のイグアインで次のシーズンも戦うのでしょうか。バレンシアで15試合1ゴールのバチュアイにモラタ以上の結果を求めるのは難しそうで、チャンピオンシップのアストン・ヴィラで21試合16ゴールと大暴れしているタミー・アブラハムも、同様の得点率を期待するのはギャンブルです。マリア・グラフノスカイアさんが気にしているのは、イグアインの賞味期限ではないでしょうか。レンタル移籍ならリスクは軽減されますが、モラタよりも若いストライカーに最前線を託したかったのかもしれません。
シェフチェンコ、フェルナンド・トーレス、ファルカオなどチェルシーはストライカー獲得における失敗体験が多く、2014年に36歳で復帰したドログバもプレミアリーグ28試合4ゴールと振るいませんでした。ジエゴ・コスタが母国に帰った後、満足な結果が得られていないポジションに、スペインとイタリアで結果を出し続けた点取り屋はうまくはまるのか。週末のチェルシーの話題は、ビッグロンドンダービーの結果ばかりではなさそうです。この件、しばし続報を待ちましょう。
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他サポですがイグアインをプレミアで見てみたかったので楽しみです
チェルシーのcl権は、イグアインの出来次第ですかね。アザール残留の最低条件は、Cl権の獲得だと思いますし、チェルサポとしてはドキドキの後半戦です。