「BBC」も報道!リヴァプールの最初のサインは17歳のオランダ人!?
U-19オランダ代表CBは、16歳だった2018年3月にズウォレのトップチームに昇格。昨季のエールディヴィジで15試合に出場し、欧州のビッグクラブから注目されるようになりました。189cmの長身ながら、パスをもらった選手に対する寄せの速さを強みとする選手ですが、プレミアリーグで活躍するためには当たりの強さと駆け引きもマスターする必要があるでしょう。サラーやマネと一緒に取り組むトレーニングは、オランダでは味わえない貴重な体験となるはずです。
夏になって、ファン・デン・ベルフがにわかに脚光を浴びているのは、契約期間が残り1年となったにも関わらず、延長の動きがないからです。シーズンを通じてトップチームでプレイし、手応えを得た17歳は、移籍を見越してトレーニングへの参加を見合わせているとも報じられています。マイケル・エドワーズとスカウトのハリー・ハンターが動いているということは、よほどのポテンシャルなのでしょう。ファン・ダイク、アリソン・ベッカー、ファビーニョと重要なターゲットを鮮やかにものにしてきたレッズのスペシャリストたちですが、今回は苦戦するかもしれません。懸念は2つ。ライバルが多いことと、自軍のスカッドが充実しすぎていることです。
アヤックスやPSVなど、ファン・デン・ベルフを間近で見てきたエールディヴィジのトップクラブに加えて、バイエルン・ミュンヘンも関心があると伝えられています。サンプドリアは既に2250万ポンド(約31億円)でオファー済みといわれており(※)、いざ交渉となればタグの数字はさらに跳ね上がるかもしれません。ズヴォレでリーグのスター選手たちと伍してきたCBは、どんな基準で次のステップを選ぶのでしょうか。できるだけ早くレギュラーに定着したいといわれれば、プレミアリーグのクラブはトーンダウンしてしまうかもしれません。
(※追記:移籍金の額については「Gogl.com」の情報ですが、「テレグラフ」がヒトケタ少ない225ポンドと表記しており、こちらが正しいようです。訂正させていただきます)
ファン・ダイク、マティプ、デヤン・ロブレン、ジョー・ゴメス。CBの層が厚いレッズで、ファン・デン・ベルフが戦う相手はベテランだけではありません。1ヵ月遅れの2002年1月に生まれた同郷の逸材、キ=ヤナ・フーフェルも手強いライバルのひとりです。2018年の夏にアヤックスからやってきた大器は、FAカップ3回戦のウルヴス戦でトップチームデビューを果たしており、読みのよさとポジショニングが高く評価されています。右SBやWBをこなす器用さも魅力で、アーノルドのようにFKも蹴れる選手ですが、欧州屈指の堅守を誇る最終ラインの壁は厚く、プレミアリーグデビューは少し先の話になりそうです。
このチームに入団するとなれば、しばらくはU-18やU-23でプレイすることになるでしょう。欧州王者という甘美なワードが刺さるか、レギュラーの背中がより近くに見えるクラブに逃げられるか。数年後、ファン・ダイク、フーフェル、ファン・デン・ベルフのオランダ産3バックを見られれば、プレミアリーグファンとしては盛り上がるのですが…。現地メディアは、未だ動向を追跡中。リヴァプールは、有利とも不利ともいわれておりません。
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サンプドリアが2250万ポンド?
何かの間違いでは?
自分が見た記事では獲得にかかるのは200万ポンドとのことでしたが…
ソースは「Goal.com」です。プロ契約前だったフーフェルとは違って、エールディヴィジでプレイしているので、それなりの値段は付くということではないでしょうか。ゴシップの類かもしれませんが。
telegraphには£1.79millionと表記されていますが、、
ちなみにサンプドリアは£2.25millionとも書かれています
プレミアリーグ大好き!さん>
先ほど、確認しました。テレグラフが正しいようですね。元記事がケタを間違えていたのだと思います。ギャップが大きいので、追記させていただきました。情報ありがとうございました。
読者のみなさま>
サンプドリアの移籍金表記が誤っていたようです。申し訳ありません。記事中に追記させていただきましたので、そちらをご参照ください。どうぞよろしくお願いいたします。
公式に来ましたよ!
きましたねー!