マンチェスター・ユナイテッドがマグワイア獲得でレスターと合意!…「ザ・サン」ですが。
「Man Utd ‘agree £80m Harry Maguire transfer’ with Leicester City defender set for medical(マン・ユナイテッドが8000万ポンドでレスターDFハリー・マグワイアの移籍について合意し、メディカルチェックが用意されている)」。ここまではっきり煽っておきながら、冒頭でネタ元は「ザ・サン」だと白状し、「マンチェスター・ユナイテッドの事情通はまだ合意していないといっている」などと逃げ道を確保しています。
ならば、同じ見出しを掲げている悪名高きメディアを追ってみようではありませんか。「ザ・サン」はのっけから「イングランドのエースは、明日メディカルチェックを受けるためにマンチェスターを訪れる」と明言。レッド・デヴィルズが当初レスターに支払うのは6000万ポンドで、2000万ポンドはオプションと伝えています。
総額8000万ポンド(約109億円)が事実ならば、プレミアリーグのDFとしては2018年1月にサウサンプトンからリヴァプールに移籍したヴィルジル・ファン・ダイクの7500万ポンドを超えるレコードです。7000万ポンドを拒否したレスターは、1000万ポンドを積んできたビッグクラブにノーとはいえなかったとのこと。レスターは既に代役を確保しており、昨季プレミアリーグでシュートブロック数4位のルイス・ダンクを引き入れることになるようです。
「ブライトンに渡す移籍金は4500万ポンド(約61億円)」と書かれていますが、イングランド代表デビューを果たしたばかりのCBとは思えない高額です。プレミアリーグ経験わずか2年、15位と17位で何とか残留したチームの主力は、数年前なら2000万ポンド程度で獲得できたでしょう。うーん、怪しい。レスターが新しいCBの獲得に目処が立ったからマグワイア放出に踏み切ったというストーリーに、リアリティはあるのですが…。
ダニエル・ジェームズ、アーロン・ワン=ビサカがテストマッチで素晴らしいプレイを見せたマンチェスター・ユナイテッドは、大本命のCBが加われば弱点補強は完了です。さらにブルーノ・フェルナンデス獲得で得点力を高め、シーン・ロングスタッフに中盤の守備の安定を託し、ポグバをキャプテンに任命してルカクも残すというのが今後の青写真でしょう。
「BBC」で発見できるマグワイアの名前はゴシップのカテゴリー。レスターが7000万ポンドを拒否したという「ザ・サン」の記事へのリンクがあるのみです。本稿をUPした瞬間、私は怪しいメディアの威勢のいい見出しと心中することになってしまうようです。勇み足を承知で、勇気をもってお伝えすることにしましょう。ズラタン・イブラヒモヴィッチのマンチェスター・ユナイテッド入団を3月という早いタイミングで断言したメディアを信じて。
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マグワイアならスモーンズと大差なさそう
この選手はファンダイク級の選手なのですか??(この移籍金ならそのくらい期待されますよね)
8000万ポンドなら、一億ユーロでクリバリの方がいいのでは…
まぁ、誰も来ないよりはいいと思いますが
我々世代にはやはりイングランド代表CBの主軸1人には馴染みのユナイテッド選手が常にいて欲しい…(笑)
問われるのはレスターの野心、ビジョンですね
欧州での戦いに安定して参加するチームを本気で目指すなら今のユナイテッドは激痛な売却先で、士気の面でも問題がありそうです。
カンテを送り出した頃とは違い、レスターは実力面で既に我々の目にエヴァートンクラスの中堅に映っていますし、何より我がユナイテッドもTOP2との距離よりはそちらに近い、つまりはガチンコのライバルです(笑)
亡くなった前オーナーならマグワイア本人の意志があるなら送り出しそうな感じ…というのは勝手な妄想ですが、さて。
CBの金額が高くなってしまうことは希少価値の高さもありますがタイミングの悪さもあると感じます、ファンダイクが高額移籍でもあれだけの成功となって1人加入しただけでチームを変えてしまった実績の功罪というか影響というか(ファンダイクほど凄い選手はまぁいませんが)
マグワイアは昨シーズンのプレミアの中ではファンダイク、ラポルト、アルデルヴァイレルド、リュディガーと並んで他とはランクが違うCBだったと思いますし、2シーズン続けて活躍した実績、パフォーマンスの高さ、獲得の実現性、イングランド人、など払う価値はある選手と見ています。同じく代表でシティのストーンズと比べれば明確にチームを救う働きを見せるタイプですし。
ファーディナンドの獲得当時も大金を理由に騒がれましたが結果は大成功となりましたし、どうしても優秀なCBの確保はしてもらいたいところです