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アーセナルがコウチーニョ獲得⁉ 締め切り直前の怪しいゴシップをとりあえず追跡!

ユヴェントスのルガーニ獲得が失敗に終わったのは激痛でした。2年のローン移籍と買い取りオプションという条件を提示したアーセナルに対して、キエリーニのコンディションを不安材料と見たイタリア王者は25歳のCBが必要になるときが来ると判断し、断ったようです。チャンバース、パパスタソプーロス、ムスタフィ、マヴロパノス、ホールディング。コシールニーが母国フランスに帰ることになれば、アーセナルは昨シーズンより脆弱な最終ラインでプレミアリーグを戦うことになります。

グーナーの血圧が一気に上がりそうな状況ではありますが、ハリー・マグワイアのマンチェスター・ユナイテッド移籍が決まれば、トゥアンゼベまで入れるとCBが7人になるチームからひとりゲットできるかもしれません。余剰戦力となるのはクリス・スモーリングか、マルコス・ロホか。ファン・ハール監督の下で力強い守備を見せたスモーリングも、ジョゼ・モウリーニョが指揮を執るチームでハードマーカーであることを証明したロホも、戦術にフィットさせることができれば的確なディフェンスができるCBです。ベテランを拾って今シーズンをしのぎ、頼もしくなったウィリアム・サリバの合流を待つというシナリオは、極めて現実的なのではないかと思います。

CBがライバルクラブのダブつき待ちだとすれば、自ら獲りにいく最有力候補はセルティックのスコットランド代表SBキーラン・ティアニーです。1500万ポンド、2500万ポンドと積み重ねたオファーはいずれもNGでしたが、2度めが断られた理由はセルティックが分割払いを嫌ったから。改善ポイントが明確な交渉について、「スカイスポーツ」は「デッドラインデーまでに合意する可能性は高い」と主張しています。2018-19シーズンは公式戦40試合1ゴール6アシスト、3年連続でリーグ最優秀若手プレーヤー&ベストイレブンの有望株は、昨季プレミアリーグで11アシストを記録したリヴァプールのアンディ・ロバートソンに負けないパフォーマンスを披露してくれるのではないでしょうか。モンレアルの後継者を獲得するかどうかは、ガナーズの意志と資金力にかかっています。

さらにもうひとつ、アーセナルに関する怪しいゴシップが舞い込んできました。いち早く伝えた「デイリー・ミラー」は、「どこかわからないが、フィリペ・コウチーニョ獲得をめざして正式なオファーを提示したクラブがある」「バルセロナは1年後の購入義務が付くなら合意する」と報道。この記事がリリースされた1日後に、「スカイスポーツ」と「フットボールロンドン」が、アーセナルが買い取りオプション付きのレンタルでブラジル代表MFを獲ろうとしていると伝えています。プレミアリーグ152試合41ゴール35アシスト。レッズで8シーズンを過ごしたプレーメイカーについて、経験や実績を吟味する必要はありません。しかし…。

オーバメヤン、ラカゼット、ニコラ・ペペ、コウチーニョ、エジルがピッチに揃うと聞けば、ルーカス・トレイラの過労対策、ダニ・セバージョスの起用法、イオビの伸び悩み回避策など頭の中でさまざまなクエスチョンが躍り出します。ミキやムフタフィ、モンレアル、エルネニーらを今季中に売却する算段がつくなら荒唐無稽な話ではないのかも…いや、どうでしょう。ニコラ・ペペやウィリアム・サリバの移籍金を1年後も払わなければならないクラブが、ローン地獄で首が回らなくなるのも心配です。

最終ラインに目をつぶって4-3で勝ち続ける…無謀に感じられる目論見が成功したといえるのは、101ゴール50失点でプレミアリーグ制覇にあと1歩まで迫ったSASのリヴァプールぐらいです。テンションが上がるゴシップですが、やはり集中すべきはCB獲得と余剰戦力の売却でしょう。エドゥTDには釈迦に説法だと思いつつ、「上半身に筋肉をつけすぎると膝を痛めます」と進言したくなります。

ざっと数えたのですが、アーセナルがコウチーニョを狙っていると報じたイギリスメディアは30以上ありました。ホントかどうかよりも、おもしろさを優先するフットボールの母国の底力をあらためて感じた次第です。…てか、この話、いつものアレですよね?まさか⁉

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“アーセナルがコウチーニョ獲得⁉ 締め切り直前の怪しいゴシップをとりあえず追跡!” への5件のフィードバック

  1. shiiin より:

    更新お疲れ様です。
    さすがにコウチーニョはあるらないですかね。
    いい選手なのは間違いないですが、前線はエジルが退団はしない限り必要ないでしょう。

    バルサ戦のときに、コウチーニョについてバルサと話し合いをする、ようなニュースが出てるようですが、実はコウチーニョではなく、ウンティティなのでは?と思ってます。
    ティアニーをとるにしろ、来年のサリバまでの繋ぎとして、経験と実力のある選手をレンタルで一人欲しいですね。

  2. エミリー より:

    上半身に筋肉をつけすぎると、膝をやられる。
    見事な喩えですね(笑)
    と言うか、すでに下半身の脆さが一番の課題だったのに、ペペフィーバーでうやむやにされたら困ります。
    あとわずかな時間で、獲得できたら良いのですが、ムスタフィを売れる状況じゃなくなってるのかもし れませんね。
    頼むぞ、エドゥ~~~!!

  3. ガナーズぺろ より:

    ガナーズのいいところは、攻撃がきれいで見ている者を感動させるところではあります。

    ただ、、格下相手だとゴール前を固められて、カウンターを仕掛けられて負けるのもガナーズです。 バスを停められた相手にウィンガーが仕掛けてそこをこじ開ける、カソルラのような思いがけないパスでゴールをこじ開けるのも課題です。
    本当に強力なcbが来たらガナーズは3位に入れるはずなんですが。。 CBよー。力強く対人に優れた選手よ。アーセナルへ来てくれー

  4. かーど より:

    ユベントスは何でルガーニ断ったのかちょっと不思議ですね。キエッリーニがスペとはいえボヌッチ、デリフト、デミラルと人数揃ってるし
    言い方悪いけど今のアーセナルならレアルがセバージョスでやったみたく足元見てレンタルだけさせるような交渉も出来たと思うんだけどなぁ

  5. Davinci より:

    ホールディングとベジェリンが復帰し、ティアニーが獲得出来れば昨シーズンより脆弱ってことは無いんじゃないですかね。

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