ディバラ破談、ポグバ残留、ポルトガル代表も…マン・ユナイテッド絡みの移籍話が続々終了⁉
こうなると、気になるのはルカクの去就です。マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグ28ゴールという数字を残したストライカーは、望んでいたセリエAのクラブへの移籍を実現できるのでしょうか。ユーヴェもインテルも、7500万ポンド(約97億円)という高額の移籍金を気前よく払うとは思えません。マン・ユナイテッドとしては、プレシーズンに17歳のメイソン・グリーンウッドが素晴らしいパフォーマンスを披露したこともあり、必ずしもルカクの代役を必要としないという見方もあります。
マーカス・ラシュフォード、アントニー・マルシアル、アレクシス・サンチェス、そしてグリーンウッド。結局は、プレミアリーグNo.1の高額サラリーを得ている7番が活躍してくれるのが最高のアンサーというわけです。デッドラインデーにルカクの移籍が決まらず、新たにストライカーが獲れない状況になったとしても、しかるべきオファーがあれば、マン・ユナイテッドはベルギー代表を手離すかもしれません。
ポグバ移籍&ミリンコヴィッチ=サヴィッチ獲得というもうひとつのディールについても、スールシャール監督が「ポグバがクラブのために戦いたいと考えていることを疑う余地はない」と発言したことで、立ち消えになる見通し。1ヵ月以上前に個人合意と報じられてから進展がなかったブルーノ・フェルナンデスは、既にトッテナム移籍に傾いているといわれており、昨季プレミアリーグ6位のクラブはジ・エンドと判断したようです。
4つのビッグディールがパラレルで進むカオスが続いておりましたが、最終的に残ったのは「ハリー・マグワイア獲得、移籍金次第でルカク退団」の2つのみ。ディナモ・ザグレブのU-21スペイン代表MFダニ・オルモを3500万ポンド(約45億円)で獲るという話が出ていますが、ブルーノ・フェルナンデスに倍額を払うより21歳の伸びしろに期待するほうがベターと判断したのでしょうか。いざ蓋を開けてみれば、ワン=ビサカ、ダニエル・ジェームズ、マグワイアにマンジュキッチかダニ・オルモを加える程度の「よくある夏」で終わる可能性が高まっています。
プレミアリーグのビッグ6で最も派手に立ち回ったのは、4500万ポンドしか予算がないといわれ、7月中旬まで沈黙をキープしていたアーセナル⁉マルティネッリ、ダニ・セバージョス、ウィリアム・サリバ、ニコラ・ペペを獲得したクラブが、フィリペ・コウチーニョ、キーラン・ティアニーに加えてCBまで獲ったら、サプライズを通り越して極上のホラーです。プレミアリーグのデッドラインデーまで残り4日。それぞれのクラブが最後に加えようとしているターゲットは相当絞られた感がありますが、新しい事件は起こるのでしょうか…⁉
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MFは獲得しないでマクトミネイを使ってほしいです。プレシーズンの彼はとても積極的に攻守に関わり、気合いも入っていてシュートもよく打っていました。
エレーラ、フェライニ、スコールズを合わせたような選手になれるのではないでしょうか。(言い過ぎかな)