ナタン・アケが7500万ポンドって…現地メディアが報じた若手CBの法外な移籍金に愕然!
年末年始だけの輝きを鮮明に記憶していたボーンマスのエディ・ハウ監督は、2017年の夏にセンス溢れるレフティの獲得を画策しました。移籍金はクラブレコードとなる2000万ポンド。入団してすぐに最終ラインの統率をまかせられたナタン・アケは、2017-18シーズンからのプレミアリーグ76試合で全試合出場を果たしています。16歳でスタンフォード・ブリッジに引っ張られたオランダの神童にとって、パスワークを大事にするエディ・ハウのチームは相当居心地がいいのではないでしょうか。的確なパスワークと冷静なカバーリングが光るオランダ代表CBは、今やボーンマスに欠かせないタレントです。
いずれはダヴィド・ルイスとコシールニーを足して2で割ったような選手に育つのではないかと期待していたナタン・アケは、ボーンマスで3年めのシーズンを始めるものと疑っておりませんでした。ところが…。デッドラインデー直前に突如スポットライトを浴びることになったのは、ハリー・マグワイアが移籍を決断したからです。守備の中心選手を抜かれたレスターと、ライバルクラブとのマグワイア争奪戦に敗れたマンチェスター・シティが、獲得を目論んでいると報じられました。プレミアリーグ王者が興味を示していると伝えた「レキップ」「トークスポーツ」は、彼らの評価額は4000万ポンドとしていますが、問題は「スカイスポーツ」です。レスターの後釜探しをレポートしたメディアは、バーンリーのタルコフスキーならクラブレコードとなる4000万ポンド超え、ナタン・アケは7500万ポンドと主張しているのです。
ナタン・アケ=ファン・ダイク?
いやいや、それはないでしょう。プレミアリーグ14位の中心選手で、オランダ代表は5試合のみ。ワトフォードで1年、ボーンマスで2年しかフル稼働しておらず、セルティックとセインツでCLやELを経験したファン・ダイクほどの評価は得ていません。ワールドカップでレギュラーとして体を張ったマグワイアなら、8000万はともかく高額のタグが付くのはわかりますが、今のナタン・アケはマン・シティの値付けが妥当でしょう。
「スカイスポーツ」の法外な値段に息を呑みつつも、ペップの下で戦うことになったら大ブレイクするのではないかとテンションが上がりましたが、ボーンマスが彼を手離すという結末は考えられません。ユヴェントスの右SBジョアン・カンセロを狙っているといわれているクラブは、コンパニの穴を埋める補強に打って出るのでしょうか。マティッチがつぶやいていた「フットボールの世界は何でも起こりうる」という言葉が頭から離れない季節です。(ナタン・アケ 写真著作者/Franziska)
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£40mは妥当な値段ではあるものの、ホームグロウンであることや同じリーグ内の移籍、開幕目前のこの時期であることを含めると£75mくらいじゃないとボーンマスとしては売れないでしょうね。
絶対的な値段なんてものはないですから、値段というのは需要と供給で決まるわけで、供給側のボーンマスからしたらこの値段を付けたがっても不思議ではない。
たしかに絶対的な値段はないですもんね
しかしブルーズサポとしてはアケがそんな扱いになってるのにビックリ笑