マンジュキッチがマンチェスター・ユナイテッド移籍で口頭合意⁉それならいっそ…!
タミー・アブラハム、セルヒオ・アグエロ、ピエール・エメリク・オーバメヤン、ラヒム・スターリング、ハリー・ケイン、サディオ・マネ。ライバルクラブには、今季プレミアリーグで5ゴール以上のアタッカーがいるのに対して、エースのラシュフォードは3ゴール。マルシアルが負傷欠場となると、ベンチにはグリーンウッドやタヒス・チョンしかおらず、ルカクとアレクシス・サンチェスがいなくなった前線の駒不足は深刻です。
マンチェスター・ユナイテッドは、夏に獲得すべきだった点取り屋にアプローチしていると報じられています。33歳になったマリオ・マンジュキッチは、昨季セリエAで9ゴールを挙げながらも、サッリ新監督の下ではリーグ戦出場ゼロと燻っています。
イタリアメディア「トゥットスポルト」は、プレミアリーグ12位のクラブとベテランストライカーは、既に口頭合意に至ったとレポート。「ザ・サン」「デイリー・ミラー」「ESPN」がこの情報をフォローし、1月1日にマンチェスターにやってくると報じています。バイエルン、アトレティコ・マドリード、ユヴェントスと名門クラブを渡り歩いてきた点取り屋は、カタールのアルラーヤンが提示した年俸700万ポンド(約9億6000万円)のオファーを断り、欧州に残ろうとしているとのこと。最後のトップリーグであるプレミアリーグチャレンジを熱望しており、ゴール欠乏症に悩むクラブとは相思相愛のようです。
「マンチェスター・ユナイテッドは、エムレ・ジャンもほしがっている」「ユーヴェはポグバとのスワップを要求している」など、一部で話が膨らんでいるようですが、ややこしい交渉にせずにストライカーを加えられるなら、獲るべきでしょう。同じくプレミアリーグ未体験だったゴンサロ・イグアインが半年でユーヴェに戻ったのは気になるところですが、「スールシャールとラシュフォードありき」で考えるなら、安価で獲得できそうなマンジュキッチにさほどのリスクはありません。
問題は、「マン・ユナイテッドにスールシャール監督と心中する覚悟があるか」です。新たな監督にスイッチする可能性があるなら、就任後に意向を確認したうえで、ラシュフォードのポジションを脅かす本格派を獲りにいくという選択肢もあると思います。完全に後手にまわった感があるストライカー獲得ですが、逆ギレ気味に「古きよきマンチェスター・ユナイテッドの復活」「ファーギーズならぬオーレズ・フリッジリングスの実現」といったスールシャールのおとぎ話を盛り上げるなら、もっといい選択肢があるのではないでしょうか。
若手を邪魔しないスーパーサブ、ハビエル・エルナンデス「チチャリート」。セヴィージャで途中出場3試合のメキシコ代表は、古巣のほうが出場機会を得られるかもしれません。…いえ、「クラブにとってそちらのほうがいい」といっているわけではありません。あくまでも、おもしろさ重視のチョイスです。あまりにも厳しい状況に、何らかのエンタメがほしい今日この頃なのであります。ゴシップだらけで針のむしろのような2週間をやり過ごした後、最初の試合がリヴァプール戦というのは、なかなかヘビーですね…。(マリオ・マンジュキッチ 写真著作者/Анна Нэсси)
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マンジュキッチはいい選手だとは思うんですがプレミア初挑戦なのと年齢が気になりますね。
なら、最初から夏にフリーだったジョレンテを補強しておけばよかったのにという話です。
僕はスールシャールは一刻も早く解任するべきだと思っていますが、仮に続投させるなら若手路線を貫くべきだと思います。
続投させるなら補強もマンジュキッチではなくピョンテクあたりを狙うべきでしょう。