イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

冬は動くかリヴァプール…現地メディアがライアン・フレイザーの獲得交渉開始とレポート!

クリスティアン・エリクセン、ウィルフリード・ザハ、ライアン・フレイザー。夏のマーケットで移籍志願と報じられながら、クラブの引き留めによって残留した選手たちのパフォーマンスが落ちています。昨季プレミアリーグで35試合8ゴール12アシストのエリクセンは、移籍騒動の余波で出遅れて先発7試合に留まり、12節終了時点で10試合1ゴール1アシスト。彼とデル・アリの不振が、プレミアリーグ14位というトッテナムの停滞とリンクしています。

アーセナル入りが騒がれたザハは、1試合あたりのドリブル成功数4.6回でプレミアリーグNo.1の座をキープしているものの、12試合に出場して未だゴールゼロ。クリスタル・パレスのパリッシュ会長と蜜月といわれる自らの代理人に対して、移籍失敗を咎める訴訟を起こしたといわれており、プレイに集中できていなかったのかもしれません。

エリクセンはレアル・マドリード、ザハは古巣マンチェスター・ユナイテッドへの復帰が取り沙汰されており、年明け早々に現地メディアを賑わすことになりそうです。そんななかで、彼らよりもひと足先にリアルな話が出回っているのが、ボーンマスのライアン・フレイザーです。2018-19シーズンにプレミアリーグ38試合7ゴール14アシストという秀逸なスタッツを残したスコティッシュは、新シーズンは11試合1ゴール2アシスト。アーセナルへの移籍を諦めた25歳のサイドアタッカーもまた、ゴールへの関与度が下がっています

夏に契約満了となるライアン・フレイザーについて、1月にクラブを離れる可能性大と主張しているのは「talkSPORTS」。最新の記事が伝えるトップランナーは、プレミアリーグ首位を快走するリヴァプールです。「Liverpool in advanced talks with Bournemouth over Ryan Fraser transfer in January and deal could involve Harry Wilson(リヴァプールは、ライアン・フレイザーの1月の移籍についてボーンマスと高度な交渉を進めており、ハリー・ウィルソンの取引が含まれる可能性がある)」と題されたレポートは、冬に決めなければ移籍金ゼロで手離すことになるボーンマスが、積極的に売ろうとしていると報じています。

「ライアン・フレイザーとエディ・ハウの結びつきは以前ほど強くない」。移籍志願のプレーヤーと説得を諦めた監督の典型と伝えたメディアは、夏に2500万ポンド(約35億円)といわれていた移籍金は1000万~1500万ポンド(約14億円~21億円)まで下がると見積もっています。サラー、マネ、フィルミーノの最強3トップの一角が欠けても戦える構えを取りたいリヴァプールにしてみれば、左サイドをまかせられる即戦力を手頃な価格で獲れるとなれば、ためらう理由はなさそうです。ボーンマスに貸し出しているハリー・ウィルソンを完全移籍にスイッチするというオプションを付ければ、タダ同然のディールに持ち込めるかもしれません。

ライアン・フレイザーが加わるとなると、今季プレミアリーグで途中出場2試合に留まっているシェルダン・シャキリの去就が気になります。トップ下と左右のウイングをこなせるスイス代表は、レギュラーとして活躍できるクラブに移籍することになるのでしょうか。28歳と25歳を入れ替え、シャキリの売却益が手元に残れば、リヴァプールとしては願ったり叶ったりでしょう。マーケット再開まで7週間。どうなるか、見てみましょう。(ライアン・フレイザー 写真著作者/Анна Джалалян)

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“冬は動くかリヴァプール…現地メディアがライアン・フレイザーの獲得交渉開始とレポート!” への6件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    フレイザーには興味無しって番記者に速攻で否定されてます笑
    今夏前一枚探してたのは事実みたいですけど誰になるんですかね。
    チュクウェゼを追いかけてるって話は耳にしますけど…。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    ハリー・ウィルソンを出すなんてリバプールにとっちゃ大損の取引でしょう。ありえない。

  3. じゃこ より:

    ハリ-・ウィルソンを出しライアン・てフレイザー獲るとか絶対反対です!
    わざわざそんな事してまで左サイドの選手欲しかったなら、ライアン・ケント残すべだったかと!
    シャキリと交換と言われれば・・・うん、まぁそうか。ちょっと若返りか。 となりますが。
    それでも昨期のようなシャキリが確変に入る時期もあるでしょうし、Liverpoolでの実績も見れてるので計算しやすいと思うんですけどね。

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    全然関係ない話題で申し訳ないんですが レスターの記事読めないの僕だけですかね?

  5. 和田ピコ太郎 より:

    ハリー・ウィルソンがプレミア屈指の選手に成長すればレッズファンにとって最高ですが、クロップにとってはまだまだなのでしょう。ベン・ウッドバーンの時もそうでしたが、誰もが‘「え、トレント・アレクサンダー?ウッドバーンでしょ」と思ったはずです。今、週を追うごとに怪物化するアレクサンダークロスやトレントチェンジパスを見るたびに、やはりベンではなくアレクだったのだなとボスの眼力に唸らされます。今リバプールが目指す目標は何年か前に比べて遥か上に設定されています。未来のスター候補生も大事にしながら、今はプレミア屈指レベルの即戦力が優先かと思います。ベンもこれから先はどう化けるかわからないですしね。ライアン・フレイザーが来るなら最高ですね。このコメント欄でうるさいくらい前線の補強を書いていたので(汗)。頼む、ムバッペとフレイザーでプレミア制覇を!(笑)

  6. アイク より:

    二年ぐらいですぐに移籍騒動を起こしたり、拝金主義のような選手、ポグバとか、スターリンとかは、取らないでしょう。ムバッペや、ネイマールのパリの選手も。
    今までクロップがとった選手で、ケイタ以外は、加入時から、何倍も成長しています。ワイナルダムとかでも、最初は危なっかしくて、ひやひやしていました。クロップ前にいた選手も、ロブレン以外、クロップ後、数倍成長しています。
    結局、成長性があって、インフレでなく、問題を起こさない、移籍騒動にならない、そういう健全な選択をしてきていると思います。全く無理する必要もなし。
    今のリバプールなら、来たいと思っている若くて有望な選手がわんさかいるはずで、100億以上で、取る必要性もないでしょう。リバプールが誘って給料面で交渉になる選手はいらないでしょう。
    フランスあたりからの移籍情報は、去年あたりから、ほとんどガセ。ガセネタで、値段釣り上げられて高値つかみの、アーセナルはかわいそうですが。
    ヴェルナーだけは、何度も話が出て、本人も契約一年残りで移籍せず、なので、もしかしたら、格安で、引き取るのを狙っている可能性を疑っています。ケイタで、損させられたので、その分取り戻そうとしている・・・・笑

    —–
    更新ありがとうございます。また移籍ゴシップに一喜一憂する楽しい日々が始まりますね。
    レッズ前線の補強問題は長引いてますね。チェンバレンはよくやってると思いますが、オリギ、シャキリ、ケイタは連携面がもう一つ…。よほどタスクが複雑なんでしょうか。器用な選手が欲しいなと、強烈なブーイングを浴びてなお輝くスターリングを観ながら複雑な気分になりました。

和田ピコ太郎 へ返信するコメントをキャンセル