イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

4000万ポンド+ジャカ!? アーセナルがレスターのエンディディにオファーってホントですか…?

プレミアリーグ18試合5勝8分5敗で11位に沈んでいるアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督が指揮を執ることになった1996年以降、これだけ厳しい状況に追い込まれたのは初めてです。彼らのスタッツをチェックすると、最も驚かされるのはベルント・レノのセービングに関する数字です。ビッグ6のGKが、オンターゲットを喰らったランキングでTOPに立つのを初めて見ました。打たれた本数は、唯一の3ケタ。100本のうち73本をストップしたガナーズの守護神は、セーブ数でもプレミアリーグNo.1で、セーブ率73%はデ・ヘアやエデルソンを上回る5位にランクされています。

ウナイ・エメリとフレディ・リュングベリが改善できなかったのは、最終ラインにおけるマークの徹底度と、ボックス手前に広がるスペースのカバーリングです。ミケル・アルテタ体制となったチームは、冬のマーケットで戦力を増強すると目されていますが、獲得候補としてウィルフリード・エンディディの名前が挙がっているのはひとまず納得です。ブレンダン・ロジャースのレスターで4-1-4-1のアンカーを担う23歳は、今季プレミアリーグにおけるタックル数ランキングで75本のリカルド・ペレイラと1本差の2位に着けており、インターセプト50回はリーグNo.1。ヴァーディーを走らせるロングフィードや、左右に散らす視野の広いプレーメイクも魅力で、プレミアリーグ2位に躍進したチームになくてはならない存在です。

複数の現地メディアが、アーセナルが「4000万ポンド(約56億6000万円)+グラニト・ジャカ」という驚愕のオファーを検討していると伝えています。高額の移籍金に、2ヵ月前にはキャプテンだった選手を付けるという破格の条件は、さすがにないのではないかと思うのですが…。このディールが成立すれば、アーセナルはプレミアリーグの上位に返り咲くでしょう。リヴァプールはファビーニョ、ペップはロドリとフェルナンジーニョ、チェルシーはジョルジーニョ&カンテと、上位クラブが間に合っているポジションゆえ、移籍金がむやみに上がらないのは好条件ではあります。

とはいえ、ガナーズがいくら札束を積もうとも、レスターにとっては絶対に出せない選手でしょう。CL出場権獲得がリアルな目標になっているロジャース監督は、エンゴロ・カンテがいなくなった後のレスターの足跡を覚えているはずです。エンディディにとっても、プレミアリーグで優勝を争っている最中に、ボトム10で苦しんでいるクラブに移る動機はなさそうです。ジェームズ・マディソン、ティーレマンス、ナンパリス・メンディ、デニス・プラート、チョードリーと中盤センターやインサイドで活躍できるヤングスターが揃っているチームが、27歳になったジャカを求める理由も見当たりません

セントラルMFやアンカーは、戦術の軸となるポジション。プレミアリーグの下位を見渡しても、シーズンの途中でレギュラークラスを出してくれそうなクラブはありません。即戦力を獲るならCB。中盤についてはルーカス・トレイラを完全固定で戦うと腹を括ったほうが、チーム力は高まるのではないかと思います。2015-16シーズンのレスターとコンテ監督のチェルシーはエンゴロ・カンテが中盤の底を締めており、プレミアリーグ史上最多勝ち点のマンチェスター・シティにはフェルナンジーニョが君臨。モウリーニョ監督の下で2位にジャンプアップしたマンチェスター・ユナイテッドは、ネマニャ・マティッチを外せませんでした。

エンディディも、彼らと同様の存在です。レスターは手離さないでしょう。アルテタの選択肢は4つ。ロングスタッフやデクラン・ライスに目を移すか、外国から調達するか、若手を抜擢するか、今いるタレントを使いこなすか。プレミアリーグのなかで獲得するのは難易度が高く、外国の選手はフィットに時間がかかるリスクがあり、若手にこれといった選手がいないとなれば、現状のスカッドを活用するしかありません。

グエンドゥジ、ジャカ、ルーカス・トレイラとコロコロ変えるのをやめて、まかせる選手を決めるのが最もリアルな選択なのではないでしょうか。クロップもペップも、ランパードもスールシャールも、11月にやってきたモウリーニョも、最も重要なひとりを聞かれれば即答するでしょう。エンディディが獲れれば盛り上がりますが、ここは冷静になって、そのポジションに最もフィットする選手を指名していただければと願っております。試合に出場し続ければ、いずれ輝くと思います。彼はそこが本職ですから。

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“4000万ポンド+ジャカ!? アーセナルがレスターのエンディディにオファーってホントですか…?” への3件のフィードバック

  1. エミリー より:

    まあ、ハッタリ記事だろうと思われます(笑)
    レスター躍動の、重要なパーツとして機能するこの選手を売るワケがないです。
    そして、このジャカの扱いを、アーセナル陣営にやってほしくないですね。
    手放しで評価出来る選手ではなかったけど、一生懸命にやってくれた選手なのは理解してるので、もう少しましな送り出し方があると思います。
    で、レスターがジャカを欲しがるとは思えないし。

    そして、不調のアーセナルに文句タラタラで言葉にするのを忘れてしまいがちですが、レノの活躍なくしては、引き分けは負けになっているわけで、降格争いチームになるのを救ってくれてるんですよね。
    とんでもないところに来ちまった!と腐らず、チームの建て直しを見守っていて欲しいです。

  2. やす より:

    飛ばしじゃないですか⁈
    分割でしかぺぺを買えなかったのにそんなお金あるとは思えないです。

  3. 海苔助 より:

    痩身のアンカープレミアで張ってたアルテタが、プレスのキツいプレミアでのボール捌きトレイラに仕込んでくれたらと思います
    オバメやエジル、トレイラが現状本当に巷で評価されるようなバロンドール級の選手ならアーセナルはもっと勝ってるし、戦術のプロも迷わず起用するでしょう。
    あとモウリーニョはジャカ大好きだと思いますよ。戦えるしプロ意識も申し分無いし泥水被る責任感もある。何故ドレッシングルームがオバメやベジェリン、レノよりジャカを選んだのかもう一度考えた方が良いかと。

コメントを残す