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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

今度こそ決まる⁉ マン・ユナイテッドがブルーノ・フェルナンデス獲得に6500万ポンドを用意!

「ザルツブルグの南野拓実が、移籍金725万ポンドでリヴァプール入団」という華やかなニュースで幕を開けた2020年冬のマーケットですが、新戦力獲得が解禁されて2週間が過ぎても、ビッグクラブに動きがありません。プレミアリーグ関連の主な「Done Deal」を追うと、1月3日にシェフィールド・ユナイテッドがジャック・ロドウェルをフリーエージェントで獲得。バーンリーでは出番がなかったチェルシーのドリンクウォーターが、アストン・ヴィラにレンタル先変更となったのは1月7日で、その3日後にエヴァートンのジェンク・トスンがクリスタル・パレスにローン移籍と発表されました。12日にノリッジが獲得したのはヘルタ・ベルリンのMFデュダで、こちらもローン。プレミアリーグ最下位のクラブは、翌日にホッフェンハイムのMFルーカス・ラップを完全移籍で引き入れています。

アストン・ヴィラが、37歳になったペペ・レイナをACミランから借りたのも1月13日。ここまでの完全移籍は南野とルーカス・ラップのみで、2000万ポンドも動いていないでしょう。テコ入れが噂されているマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシー、アーセナルは、ターゲットとの交渉を進めているのでしょうか。エリクセンがインテル、ムスタフィがガラタサライなど、ロンドン勢は売却に関するゴシップばかりがメディアの見出しとなっています。実際にオファーがあったと報じられているのは、マンチェスター・ユナイテッド。夏に獲得寸前といわれていたブルーノ・フェルナンデスに再度アプローチしているようで、「スカイスポーツ」「ミラー」「テレグラフ」「ザ・サン」などに加えて「BBC」まで記事にしています。

最も過激な見出しを掲げていたのは「エクスプレス」で、「マンチェスター・ユナイテッドは24時間以内にディールを完了できる」とまで踏み込んでいたのですが、数時間後には「マンチェスター・ユナイテッドは大きな過ちを犯した」とトーンダウンしていました。最初の記事はポルトガルのメディアからの引用で、アンヘル・ゴメスの譲渡で移籍金を下げるというプランで決まるという話だったのですが、都合のいい提案はスポルティングCPに拒否されたようです。

現在は、多くのメディアの見解が一致しており、6500万ポンド(約93億円)のオファーを準備中とのこと。以前からプレミアリーグでプレイしたがっていたブルーノ・フェルナンデスは乗り気で、サイラス監督は「ブルーノの退団後を考える必要があるようだ。認めたくはないが…」と、エースを失う可能性があることを認めています。

昨季は公式戦53試合32ゴール18アシスト、今季もこれまでの公式戦25試合で15ゴール13アシスト。2シーズン連続で出色の数字を残しているアタッカーは、夏に獲ってほしかった選手です。本人もスポルティングもOKといわれていた話が流れたのは、エリクセンやジェームズ・マディソンと天秤にかけていたマン・ユナイテッドが、ルカクの売却が遅れたこともあってデッドラインデーまでに対応できなかったからでしょう。彼の入団により、ラシュフォードとマルシアルが自由になるシーンが増え、ポグバやマタのチャンスメイクがより結果につながるようになるのではないかと期待しています。

1年以上もゴールとアシストがないリンガードに代わって、大半の試合でゴールかアシストを決めているポルトガル代表が加われば…。今度こそ決まると信じております。チェルシーのと差は5ポイント。2月17日のシックスポインターで勝てれば、TOP4フィニッシュがリアルな目標になるのではないでしょうか。とにかくテンションが上がりますが、夏の落胆を思い出し、心を静めて朗報を待つこととしましょう。

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