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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

マン・ユナイテッドもチェルシーも、ぎりぎり成立!プレミアリーグのデッドラインデーLIVE!【後編】

現地は1月31日、もうすぐ0時。デッドラインを過ぎ、ジャーナリストもクラブのサポーターも、日本から見守るわれわれも、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの着地を待ち続けています。パリにいたハキム・ツィエクは、チェルシーの不手際によってローン移籍はNGとなってしまったようです。

締め切りが終わって1時間、「BBC」の「トランスファーデッドラインデーLIVE」が、「フラムがブライトンDFシェーン・ダフィーと契約締結」という速報を配信。同じ頃、ファブリツィオ・ロマーノさんから待望の「Here we go」が放たれました。

「エンソ・フェルナンデスは、チェルシーの新戦力! 2031年6月までの契約は、ベンフィカ、選手、クラブがすべての文書にサインしている 。メディカルテストも完了。前金4000万ポンドで、6回の分割払い。ベイリーとエグバリ、経営ボードは24時間で狂気を巻き起こした」

ベンフィカのロジャー・シュミット監督も、契約は完了とコメント。しかし、発表はなし。ひたすら待ち続ける「BBC」の記者は、「Tiktokの映像づくりが忙しいのだろう」と、お約束のボケをかましています。

そして0時をまわり、マンチェスター・ユナイテッドのマルセル・ザビッツァー獲得も発表されました。28歳のオーストリア代表MFは、今季ブンデスリーガで15試合1ゴール。10節以降、先発出場が1度もなく、退団を希望していたと伝えられています。今回は買い取りオプションなしのローン移籍で、その後の話はプレミアリーグの結果次第となります。

「人生にはときどき、重要な決断を迅速に迫られることがある。この話を聞いた瞬間、自分に合うと思った。私はコンペティティヴだ。勝利によって、今季のクラブの目標達成に貢献したい」

「まさに今、選手としてピークに達しており、多大な経験とエネルギーをチームに提供できる。新しいチームメイトや監督とともにスタートし、マンチェスター・ユナイテッドのファンに自分の資質を示すことができることに興奮している」(マルセル・ザビッツァー)

現地時間0時30分、ついにベンフィカがステートメントを配信。「エンソ・フェルナンデスに関するすべての権利を1億2000万ユーロ(1億600万ポンド)で売却」「譲渡価額の25%から、連帯保証金を差し引いた金額がリーベルプレートへ」と記されています。

この直後、「スカイスポーツ」が、ご本人がサインしたと配信。サウサンプトンがヘンクのFWポール・オヌアチュを獲得と報じた「BBC」は、チェルシーの発表を見届けてから特設ブログを締めるようです。

プレミアリーグレコードのビッグディールは、ぎりぎりで成立しました。1月だけで2億8800万ポンドを投じたロンドンのクラブは、CL出場権を獲り逃すわけにはいかないでしょう。公式サイトは、まだ「ありがとうジョルジーニョ」ですね。最後に、「BBC」のLIVEレポートで最もおもしろかったひとことを紹介して、こちらも店仕舞いとさせていただきます。

「ベイリー、これはポケモンじゃないんだ」「全員捕まえなくてもいいんだよ!」


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“マン・ユナイテッドもチェルシーも、ぎりぎり成立!プレミアリーグのデッドラインデーLIVE!【後編】” への2件のフィードバック

  1. アイク より:

    今回も臨場感溢れるレポートありがとうございます。手に汗握りました笑
    アーセナルは好循環にいますね。ニューカッスルはますます脅威ですし、勢力図が塗り変わりそうです。
    レッズが暗雲の中でさらにスーパーな三笘に叩きのめされ複雑です。カンテがCL決勝当時のレベルに戻れるならぜひ欲しいですが、どんなコンディションでしょう。

  2. アイク より:

    書き忘れました、
    ポケモンのくだり最高です笑

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