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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

バイエルン退団濃厚のサディオ・マネ。争奪戦はマン・ユナイテッドとニューカッスルの一騎打ち⁉

チャンピオンズリーグ決勝の惜敗から1年。レアル・マドリード戦で決定的なシュートをクルトワに阻まれ、2度めのビッグイヤーを阻まれたサディオ・マネは、バイエルンに別れを告げると報じられています。

初年度のスタッツは、公式戦37試合12ゴール6アシスト、ブンデスリーガ24試合7ゴール5アシスト。ワールドカップが始まる前は、22戦11発と得点力を発揮していたのですが、腓骨を痛めて3ヵ月半の離脱を強いられ、2023年は15戦1発と振るいませんでした。

スランプに陥ったアタッカーは、CL準々決勝ファーストレグでマン・シティに3-0の完敗を喫した後、レロイ・サネを殴りつけて罰金を喰らうという事件を起こしています。まったく機能せずにピッチを去るゲームが多く、ナーゲルスマン監督との関係は徐々に険悪になってしまったようです。本人は退団を希望しており、クラブも引き留める気はないと伝えられています。

昨年の春に、サラーとマネに高額サラリーを要求されたリヴァプールは、プレミアリーグ193試合120ゴール47アシストのレフティを選びました。移籍の理由について、「バイエルンのプランに好感触を得た」と語ったセネガル代表は、次のステージを選ぶとなると高額のサラリーがネックです。

彼の希望を満たせるクラブは、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、パリ・サンジェルマン、サウジアラビアぐらいでしょう。古巣リヴァプールは、ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、コーディー・ガクポを引き入れて隙なし。「スカイドイツ」は、マン・ユナイテッドとマグパイズの一騎打ちを主張しています。

エリック・テン・ハフ監督はマネを必要とするのでしょうか。前線にはラシュフォード、マルシアル、サンチョ、アントニーと売り出し中のガルナチョ、ペリストリがいます。2月に起訴取り下げとなったグリーンウッドはどうなるのか。ゴール量産タイプのストライカー獲得をめざしているクラブは、バイエルンにおけるマネのスタッツを見て難色を示すのではないでしょうか。

カゼミーロ&エリクセンというベテラン獲得の成功例があるとはいえ、若いタレントが多いポジションではアラサーの優先順位は下がるでしょう。対してニューカッスルの前線は、カラム・ウィルソン、イサク、ウィロック、ジョエリントン、サン=マクシマン、アルミロン、アントニー・ゴードン。プレミアリーグとCLを両立させたい彼らは、ハフィーニャやジェームズ・マディソンを狙っているようで、マネはオプションのひとつでしかないのかもしれません。

プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、UEFAスーパーリーグ。リヴァプールで獲得できるタイトルをすべてゲットした元10番は、イングランドに戻りたがっていると伝えられています。古巣とTOP4を争うクラブは、納得のいくオファーを差し出すでしょうか。あるいはチェルシー…!? いや、まさか。


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