2023.06.21 移籍ニュース2023-24移籍ニュース
ポチェッティーノ監督はどこで起用するのか?チェルシーがエンクンクの入団を発表!
昨年末に「夏にチェルシー移籍決定。移籍金は5300万ポンド以上」と報じられていたクリストファー・エンクンクが、正式発表に辿り着きました。「BBC」によると、ライプツィヒが受け取るフィーは5200万ポンド(約94億円)。マウリシオ・ポチェッティーノ監督が初めて獲得した新戦力です。
「チェルシーに加入できて、本当にハッピー。新しい監督とチームメイト、サポーターに出会い、自分の力を見せられるのが楽しみだ。リーグ・アンとブンデスリーガでやってきて、今は世界最強のリーグのひとつであるプレミアリーグでプレイしたいと思っている。このチャレンジにとても興奮している。チェルシーのユニフォームを着ることを誇りに思う」
パリ・サンジェルマンでトップチームデビューを果たしたのは、2015年12月。この頃は、セントラルMFとウイングを主戦場としていました。ヴェラッティ、ディ・マリア、ドラクスラーがいるチームで、思うように出番を得られず、トゥヘル監督との折り合いが悪くなった2018-19シーズンに契約延長を拒否。ライプツィヒに移籍したのは、2019年の夏でした。
ブンデスリーガの初年度は、32試合5ゴール15アシスト。左右のウイングとトップ下をこなし、幾度となくヴェルナーのゴールをお膳立てしたスピードスターは、センターでプレイする機会が増えた2020-21シーズンに得点力が開花します。リーグ戦34試合20ゴール15アシスト、CLは6試合7ゴール2アシスト。DFBポカールでも4発ゲットで、トロフィー獲得に貢献しました。
チェルシーから声がかかったのは昨年の夏。メディカルチェックまで進みながらライプツィヒ残留となったものの、ワールドカップが始まる前に「2023-24シーズンはプレミアリーグ」と報じられていました。カタール大会は、直前に左膝の靭帯断裂という重傷を負い、無念のリタイア。それでもリーグでは25戦16発と結果を出し、DFBポカール連覇も果たしています。
ポチェッティーノ監督は、戦術理解度の高いゴールゲッターをどこで起用するのでしょうか。ライプツィヒでの直近2シーズンは、セカンドストライカーかセンターフォワード。スターリングやムドリク、ノニ・マドゥエケと並ぶフロントスリーの中央が有力ですが、ビジャレアルのニコラス・ジャクソンを獲得するなら、4-2-3-1や4-4-1-1のトップ下という選択肢もあります。
エンクンクの獲得で、移籍金を回収できるカイ・ハヴェルツの退団は決定的になったといえるでしょう。昨季プレミアリーグで8人合わせて20ゴールしか決められなかったブルーズの前線は、別世界になるはずです。6年という長期の契約を結んだフランス代表FWが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみです。(クリストファー・エンクンク 写真著作者/Steffen Prößdorf)
「チェルシーに加入できて、本当にハッピー。新しい監督とチームメイト、サポーターに出会い、自分の力を見せられるのが楽しみだ。リーグ・アンとブンデスリーガでやってきて、今は世界最強のリーグのひとつであるプレミアリーグでプレイしたいと思っている。このチャレンジにとても興奮している。チェルシーのユニフォームを着ることを誇りに思う」
パリ・サンジェルマンでトップチームデビューを果たしたのは、2015年12月。この頃は、セントラルMFとウイングを主戦場としていました。ヴェラッティ、ディ・マリア、ドラクスラーがいるチームで、思うように出番を得られず、トゥヘル監督との折り合いが悪くなった2018-19シーズンに契約延長を拒否。ライプツィヒに移籍したのは、2019年の夏でした。
ブンデスリーガの初年度は、32試合5ゴール15アシスト。左右のウイングとトップ下をこなし、幾度となくヴェルナーのゴールをお膳立てしたスピードスターは、センターでプレイする機会が増えた2020-21シーズンに得点力が開花します。リーグ戦34試合20ゴール15アシスト、CLは6試合7ゴール2アシスト。DFBポカールでも4発ゲットで、トロフィー獲得に貢献しました。
チェルシーから声がかかったのは昨年の夏。メディカルチェックまで進みながらライプツィヒ残留となったものの、ワールドカップが始まる前に「2023-24シーズンはプレミアリーグ」と報じられていました。カタール大会は、直前に左膝の靭帯断裂という重傷を負い、無念のリタイア。それでもリーグでは25戦16発と結果を出し、DFBポカール連覇も果たしています。
ポチェッティーノ監督は、戦術理解度の高いゴールゲッターをどこで起用するのでしょうか。ライプツィヒでの直近2シーズンは、セカンドストライカーかセンターフォワード。スターリングやムドリク、ノニ・マドゥエケと並ぶフロントスリーの中央が有力ですが、ビジャレアルのニコラス・ジャクソンを獲得するなら、4-2-3-1や4-4-1-1のトップ下という選択肢もあります。
エンクンクの獲得で、移籍金を回収できるカイ・ハヴェルツの退団は決定的になったといえるでしょう。昨季プレミアリーグで8人合わせて20ゴールしか決められなかったブルーズの前線は、別世界になるはずです。6年という長期の契約を結んだフランス代表FWが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみです。(クリストファー・エンクンク 写真著作者/Steffen Prößdorf)
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