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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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新ストライカーはホイルンド!マンチェスター・ユナイテッドがアタランタとクラブ間合意に到達!

2023年7月29日15時。バイタリティで開催されたフレンドリーマッチ、ボーンマスVSアタランタに彼の姿はありませんでした。「マンチェスター・ユナイテッドとアタランタ、ラスムス・ホイルンド移籍で合意か」とつぶやいたファブリツィオ・ロマーノさんは、「先発メンバーには入らない」と断言しています。

土曜日の午後からプレミアリーグ3位とセリエA5位の交渉が続いており、クラブ間合意に近づいています。マンチェスター・ユナイテッドとストライカーは、1年延長オプション付きの5年契約で合意済み。トランスファーマーケットの動向に詳しいジャーナリストは、「ホイルンドはユナイテッド一択」「一刻も早い契約締結を待つのみ」と煽っています。

29日18時には、アタランタのほうからホイルンドの退団を宣言するようなアナウンスがありました。アルメリアに所属するマリ代表FWエル・ビラル・トゥーレの獲得決定。ライバルのエヴァートンは、メディカルチェックのためにスタッフを待機させていたと伝えられており、土壇場で本人がセリエAを選ぶきわどい決着だったようです。

昨年の夏に、スタッド・ランスからスペインに渡った21歳のストライカーは、ラ・リーガで21試合7ゴールという数字を残しています。移籍金2650万ポンド(約48億円)はアタランタのクラブレコード。マンチェスター・ユナイテッドの強いアプローチがなければ、プレミアリーグのクラブとの争奪戦に勝つという着地にはならなかったでしょう。

「交渉の最終段階に入っている」とつぶやいたロマーノ氏は、「さらに追いかけます」とひとこと。「ニコ・ゴンサレスがバルセロナからポルトへ」「ボカ・ジュニオルズがエディンソン・カバーニと契約締結」などと他国の最新情報を配信しながら、20歳のデンマーク人に関する新たなトピックスを待っているのでしょう。

うまく表現できないのですが、今日中に何らかの重大な発表がありそうな雰囲気が漂っています。ステートメントが配信されているのではないかと、マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトを見にいってしまいました。トップニュースは相変わらず、プレミアリーグの前半戦を棒に振るコビー・メイヌーの重傷です。

現在、マグワイア、ファン・デ・ベーク、フレッジ、ディーン・ヘンダーソンの売却に関する交渉が進んでおり、メイヌーの負傷によって、戦力の整理とソフィアン・アムラバトへのアプローチが加速するはずです。ストライカーに関するアナウンスは、まだありません。もう少し待ちましょう。新戦力をゲットしたアタランタは、いけるところまで話を進めたいはずです。

待望のニュースが届いたのは19時。その直前に「マンチェスター・ユナイテッドはメディカルチェックを行う予定。今後、24時間ないし48時間以内に書類を取り交わす。Here we go」と伝えていたロマーノ氏が、「まさに今、アタランタと合意に達した」といっています。

移籍金はアタランタの希望額に近づき、6000万ポンド(約109億円)。すぐにメディカルチェックと契約の詳細確認が行われ、週明けには発表される見通しです。直後に報じた「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者とローリー・ウィットウェル記者と、「BBC」のサイモン・ストーン記者は、6400万ポンドとアドオン800万とレポートしています。

まだ、日本のメディアは載せていないようです。マン・ユナイテッドが懸案だったストライカー獲得を決めました(それにしても高いですね…)。ホイルンドの後ろにラシュフォード、メイソン・マウント、ブルーノが並び、中央にカゼミーロとエリクセンを配するのがファーストチョイスでしょうか。プレミアリーグ58ゴールの貧攻がどこまで改善されるか、楽しみです。


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