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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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今度こそホントにクラブ間合意!グヴァルディオルの移籍金はプレミアリーグレコードに届かず!

Manchester City agree £77m fee with RB Leipzig for defender」。ヨシュコ・グヴァルディオルの移籍金はハリー・マグワイアに及ばずと伝えているのは、「BBC」のサイモン・ストーン記者です。マンチェスター・シティとライプツィヒは9000万ユーロで合意に到達。アドオンなしの7700万ポンドは、マン・ユナイテッドのCBの8000万を下回っています。

2週間前にクラブ間合意と報じられたビッグディールは、その直後にライプツィヒのマックス・エベールSDが完全否定。「お金は必要ない。ヨシュコには残ってほしい」といっていたのですが、交渉はそのまま続いており、どうやら移籍金の額を吊り上げたかっただけのようです。

当時の記事を読み返すと、ドイツのクラブの主張は1億ユーロ(最新のレートで8600万ポンド)で、プレミアリーグ王者は7700万ポンド。ファブリツィオ・ロマーノさんが6月末に「個人条件は合意」と伝えてから5週間続いた交渉は、本人を味方につけたマン・シティが隙を見せずに押し倒しました。

CBとSBをこなすレフティが加わると、ペップの左サイドはアカンジ、ナタン・アケ、セルヒオ・ゴメスで4人となります。「魅力的な契約」「この移籍は、ラポルテが出口に向かうトリガーになる」と評したサイモン・ストーン記者は、グヴァルディオルにとってもチャレンジという見方を示しています。

「興味深いのは、過去2シーズンのジャック・グリーリッシュやカルヴァン・フィリップスがそうだったように、ビッグマネーが動いた移籍の後に予想外のベンチ生活が待っている可能性があることではないか。シティには、ペップ・グアルディオラによる逆サイドのフルバックを動かす戦術に慣れた優秀なCBが既にいるのだから」

プレミアリーグに精通する名物記者は、「おそらく、トレブル達成という過去の栄光に安住しないというシグナルを送っているのだろう」ともいっています。ハードマークに加えて、ロングフィードとクロスも武器とするクロアチア代表の加入が、チーム内の競争を活性化する良薬になるのは間違いないでしょう。

グヴァルディオルは週末にメディカルチェックを受け、問題なければ契約書にサインして決定という流れです。コミュニティシールドはスタンド観戦となりそうですが、プレミアリーグの開幕戦でピッチに立つ可能性は充分にあります。4連覇に向けて視界良好ではあるものの、マフレズの抜けた穴を埋めなければなりません。ミトマ推しのメディアもあるようですね。いや、まさか…。


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