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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ジェズス負傷、ダヴィド・ラヤは獲得間近、放出候補も進展あり…アーセナルの最新トピックス!

プレミアリーグの開幕に向けて、順調だったアーセナルに激痛のトラブルが発生しました。ガブリエウ・ジェズスが膝の痛みを訴え、無念のリタイア。昨年のワールドカップで負傷した際に受けた手術の予後が悪く、炎症を起こしていたそうです。再手術を実施し、復帰まで数週間となると、チャンピオンズリーグの緒戦にも間に合わない可能性があります。

この報を受けて「バログン残留か?」と色めきだった記者たちに対して、アルテタ監督は「フロー(フォラリン・バログン)のプランに何も変わりはない」と明言。インテルから納得のオファーがあれば、ガナーズは受け入れるつもりです。ノッティンガム・フォレストとの開幕戦は、トロサール、カイ・ハヴェルツ、エンケティアのいずれかが最前線で起用されるでしょう。

重要なターゲットを全員押さえたアーセナルは、余剰戦力の整理も着実に進めています。ニコラ・ペペをほしがっているのはベシクタシュ。それなりの移籍金が手に入ればOKでしょう。サンビ・ロコンガには、アンデルレヒトでともに戦ったヴァンサン・コンパニ率いるバーンリーが手を挙げており、買い取りオプション付きのローンが検討されています。

マルキーニョスは、オリンピアコスへのローン移籍が報じられています。20歳のウインガーは、成長すれば再度スカッドに組み込まれる可能性があります。にわかに注目度が高まっているのは、マット・ターナー。昨季プレミアリーグNo.1のセーブ率を誇るダヴィド・ラヤが「アーセナルと個人合意」と報じられたため、アメリカ代表GKの去就が話題になっています。

「スカイスポーツ」のライブブログは、「マット・ターナーがノッティンガム・フォレストに移籍する見通しが立てば、ダヴィド・ラヤのディールは成立に向けて動き出す」とレポートしています。ブレントフォードがラヤに付けたタグは4000万ポンド(約73億円)。マン・ユナイテッドがオナナのために支払った4720万ポンドを横に置けば、フェアな設定といえるでしょう。

ラヤは既に「アーセナルに移籍したい」とクラブに告げており、契約が残り1年となったGKの退団を見越していたクラブは、フライブルクのオランダ代表GKマルク・フレッケンを1100万ポンドで押さえています。計画通りに建設されたハイウェイをまっすぐ進むだけのディールは、プレミアリーグが開幕する前に決着するかもしれません。

インテルという噂がある冨安健洋については、ファブリツィオ・ロマーノさんが「イタリアという報道があったけど、どのクラブからもオファーはない。彼はアーセナルのプランの一部だ。アーセナルが新しいフルバックと契約した場合のみ、状況は変わる可能性がある。しかし現時点では何も進んでいない」と否定しています。

放出候補といわれている選手のなかで先が見えないのは、ベシクタシュ関連の続報がないホールディングぐらいでしょう。トランスファーマーケットにおいては、圧倒的な成功者としてデッドラインデーを迎えられそうです。引き続き、ダヴィド・ラヤと退団に向かっている選手たちの交渉を追いかけたいと思います。


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