イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

現地メディアが続々報道!「マン・シティが三笘薫を狙っている」って…いつものアレですよね?

「CBのグヴァルディオルがライプツィヒから5年契約で加入。マンチェスター・シティの2人めの獲得選手として、クロアチアの友人マテオ・コヴァチッチの後を追った。さらに、26歳の日本人ウインガー三笘も注目されている。ブライトンとの5年契約は、あと2年残っているが、シーガルズは彼をもっと長く縛りたいと考えており、既にアーセナルとチェルシーからの関心をはね返している」(ユーロスポーツ)

「7月にマフレズがプレミアリーグからサウジアラビアに移籍し、グアルディオラは現在、ワイドエリアのオプションを欠いている。日本代表FWは、サウスコーストで5年契約を延長しておらず、シティは彼の状況を注視している。アーセナルとチェルシーも三笘に興味を示しているが、両クラブともシーガルズに追いやられた。ブライトンは三笘に契約を延ばすよう説得を試みているが、グアルディオラの関心に動かされる可能性もある」(ESPN)

マン・シティがマフレズの後釜として三笘薫を獲得しようとしているという噂は、「ザ・サン」が言い出しっぺのようで、当初はスルーしようと思っていました。「三笘がプレミアリーグに与えた影響は、信じられないほど大きかった」というペップの言葉(日本遠征の際のリップサービスですね)」を引用したタブロイド紙は、移籍金は最大5000万ポンドと煽っていました。

週末に配信されたゴシップは、翌日にはきれいさっぱり消えているかと思いきや、想像以上に多くのメディアがこのネタをフォローしています。「デイリー・メール」「デイリー・スター」「Goal」「エクスプレス」。おお、「ガーディアン」もさらっと記事にしています。かつては高級紙といわれたメディアゆえ、こういう話には乗っからないと思っていました。

「昨季プレミアリーグで33試合7ゴール5アシストという素晴らしい活躍」「左右両サイドをこなせるのが魅力」。大半のメディアの三笘評です。左サイドを制圧するウインガーがいなければ、ブライトンはヨーロッパリーグの出場権獲得には至らなかったでしょう。しかし、マン・シティで活躍できるかといわれると、トーンダウンしてしまいます。

マフレズが去ったとはいえ、サイドでプレイするためにはグリーリッシュ、ベルナルド・シウヴァ、フィル・フォーデン、コール・パーマーとポジションを争わなければなりません。プレミアリーグで2年めのウインガーとしては、マン・シティのベンチでCLを見るより、ブライトンのピッチでELを戦うほうがベターでしょう。

今のビッグ6は、左のウイングに錚々たる顔ぶれが揃っています。ラシュフォード、マルティネッリ、ソン・フンミン、ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、ムドリク。ステップアップを望むなら、セリエAやブンデスリーガに目を向けたほうがよさそうです。

いや、まずい。ついつい、「ザ・サン」発のゴシップに乗っかって三笘移籍の是非を語ってしまいました。「BBC」「アスレティック」「テレグラフ」とファブリツィオ・ロマーノさんはスルーしており、これといった明確な動きはなさそうです。やはり、いつものアレでしょう。今回も、楽しませていただきました。5000万ポンドはリアルですね…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“現地メディアが続々報道!「マン・シティが三笘薫を狙っている」って…いつものアレですよね?” への2件のフィードバック

  1. グーナーです より:

    ブライトンはとても魅力的なサッカーを体現できている素晴らしいクラブだと思うので三笘選手もクラブも先走りしないで欲しいなと思います。
    ビッグ6とは言いますが、そのクラブよりもパワフルでスピーディーなチームではないでしょうか。
    仮に移籍するにしても、来年にはさらに条件の良いクラブを目指せる可能性があります。

    本音を言えば、三笘のいるブライトンをもっと長く見たい、というのが正直なところですが。

  2. ニワーカ! より:

    ブライトンはデゼルビがいつまで引き抜かれずにいてくれるのかが……
    デゼルビがいる限りはブライトンは魅力的であり続けられる気がしますが

コメントを残す