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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナルにとっては、これがベストチョイスか…フォラリン・バログンはモナコ移籍で大筋合意!

「モナコはアーセナルのストライカー、フォラリン・バログンの獲得について大筋で合意に至った。移籍金は4000万ポンド程度と見られている。バログンは週末にモナコを訪れ、メディカルチェックを受ける可能性がある。5年契約の個人条件は基本的に合意している」(スカイスポーツ)

「フロ・バログンは既にASモナコのプロジェクトにイエスと答えており、個人条件はアグリー。アーセナルは最終的な支払い条件の詳細について主張している」(ファブリツィオ・ロマーノ)

「モナコは、アーセナルのフォラリン・バログン獲得で合意に近づいている。話がまとまれば、バログンはメディカルチェックを受け、5年契約にサインする。モナコとアーセナルは、バログン獲得の最終的な金額について交渉中」(「アスレティック」デヴィッド・オーンスタイン)

欧州のトランスファー・マーケットの動向について、信頼性の高い情報を届けているスペシャリストたちが一斉に同じ話を配信しています。昨季のスタッド・ランスでリーグアン37試合21ゴールという素晴らしいスタッツを叩き出したフォラリン・バログンは、フランスに残って戦うと決断したようです。

ファブリツィオ・ロマーノやデヴィッド・オーンスタインがリリースした最新情報には、得意のハイジャックを仕掛けると噂されていたチェルシーの名前は出てきません。「スカイスポーツ」が報じた移籍金4000万ポンド(約74億円)について、「RMCスポーツ」は3860万ポンドにアドオンが乗ると伝えています。

6月にモナコに招聘されたチアゴ・スクーロSDは、ガナーズのエドゥSDと強い絆があり、バログン移籍というゴールは動かないでしょう。スイス代表FWブレール・エンボロが前十字靭帯断裂の重傷を負ったため、前線強化は必須のミッション。ベン・イェデルは開幕から2戦3発、南野拓実は2戦2発と好調ですが、彼らだけでは長いシーズンを乗り切れないと考えているのでしょう。

ニューヨークで生まれ、8歳のときにアーセナルに加わった逸材は、プレミアリーグ2試合、カラバオカップ3試合、ヨーロッパリーグ5試合2ゴールというわずかな戦績を残して、ノースロンドンを離れようとしています。ガブリエウ・ジェズスとトロサールがいるなら、タイプが違うバログンがいたらおもしろい、出すのはもったいないと思っていたのですが…。

本人がバックアッパーをよしとしないなら、この結末しかありません。ファブリツィオ・ロマーノさんが伝えた「最終的な支払い条件の詳細」のなかには、買い戻しオプションやセルオン条項が入っているのでしょうか。22歳のストライカーは、ワールドクラスといわれるレベルに達するかもしれません。今はただ、後悔なきようディテールを詰めてくださいとしかいえません。


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