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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ヴェルナー入団決定!しかしドラグシンはまさかのハイジャック…トッテナムの補強最新ニュース!

「監督とは、とてもにいい話ができた。彼はすぐに、僕がクラブに加わるうえで必要なこと、感じていることを率直に教えてくれた。彼の戦術やスタイル、どのようにプレイしたいのか、チームにどのようにプレイさせたいのか。僕に完璧にフィットしていると思った。

「ここで最高の選手になれることを願っている。僕は前線のどのポジションでもプレイできる。強みのひとつは、フレキシブルにプレイできることだ。プレミアリーグを離れたとき、すぐに恋しくなった。イングランドは大好きだったし、ロンドンを離れるのはとても寂しかった」

ティモ・ヴェルナーのトッテナムへのローン移籍が決まりました。プレミアリーグの後半戦で結果を出せば、1500万ポンドで完全移籍にスイッチできる契約になっているようです。スパーズにとっては、ノーリスク。選手のピークといわれる27歳のストライカーがポテンシャルを発揮し、ゴールを量産してくれれば、32歳を獲得したかのような移籍金はバーゲン価格となります。

ポステコグルーの戦術にうまくはまらなかったら、お返しすればいいだけです。片やヴェルナーにとっては、欧州のビッグクラブに自らの力をアピールするラストチャンス。ライプツィヒのエースとして活躍していた頃とチェルシー時代を比べると、ドリブル突破やビッグチャンスクリエイト、アシストなどの数字はさほど変わらず、問題はシュートの精度のみです。

選手のモチベートに長けたスパーズの指揮官が持ち味を引き出せれば、スパーズの前線は間違いなくパワーアップします。「スカイスポーツ」のピーター・スミス記者は、「ソン・フンミンがアジアカップを終える前に、ロケットスタートを切れるかどうかが最大のポイント」といっています。最初のテーマは、初戦のパフォーマンスによって出場時間を確保することでしょう。

ライプツィヒとのディールを首尾よく終えたスパーズは、ジェノアのラドゥ・ドラグシンを巡る交渉がやっかいなことになっています。移籍金2600ポンドに、ジェド・スペンスのローン移籍を加えるプランで決着寸前となっていたのですが、思わぬところから横槍が入りました。エリック・ダイアーを譲る話をしていたバイエルンがハイジャックとは…!

スパーズの提示額に100万ポンドを上乗せしたドイツ王者によって、最終的なジャッジは本人の希望となりました。「スカイスポーツニュース」のシニアレポーター、ロブ・ドーセットさんは、「ドラグシンがバイエルンに行きたいといえば、スパーズがいくら払うかは関係なくなる」とコメント。プレミアリーグで5位のクラブは、朗報を祈るしかなくなっています。

着実に前に進んでいたCB獲得の話は、白紙になってしまうのでしょうか。ポステコグルー監督がもたらした素晴らしい戦績を評価し、過去最高レベルのスピードで補強を敢行していたスパーズのスタッフは、破談に備えて新たなターゲットへのアプローチの準備を始めているはずです。魑魅魍魎が跋扈するトランスファーマーケット。ハイジャックは常に予測不能です。


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