2024.06.04 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
移籍金500万ポンドはバーゲン価格?アストン・ヴィラがロス・バークリー獲得でルートンと合意!
「アストン・ヴィラはルートンとロス・バークリー獲得で口頭合意に達した。移籍金は500万ポンドとなるだろう。ファイナルパートは、メディカルテストと選手の正式なサイン。選手サイドの正式な合意は、7月初旬になりそうだ。Here we go, soon」
ルートンの中盤で復活を遂げたロス・バークリーが移籍するとポストしたのは、トランスファーマーケットに詳しいファブリツィオ・ロマーノさんです。昨季プレミアリーグで37試合5ゴール4アシスト。ニースから移籍した元イングランド代表は、序盤はチームメイトとの連携に苦しんだものの、11節のリヴァプール戦から中盤の軸としてハイパフォーマンスを連発しました。
ユルゲン・クロップ率いる優勝候補との一戦を1-1のドローに持ち込んだ後、15節のアーセナル戦では2-2の57分に移籍後初ゴール。デクラン・ライスの劇的なヘッダーで敗れたものの、ドリブル成功6回とデュエル17勝5敗の活躍は、満場一致でマン・オブ・ザ・マッチでした。これをきっかけに中盤を掌握したセントラルMFは、後半戦だけで4ゴール3アシストを記録しています。
3月にはイングランド代表復帰の噂が流れましたが、4年も遠ざかったベテランを大会の直前に呼び戻すのは難しかったようです。エヴァートン時代に将来を嘱望された未完の大器は、既に30歳になっており、クラブレベルで力を証明し続けるしかありません。ルートンは降格となってしまい、次のキャリアを模索していたところで、声をかけたのはアストン・ヴィラでした。
2020-21シーズンにレンタルでプレイしたクラブは、チャンピオンズリーグの出場権を獲得しており、ロス・バークリーにとっては願ってもないオファーだったのではないでしょうか。ルートンで絶賛された攻撃力でレギュラーを奪取するには、ブバカル・カマラが復帰する11月までに結果を出さなければなりません。
ヴィラにしてみれば、500万ポンドはバーゲン価格の予感。プレミアリーグ創設以来、60を超える失点を喫しながらTOP4に食い込んだのは、初年度のノリッジと昨季のヴィラだけです。欧州との両立をめざすなら、中盤と最終ラインの守備力強化は必須条件。デュエルを強みとするプレーメイカーは、4バックにもいい影響を及ぼす可能性があります。
今思えば、2017-18シーズンがキャリアのターニングポイントでした。ハムストリングを痛め、シーズンを棒に振ったロス・バークリーは、2019-20シーズンも負傷で低調なプレイに終始してしました。ランパードの2年めはヴィラでプレイし、復帰後はトゥヘルの評価を得られず、チェルシーでのチャレンジは失敗に終わってしまいました。
不遇だったニースで、オフ・ザ・ボールの動きを学んだというロス・バークリーは、エメリの戦術で機能するでしょうか。昇格したばかりのクラブで奮闘し、アーセナル、ニューカッスル、チェルシー、マンチェスター・シティを相手にゴールを決めた長身のMFに、CLでの初ゴールを期待…いや、その前にサインですね。しばしの間、クールダウンして続報を待ちましょう。
ルートンの中盤で復活を遂げたロス・バークリーが移籍するとポストしたのは、トランスファーマーケットに詳しいファブリツィオ・ロマーノさんです。昨季プレミアリーグで37試合5ゴール4アシスト。ニースから移籍した元イングランド代表は、序盤はチームメイトとの連携に苦しんだものの、11節のリヴァプール戦から中盤の軸としてハイパフォーマンスを連発しました。
ユルゲン・クロップ率いる優勝候補との一戦を1-1のドローに持ち込んだ後、15節のアーセナル戦では2-2の57分に移籍後初ゴール。デクラン・ライスの劇的なヘッダーで敗れたものの、ドリブル成功6回とデュエル17勝5敗の活躍は、満場一致でマン・オブ・ザ・マッチでした。これをきっかけに中盤を掌握したセントラルMFは、後半戦だけで4ゴール3アシストを記録しています。
3月にはイングランド代表復帰の噂が流れましたが、4年も遠ざかったベテランを大会の直前に呼び戻すのは難しかったようです。エヴァートン時代に将来を嘱望された未完の大器は、既に30歳になっており、クラブレベルで力を証明し続けるしかありません。ルートンは降格となってしまい、次のキャリアを模索していたところで、声をかけたのはアストン・ヴィラでした。
2020-21シーズンにレンタルでプレイしたクラブは、チャンピオンズリーグの出場権を獲得しており、ロス・バークリーにとっては願ってもないオファーだったのではないでしょうか。ルートンで絶賛された攻撃力でレギュラーを奪取するには、ブバカル・カマラが復帰する11月までに結果を出さなければなりません。
ヴィラにしてみれば、500万ポンドはバーゲン価格の予感。プレミアリーグ創設以来、60を超える失点を喫しながらTOP4に食い込んだのは、初年度のノリッジと昨季のヴィラだけです。欧州との両立をめざすなら、中盤と最終ラインの守備力強化は必須条件。デュエルを強みとするプレーメイカーは、4バックにもいい影響を及ぼす可能性があります。
今思えば、2017-18シーズンがキャリアのターニングポイントでした。ハムストリングを痛め、シーズンを棒に振ったロス・バークリーは、2019-20シーズンも負傷で低調なプレイに終始してしました。ランパードの2年めはヴィラでプレイし、復帰後はトゥヘルの評価を得られず、チェルシーでのチャレンジは失敗に終わってしまいました。
不遇だったニースで、オフ・ザ・ボールの動きを学んだというロス・バークリーは、エメリの戦術で機能するでしょうか。昇格したばかりのクラブで奮闘し、アーセナル、ニューカッスル、チェルシー、マンチェスター・シティを相手にゴールを決めた長身のMFに、CLでの初ゴールを期待…いや、その前にサインですね。しばしの間、クールダウンして続報を待ちましょう。
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