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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ライアン・フレイザー、リンガード…アーセナルの獲得候補といわれる4人をチェック!

1年前に叶わなかった補強が、ゼロポンドで実現するかもしれません。「デイリー・メール」「ザ・サン」など複数メディアが、アーセナルがライアン・フレイザー獲得を目論んでいると報じています。2018-19シーズンにプレミアリーグ38試合7ゴール14アシストという秀逸なスタッツを残した小柄なサイドアタッカーは、今季は振るわず28試合1ゴール4アシスト。プレミアリーグに残れるかどうかというポジションにいるチームにおいて、得点力が落ちた理由のひとつとなっています。26歳になったスコットランド代表MFは、7月になればフリーエージェント。ノースロンドンでモチベーションが高まり、持ち前の突破力を発揮できれば、オーバメヤンやラカゼットのゴールシーンを増やせるはずです。

昨夏にガナーズ入団が取り沙汰されたライアン・フレイザーは、最近の不振について、「アーセナルに移籍するという噂が流れた影響はあったと思う。自分の仕事を全うしようとしていたが、無意識のうちに考えてしまっていた」と認めています。左右のどちらからでも仕掛けられるアタッカーは、中盤の得点力に課題を抱えるガナーズを変えてくれる可能性を秘めています。ボーンマスは、40万ポンドでアバディーンから連れてきたタレントと新契約締結に漕ぎ着ける見通しがなく、ポールポジションといわれるガナーズがすんなり獲得するのではないでしょうか。

アルテタ監督のチームは、安価で獲得できるプレミアリーグの選手に注視しているといわれており、現地メディアはウィリアン、リンガード、スモーリングの名前を挙げています。31歳になったウィリアンは、チェルシーに3年契約を求めて決裂したと報じられており、フリーエージェントといえどもガナーズは二の足を踏むかもしれません。

よりリアルなのは、ジェシー・リンガードでしょう。ブルーノ・フェルナンデスに加えて、ジェイドン・サンチョが来るとなれば、確実に居場所を失うイングランド代表MFは、2000万ポンドで獲得できるといわれています。今季プレミアリーグでゴールもアシストもゼロというスタッツは大いに気になりますが、上下動を厭わない献身的なプレイで、ラムジーを完全に忘れさせてくれるかもしれません。ダニ・セバージョスが帰国した際の有力なオプションとして、彼の動向もチェックしておきたいところです。

レンタル先のローマで評価を高めたクリス・スモーリングは、プレミアリーグを熟知しているというアドバンテージはあるものの、既に30歳で伸びしろは期待できません。既に7人いるCBについては、1月に合流したパブロ・マリと夏にやってくるウィリアム・サリバがフィットするのを期待しつつ、ホールディングがトップフォームに戻るのを待ってもいいのではないかと思います。チャンピオンズリーグの出場権を獲得できれば、大物獲得に打って出てもいいのですが、ELに留まるとなれば、5000万ポンドを超える選手を獲得できるとは思えません(オーバメヤンが移籍しない限り…)。

フリーエージェントの選手や、中小クラブで頭角を現した若手をいかにうまく獲れるかが、次のシーズンの期待値を高める方策なのではないかと思います。最初に決まるのは、8ヵ月前にも相思相愛といわれていたライアン・フレイザーでしょうか。続報を待ちましょう。


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