イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

移籍市場で注目! プレミアリーグでぜひ観たい、ワールドカップで活躍した新星12人!【前篇】

今回のワールドカップを観ていておもしろいのは、スペインが流れを作ったポゼッションサッカーを志向するチームが減り、「5バック+カウンター」「3CB」といった、守備を固めてボールを奪ったらスピード重視で直線的に攻めるチームが増えたことです。 中盤をシンプルにして、FWやサイドアタッカーがDFと1対1で勝負するといったサッカーは、プレミアリーグと相性がよさそうです。ワールドカップ帰りのファン・ハール監督が、マンチェスター・ユナイテッドに「4バック+マンマークも辞さないアンカー」というスタイルを持ち込み、ブレンダン・ロジャース、ポチェッティーノ、ロベルト・マルティネス、ポジェといった若い監督が追随したら…。わが道をいきそうなモウリーニョ、ヴェンゲル監督を巻き込み、「CB3人VSふたり」という2大文化の激突となって盛り上がると思いますが、いかがでしょうか。

さて、今回は、ワールドカップブラジル大会で彗星のように現れた有望株のなかで、プレミアリーグでぜひ観たい選手をリストアップしてみました。ここに挙げたのは、噂レベルでもプレミアリーグのクラブからの注目を集めており、実際に来るかもしれないプレイヤーたち。クラブレベルではバイエルン・ミュンヘンやマドリード勢が主流となっている、スピーディーな新しいサッカーの象徴となる可能性を秘めたタレントたちでもあります。さっそく、現在アメリカと戦っているラッキーボーイから紹介していきたいと思います。では、どうぞ。

■ディボク・オリギ(ベルギー代表/リール)
ロシア戦で挙げた、ワールドカップでの決勝点が代表初ゴールというベルギーの彗星オリギ。ベンテケがいればチャンスはなかったであろう19歳は、相当な強運の持ち主です。本人がプレミアリーグでのプレイを熱望していると伝えられており、リヴァプール、トッテナム、アーセナルが注目していると伝えられています。昨季はリールで29試合5ゴールと「普通の19歳」だったFWの値段はどのくらい高騰するのでしょうか。チーム事情からすれば、FWが人材不足でポチェッティーノ監督という若手育成に長けた指揮官がいるトッテナムがはまりそうですが…。

■ジェルダン・シャキリ(スイス代表/バイエルン・ミュンヘン)
つい2週間前までは、イギリス紙で「リヴァプール、ララナを諦めてシャキリか!?」などと二番手扱いで伝えられていたスイス代表の攻撃的MFは、6月26日にホンジュラス相手に演じたハットトリックで、さらなる注目を集めることになりそうです。層が厚すぎるバイエルンでチャンスがなく、「出場機会がほしい」と移籍志願していた22歳には、プレミアリーグの上位クラブが軒並み興味を持っているといわれていますが、最大のポイントは「グアルディオラ監督が、やっぱり残したいと言い出しすかどうか」ですね。一時期の移籍やむなしムードは変わるのか!?

■ギジェルモ・オチョア(メキシコ代表/アジャクシオ)
開催国ブラジルをアウェイで完封。オランダを敗退寸前に追いつめたメキシコの守護神は、フランスリーグで2部降格が決まっているアジャクシオとの契約が切れる寸前で、年俸は5000万円程度。メキシコの英雄が、こんなにおいしい状況で移籍市場にひっそり並んでいたこと自体が奇跡的ですが、アーセナルやリヴァプールなど、プレミアリーグの上位クラブが既に関心を寄せているようです。ご本人は当初「フランスでやりたい」といっていましたが、ここへ来て「他国でもいい」と選択肢を広げたようです。とはいえ、明らかに控えGKにされそうなリヴァプールは本人にとっては魅力に欠け、逆にアーセナルは「明確にシュチェスニー以上である大型GKがほしいぐらいなのに、オチョアでいいのか」と思います。…すみません。メキシコのエースGKに対する私の評価が確立していないのですね。ともあれ、プレミアリーグで観てみたい選手であるのは間違いないので、GKで困っているクラブはぜひ、オファーを。ペジェグリーニ監督、いかがですか。「ワールドカップで決勝トーナメント進出を果たした国のGK」と考えれば、現在のレギュラーより1枚、格上ですが?

■ジョエル・キャンベル(コスタリカ代表/オリンピアコス)、ブライアン・ルイス(コスタリカ代表/PSV)
あまり知られていないかもしれませんが、今大会で旋風を巻き起こしているコスタリカの強力FWコンビは、いずれもプレミアリーグのクラブに所属している選手。ただし、2人ともレンタルで海外に出されている選手でもあります。フラムのブライアン・ルイスは、クラブがプレミアリーグから降格したため、今回移籍する可能性大。一方、ジョエル・キャンベルは、アーセナルに復帰するのではないかと思われます。怖いのは、この夏こそ大型FW獲得といっているヴェンゲル監督が、蓋を開けてみたらキャンベル復帰のみのお茶にごしで済ませてもおかしくないこと。平然と「われわれには強力なスカッドがある」「最高のFWを獲得できたと思っている」などと言い放ちそうですね。まあ、悪くはありませんが…。

■エマニュエル・エメリケ(ナイジェリア代表/フェネルバフチェ)
コートジボアールほどの華はないながら、ベスト8でフランスを苦しめたナイジェリアのCF。プレミアリーグ勢でエメリケに興味を持っていると報じられたのは、昨日ジエゴ・コスタ獲得合意を発表したばかりのチェルシーです。やはり、モウリーニョ監督の目には、突破できなくなったF.トーレスとデンバ・バは物足りなく映るのでしょう。テクニカルでいろいろな決め方ができるジエゴ・コスタに対して、爆発力のあるエメリケはいいオプションになりえるでしょう。昨季のフェネルバフチェでは27試合11ゴールと活躍しており、チェルシーが準備している移籍金は1500万ポンド(約27億円)と伝えられています。

…長くなってしまいましたので、「移籍市場で注目! プレミアリーグでぜひ観たい、ワールドカップで活躍した新星12人!【後篇】」に続きます。

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