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アーセナルとマン・シティは動くのか?イサク&ブルーノ・ギマランイスに関する最新トピックス!

「アーセナルは、アレクサンデル・イサクを夏の最優先ターゲットに据えている」。現地メディアが一斉に、ニューカッスルのストライカーに関する最新トピックスを配信しています。「フットボールロンドン」「インディペンデント」「ミラー」「ESPN」。冬のマーケットでも彼に注目していたクラブは、カイ・ハヴェルツのゴールラッシュを見ても意向は変わらないようです。

最新の記事を読み比べてみると、いくつかの共有項があります。「アーセナルはイサクの価値に見合う移籍金を用意」「ニューカッスルは抵抗を示している」「アーセナルは長期間にわたる移籍騒動を続けるつもりはない」「ニューカッスルはPSR遵守のために手離す可能性がある」。エヴァートンの元CEO、キース・ワイネス氏は「8000万ポンドから1億ポンド」といっています。

1月の報道では、「キャッシュがほしいニューカッスルは、現実的な値付けをするだろう」といわれていたのですが、今は相当強気になっているはずです。冬のトランスファーマーケットが終わった直後に、鼠径部を痛めて戦線離脱したストライカーは、復帰してから無双状態。3月以降のプレミアリーグで8戦9発と量産し、得点王レースのTOPに立つハーランドを猛追しています。

2023-24シーズンの公式戦トータルで36試合23ゴール、プレミアリーグは26試合19ゴール。2022年8月に、ニューカッスルがレアル・ソシエダに支払った移籍金は6000万ポンドで、アーセナルは1億ポンドまでは覚悟しているでしょう。ユース出身の選手を3000万ポンド程度で売れれば、5年契約なら年間2000万ポンドとなる減価償却費は充分クリアできます。

イサクとともに話題になっているブルーノ・ギマランイスの最新トピックスは、「5月末から6月末の1ヵ月のみ、1億ポンドのバイアウト条項が有効」。ファブリツィオ・ロマーノさんの配信に対して、エディ・ハウ監督は事実であると認め、「彼を中心にチームを築きたいと考えており、引き留めたいと思っているけど、われわれはコントロールできない」とコメントしています。

今季プレミアリーグで33試合5ゴール6アシストのブラジル代表を狙っているのは、パリ・サンジェルマンとマン・ユナイテッド、マン・シティ。1月に興味ありと報じられたリヴァプールも、アルネ・スロットが遠藤航では不安と考えれば、動く可能性があります。「テレグラフ」はアーセナルも候補といっていますが、このポジションに2年連続で1億ポンドは出さないでしょう。

現地メディアは、イサクのほうが移籍の可能性は高く、ニューカッスル近郊に400万ポンドの新居を購入したばかりのセントラルMFは残留濃厚と報じています。チャンピオンズリーグに再チャレンジしたいニューカッスルが、32歳になったニック・ポープの後継者としてアーロン・ラムズデールを注視しているという話が事実であれば、イサクの交渉はスムーズに進むかもしれません。

アーセナルの中盤センターは、ジョルジーニョが契約延長間近と伝えられています。トーマスが出ていくとしても、移籍に消極的なブルーノ・ギマランイスやスビメンディはスルーし、若い選手にシフトするのではないでしょうか。片やニューカッスルは、プレミアリーグの14位以上が確定したため、2800万ポンドといわれるルイス・ホールの買い取り義務が生じています。

来季の欧州行きの希望が潰え、イサクとブルーノ・ギマランイスをダブルでキープするのが難しくなれば、ストライカーの移籍は現実的な話になりそうです。イサク獲得となったら、ジェズスはウイングでマルティネッリとポジション争い?カイ・ハヴェルツは8番?エンケティアはどうなる…?来季こそは、マジのターンオーバーを駆使するアルテタ監督を見られるかもしれません。


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