「スカイスポーツ」が衝撃のスクープ!「ダヴィド・ルイスの契約は1年限りで、延長交渉の予定なし」
「スカイスポーツ」のプレミアリーグTOPに、気になる見出しが掲載されていました。「David Luiz faces Arsenal exit with no contract extension talks planned(ダヴィド・ルイスはアーセナルの出口に直面しており、契約延長交渉の予定はない)」。昨年の夏に、ローラン・コシールニーを失ったクラブがチェルシーから連れてきたブラジル人CBは、2年契約だったはず。来季のプレミアリーグでも最終ラインの軸となるベテランに対する表現に、exitという言葉が使われているのは奇妙です。さっそくタップしてみると、衝撃的な一文が目に飛び込んできました。
「Sky Sports News has exclusively learned Luiz moved to the Emirates on a one-year deal, rather than the widely-reported two-year contract(スカイスポーツニュースが独占的に知りえたのは、ルイスがエミレーツに移籍した際の契約が、広くレポートされていた2年ではなく1年だったということだ)」
公式戦32試合出場、プレミアリーグ25試合2ゴール1アシストの大黒柱が、6月30日をもってチームを離れるという嘘のような話にいきなり出くわしてしまい、気持ちの整理がつきません。移籍金800万ポンド(約10億6000万円)は格安でしたが、サラリーが高すぎたということでしょうか。いや、週給12万5000ポンド(約1650万円)は、エジル、オーバメヤン、ラカゼット、ニコラ・ペペに次ぐ5番めで、最終ラインの要なら問題ないレベルです。
アルテタ監督は、就任以来の15試合中14試合でダヴィド・ルイスを起用。チャンバースが長期離脱となっても、6人のCBがいたにも関わらず、若き指揮官は軸を変えようとはしませんでした。中断直前のプレミアリーグ3試合のうち、2試合はクリーンシート。ウィリアム・サリバが合流し、パブロ・マリが残留したとしても、売られるのはムスタフィやパパスタソプーロスと思い込んでいました。
ご本人はアーセナル残留を希望しており、友人に「ロンドンに留まりたい」とこぼしているとのこと。プレミアリーグは「6月23日までに合意があれば、変則的なシーズンが終了するまでの短期契約を結ぶことができる」としていますが、来季どころかそちらの契約もどうなるかわからないようです。母国ブラジルのテレビ局によるインタビューで、「ベンフィカでキャリアを終えたい」と語っていた33歳は、グーナーに別れを告げる暇もなく、ノースロンドンから去ってしまうのでしょうか。
いや、ちょっと待ってください。冷静になって記事を読み返せば、「契約延長交渉は予定されていない」だけです。1年契約が事実だったとしても、6月に話がまとまる可能性はまだ残されています。「アーセナルの補強予算は限られている」。独占情報と胸を張るメディアは、クラブが財政的な理由でダヴィド・ルイスを手離すかのように書いていますが、実際のところはどうなのでしょうか。「確実に放出できる選手は手離す方針」「ムスタフィやパパスタソプーロスが売れるかどうかで決断」「プレミアリーグ再開対応が忙しいから後回しになっているだけで、契約交渉は行うつもり」。出ていく可能性は低いともいえず、もどかしさばかりが募るのですが…⁉
「Sky Sports News has exclusively learned Luiz moved to the Emirates on a one-year deal, rather than the widely-reported two-year contract(スカイスポーツニュースが独占的に知りえたのは、ルイスがエミレーツに移籍した際の契約が、広くレポートされていた2年ではなく1年だったということだ)」
公式戦32試合出場、プレミアリーグ25試合2ゴール1アシストの大黒柱が、6月30日をもってチームを離れるという嘘のような話にいきなり出くわしてしまい、気持ちの整理がつきません。移籍金800万ポンド(約10億6000万円)は格安でしたが、サラリーが高すぎたということでしょうか。いや、週給12万5000ポンド(約1650万円)は、エジル、オーバメヤン、ラカゼット、ニコラ・ペペに次ぐ5番めで、最終ラインの要なら問題ないレベルです。
アルテタ監督は、就任以来の15試合中14試合でダヴィド・ルイスを起用。チャンバースが長期離脱となっても、6人のCBがいたにも関わらず、若き指揮官は軸を変えようとはしませんでした。中断直前のプレミアリーグ3試合のうち、2試合はクリーンシート。ウィリアム・サリバが合流し、パブロ・マリが残留したとしても、売られるのはムスタフィやパパスタソプーロスと思い込んでいました。
ご本人はアーセナル残留を希望しており、友人に「ロンドンに留まりたい」とこぼしているとのこと。プレミアリーグは「6月23日までに合意があれば、変則的なシーズンが終了するまでの短期契約を結ぶことができる」としていますが、来季どころかそちらの契約もどうなるかわからないようです。母国ブラジルのテレビ局によるインタビューで、「ベンフィカでキャリアを終えたい」と語っていた33歳は、グーナーに別れを告げる暇もなく、ノースロンドンから去ってしまうのでしょうか。
いや、ちょっと待ってください。冷静になって記事を読み返せば、「契約延長交渉は予定されていない」だけです。1年契約が事実だったとしても、6月に話がまとまる可能性はまだ残されています。「アーセナルの補強予算は限られている」。独占情報と胸を張るメディアは、クラブが財政的な理由でダヴィド・ルイスを手離すかのように書いていますが、実際のところはどうなのでしょうか。「確実に放出できる選手は手離す方針」「ムスタフィやパパスタソプーロスが売れるかどうかで決断」「プレミアリーグ再開対応が忙しいから後回しになっているだけで、契約交渉は行うつもり」。出ていく可能性は低いともいえず、もどかしさばかりが募るのですが…⁉
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1年というのはどこかで出ていた。2年というのがいつどこから出たか知らないが、根拠なくジャーナリストを称する人たちがそれを信じていたことに衝撃を覚える。ストーンズ氏移籍のニュースもそうだった。ジャーナリストを称するならそろそろこの種の問題について、その原因、誰が儲けているのか、差別問題とのかかわりなど、レポートしていただきたい。