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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ガブリエウ、チルウェル、メートランド・ナイルズ…激動ロンドン勢の補強最新トピックス!

プレミアリーグ王者のリヴァプールは、アダム・ララナとデヤン・ロブレンが去り、新戦力は左SBのツィミカスのみ。未だ補強がないマンチェスター・ユナイテッドは、アンヘル・ゴメスとアレクシス・サンチェスを手離しています。出入りが激しいマンチェスター・シティは、ナタン・アケとフェラン・トーレスが加入し、レロイ・サネとダヴィド・シルヴァがアウト。北のビッグクラブのトランスファーマーケットにおける収支はプラスマイナスゼロで、本格的な補強はこれからです。

一方、ロンドンはサマフェスの真っ最中。昨季プレミアリーグで4位のチェルシーは、ティモ・ヴェルナーとハキム・ツィエクを獲得したうえで、カイ・ハヴェルツを決めにいっているといわれています。GKはオナナかオブラクか、まさかのデ・ヘア…?チアゴ・シウヴァやデクラン・ライスを獲るというという報道も、よくあるゴシップと切り捨てるわけにはいきません。フェルトンゲンとワニャマを放出したトッテナムは、ピエール・エミール・ホイビュルクとジョー・ハートを押さえています。

パブロ・マリとセドリク・ソアレスを完全移籍に切り替え、フリーでウィリアンを獲得したアーセナルは、ガブリエウ・マガリャンイスがメディカルチェックを終えたと報じられました。ライバルのナポリが粘り、遅れて登場したマンチェスター・ユナイテッドが横槍を入れているといわれていますが、本人・クラブとも合意を取ったガナーズの優位は揺るがないのではないでしょうか。次のターゲットは、レンタルを継続したいダニ・セバージョスか、あるいは最重要ターゲットと目されているトーマス・パーティーか。資金を捻出するために、余剰戦力となったCBやラカゼットを売却するという報道もありますが、売買ともにうまくさばいて、9月12日のプレミアリーグ開幕前に万全の体制を構築したいところです。

連日、何らかのトピックスがある激アツのロンドン勢ですが、直近の話題はチェルシーのベン・チルウェル獲得とノースロンドンに橋をかけた移籍交渉です。左SBを強化したいチェルシーが提示したオファーは5000万ポンドといわれており、当初は8000万ポンドを主張していたレスターも売却に前向きと伝えられています。「スカイスポーツ」は、「ベン・チルウェルのブルーズ入団は来週発表される見通しで、レスターはアヤックスのアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコを獲りにいっている」とレポート。オランダ王者が3600万ポンド(約50億円)を主張するディールに目処が立てば、ランパード監督がほしがっていた23歳が決まり、押し出されるエメルソンは出場機会を確保するべくセリエAをめざすものと思われます。

久々に開催されるノースロンドンダービーの場外戦の主役は、アーセナルで便利屋と化している感があるエインズリー・メートランド=ナイルズ。「デイリー・メール」によると、昨季プレミアリーグで20試合に出場した22歳は、セルジュ・オーリエを売るかもしれないスパーズの右サイドの候補に挙げられているとのこと。「アーセナルは、2000万ポンド(約27億7000万円)なら容認」というレポートはリアルで、ガナーズで愛されてきたMFが難色を示さなければ、スムーズに決まりそうです。ウィリアム・ギャラス以来の即戦力のディール成立か、刺激的なゴシップか。続報に注目したいと思います。

サッリ、エメリ、ポチェッティーノが次々と去り、立て直しを余儀なくされたロンドン勢ですが、ここまでは的確な補強が進んでいるといっていいのではないでしょうか。スパーズとチェルシーは最終ライン、アーセナルはアンカーと攻撃的MFを押さえられれば一気に期待値が上がります。2020-21シーズンの開幕まで3週間。引き続き、トランスファーマーケットの動向を追いかけてまいります。


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