2020.11.06 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
ヨーロッパリーグのプレミアリーグ勢速報~アーセナルもレスターも4発快勝!
トッテナムが敵地でルドゴレツに1-3で快勝した後、アーセナルとレスターがヨーロッパリーグを戦います。プレミアリーグで9位に留まっているガナーズの相手は、オーレ・グンナー・スールシャールが2年前に指揮を執っていたモルデ。リヴァプールと首位争いを展開しているロジャース監督のチームは、連勝で肩を並べるスポルティング・ブラガとの一騎打ちです。オーバメヤン、トーマス・パーティー、ガブリエウ・マガリャンイスといった主軸を休ませたアルテタ監督のチームは、序盤から攻勢。5分に右からGKリンデの前に躍り出たエンケティアが決めていれば、楽な展開に持ち込めたのですが、GKが手に当てたボールをビュルンバグにクリアされてしまいました。
その後のホームチームのアタックは、強引なパスが目立ち、いい形でシュートを打てる態勢に持ち込めません。22分には、エリングセンの鋭いミドルシュートが左隅に突き刺さり、勝つためには2点が必要となりました。26分のメートランド=ナイルズのロングシュートは左にアウト。33分にボックス右を攻略したウィロックは、ひとりかわして打つ寸前にフサインにカットされてしまいます。43分にニコラ・ペペのクロスを押し込んだエンケティアはオフサイドではなかったのですが、脇でラインから出ていたウィロックがプレイに関与したと見做されたのでしょう。
0-1でハーフタイムかと思われた45分、右からドリブルで仕掛けたエンケティアが中央にラストパスを転がすと、走り込んだウィロックと絡んだハウゲンが転倒しながらボールに触り、自らのゴールに押し込んでしまいました。1-1で折り返したガナーズは後半もボールを支配し、早い時間の勝ち越しをめざします。50分のセットピースは、左サイドのウィリアンがニアに入れたクロスをダヴィド・ルイスが枠に収められず。53分、メートランド=ナイルズの高速クロスをGKリンデが弾き、落下点にいたコラシナツは目の前のゴールに押し込むだけでしたが、右足のハーフボレーは高く浮いてしまいました。
この日のウィロックは、オウンゴールメーカー。62分、ジャカの浮き球でボックス右に流れた28番が速いクロスを入れると、ニアを押さえようとゴールに向かって走っていたシンヤンは足を出すしかありませんでした。決勝オウンゴールという見出しで名前を出されるか、背後のエンケティアにゴールを許すか…地獄の二択を突き付けられた5番のとった行動は、DFなら100%が同じ答えを選ぶであろう自らの左足のボレーでした。
2つのオウンゴールで勝ち越したガナーズが、ようやくきれいなフィニッシュを見せてくれたのは69分。5分前にウィリアンと代わったサカが中央に折り返すと、ニコラ・ペペが左足で放った豪快なボレーにリンデは1歩も動けませんでした。セーフティーリードに持ち込んだホームチームは、86分にダメ押しの1発をゲットしてゲームを畳みます。ニコラ・ペペの縦パスを最前線でトラップしたウィロックがチェックを受ける前に素早く右足を振り抜き、GKの右脇に決めました。
プレミアリーグでアーセナルを上回る2位のレスターも、スポルティング・ブラガに4-0で圧勝。こちらはイヘアナチョの怪プレーが見どころでした。先制点のシーンは、左からGKと1対1になったところで真正面から抜きにいき、GKに当たったボールを強引にゴールに運ぶ結果オーライ。2点めのミドルも無理めでしたが、GKの手元でバウンドが変わる幸運が手伝ってゴールイン。デニス・プラートが決めた3点めは、左から上がったイヘアナチョのシュートがうまく当たらず、右にこねたためにファーへのラストパスに変身したのだと思われます。
最後のジェームズ・マディソンのゴールも、2人を抜こうとして相手にぶつけたボールを持ち込むラフなフィニッシュでした。こういったゴールが次々ときまるのは、彼らが積極的にトライし続けた証だと思います。ヨーロッパリーグのプレミアリーグ勢は、全チームが3つ以上ゲットする快勝。CLと合わせると、18勝1分2敗という快進撃です。次節で、いくつかのチームが悠々とノックアウトラウンド進出を決めるのではないでしょうか。タイトなスケジュールをうまくやり過ごすべく、目いっぱい消化試合を増やしていただければと期待しております。(ジョー・ウィロック 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs))
その後のホームチームのアタックは、強引なパスが目立ち、いい形でシュートを打てる態勢に持ち込めません。22分には、エリングセンの鋭いミドルシュートが左隅に突き刺さり、勝つためには2点が必要となりました。26分のメートランド=ナイルズのロングシュートは左にアウト。33分にボックス右を攻略したウィロックは、ひとりかわして打つ寸前にフサインにカットされてしまいます。43分にニコラ・ペペのクロスを押し込んだエンケティアはオフサイドではなかったのですが、脇でラインから出ていたウィロックがプレイに関与したと見做されたのでしょう。
0-1でハーフタイムかと思われた45分、右からドリブルで仕掛けたエンケティアが中央にラストパスを転がすと、走り込んだウィロックと絡んだハウゲンが転倒しながらボールに触り、自らのゴールに押し込んでしまいました。1-1で折り返したガナーズは後半もボールを支配し、早い時間の勝ち越しをめざします。50分のセットピースは、左サイドのウィリアンがニアに入れたクロスをダヴィド・ルイスが枠に収められず。53分、メートランド=ナイルズの高速クロスをGKリンデが弾き、落下点にいたコラシナツは目の前のゴールに押し込むだけでしたが、右足のハーフボレーは高く浮いてしまいました。
この日のウィロックは、オウンゴールメーカー。62分、ジャカの浮き球でボックス右に流れた28番が速いクロスを入れると、ニアを押さえようとゴールに向かって走っていたシンヤンは足を出すしかありませんでした。決勝オウンゴールという見出しで名前を出されるか、背後のエンケティアにゴールを許すか…地獄の二択を突き付けられた5番のとった行動は、DFなら100%が同じ答えを選ぶであろう自らの左足のボレーでした。
2つのオウンゴールで勝ち越したガナーズが、ようやくきれいなフィニッシュを見せてくれたのは69分。5分前にウィリアンと代わったサカが中央に折り返すと、ニコラ・ペペが左足で放った豪快なボレーにリンデは1歩も動けませんでした。セーフティーリードに持ち込んだホームチームは、86分にダメ押しの1発をゲットしてゲームを畳みます。ニコラ・ペペの縦パスを最前線でトラップしたウィロックがチェックを受ける前に素早く右足を振り抜き、GKの右脇に決めました。
プレミアリーグでアーセナルを上回る2位のレスターも、スポルティング・ブラガに4-0で圧勝。こちらはイヘアナチョの怪プレーが見どころでした。先制点のシーンは、左からGKと1対1になったところで真正面から抜きにいき、GKに当たったボールを強引にゴールに運ぶ結果オーライ。2点めのミドルも無理めでしたが、GKの手元でバウンドが変わる幸運が手伝ってゴールイン。デニス・プラートが決めた3点めは、左から上がったイヘアナチョのシュートがうまく当たらず、右にこねたためにファーへのラストパスに変身したのだと思われます。
最後のジェームズ・マディソンのゴールも、2人を抜こうとして相手にぶつけたボールを持ち込むラフなフィニッシュでした。こういったゴールが次々ときまるのは、彼らが積極的にトライし続けた証だと思います。ヨーロッパリーグのプレミアリーグ勢は、全チームが3つ以上ゲットする快勝。CLと合わせると、18勝1分2敗という快進撃です。次節で、いくつかのチームが悠々とノックアウトラウンド進出を決めるのではないでしょうか。タイトなスケジュールをうまくやり過ごすべく、目いっぱい消化試合を増やしていただければと期待しております。(ジョー・ウィロック 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs))
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