2021.01.27 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Saints×Arsenal】ラカゼット&サカ!鋭い速攻を連発したアーセナル、鮮やかな逆転勝利!
オーバメヤンはご家族の事情で欠場、ティアニーはふくらはぎの違和感。左サイドのキーマンを欠いたアーセナルは、FAカップで敗れたばかりの難しい相手にリベンジを果たすことができるでしょうか。プレミアリーグ20節、サウサンプトンVSアーセナル。アウェイチームは、ニコラ・ペペとサカにサイドの攻略を託します。GKレノ、DFベジェリン、ホールディング、ダヴィド・ルイス、セドリク・ソアレス、中盤の真ん中にトーマス・パーティーとジャカ、2列めはニコラ・ペペ、スミス・ロウ、サカ、ワントップは今季プレミアリーグ7ゴールのラカゼットです。
開始50秒、敵陣で縦パスをカットしたジャカがすかさずスルーパスを通し、ラカゼットがマッカーシーと1対1。右隅を狙ったフィニッシュは、GKが足に当てて難を逃れました。4分のセインツのCKを蹴ったのは、今季プレミアリーグでFKを3発決めているウォード=プラウズ。中央に落ちてくるボールはパーフェクトで、アームストロングのハーフボレーがゴールの右に突き刺さりました。アーセナルが追いついたのは8分。敵陣右サイドでサカが奪い、脇で受けたトーマス・パーティーが左に展開すると、スミス・ロウが完璧なスルーパスをラインの裏に通します。ヴァレリーを押さえてトラップしたニコラ・ペペが右のサイドネットに流し込み、CKのマークミスを帳消しにしました。
14分、サカのクロスのクリアをセドリク・ソアレスがダイレクトで叩くと、アウトに曲がったボールは惜しくもファーポストの外。17分のセインツの速攻は、右から上がったウェルコットが中央に斬り込んで右足を振り抜きますが、マークを気にして右に外してしまいました。2分後、左からカーブをかけたウォード=プラウズのFKがニアのダニー・イングスに届きますが、ボレーはレノの正面。23分にヴォーキンズのアーリークロスがニアに入り、チェ・アダムズの決定的なヘッドがゴール左を襲いますが、レノがビッグセーブを披露してピンチを切り抜けました。
28分、左から斬り込んだアームストロングのコントロールショットは、ファーポストすれすれ。アーセナルの守備陣は、カットインしてくるサイドアタッカーを自由にさせてはいけません。39分、レノのゴールキックから、ジャカがラカゼットに縦パス。斜め前にいたサカをよく見ていたストライカーが、完璧なスルーパスで19歳をフリーにしました。マッカーシーをかわしたサカが無人のゴールに流し込んで1-2。アーセナルは、リードをキープしてハーフタイムを迎えました。
後半が始まり、3分を過ぎるとセインツが主導権を主張しています。50分、左サイドから中に持ち込んだアームストロングが右のウォルコットを使うと、右足のシュートはレノがキャッチ。53分にセドリク・ソアレスの浮き球で抜け出したスミス・ロウは、マッカーシーと1対1になるものの体勢が窮屈になり、左足のシュートはゴール前に戻ったスティーヴンスにクリアされました。60分には、ニコラ・ペペのパスでセドリク・ソアレスが左サイドを突破。ボックスのなかから入れたグラウンダーは味方に通らず、ヴァレリーに当たってゴールに飛んだボールはマッカーシーが冷静にクリアしました。
63分、ガナーズの速攻。右から仕掛けたサカは、味方のフォローが遅いとみてボックスの手前で左足を振り抜きますが、ファーに飛んだボールはイメージ通りにドライブがかかりませんでした。66分、左からボックスに侵入したダニー・イングスは、トーマス・パーティー、ベジェリン、ホールディングを次々と抜くも、角度を失い足元に飛び込んだレノに止められました。アルテタ監督は、69分にニコラ・ペペをマルティネッリ…と思いきや、スミス・ロウが足を痛めたため、ウィリアンに予定変更しています。
その直後、セドリク・ソアレスのきれいなサイドチェンジがサカに届き、ダイレクトで入れたグラウンダーが中央に転がりました。体を投げ出して押し込んだラカゼットは、ポストに激突して倒れたままですが、表情はうれしそうです。78分に足をつったトーマス・パーティーが下がり、エルネニーがセンターへ。83分にダヴィド・ルイスがボールを後ろに逸らし、チェ・アダムスがゴール前まで持ち込みますが、飛び出したレノがぎりぎりでキャッチし、ギャップは埋まりません。85分のウォード=プラウズのFKは、コースを読んだGKが右に弾き出しました。
追加タイムに入り、ニコラ・ペペに代わってウィロック。アーセナルは時間をうまく遣い、1-3のままでタイムアップを迎えました。ラカゼットのプレスでパスコースを切り、素早く仕留めたショートカウンター。ゴールキックの競り合いからパス2本でゴールに辿り着いた追加点。極上のサイドチェンジが決め手になった3点め。ラインの裏を狙うニコラ・ぺぺと、マークを外すのがうまいサカを見逃さなかった判断スピードの速さが、鮮やかな逆転勝利の原動力でした。
週末のプレミアリーグはマンチェスター・ユナイテッド。足を気にしていたスミス・ロウとトーマス・パーティーが間に合ってくれれば、好調の2位といえども充分戦えるでしょう。両者ともに一瞬の隙を見逃さないエキサイティングな速攻合戦を堪能できればと思います。最も有利な形でもらえるエリアに素早く入るサカと、パスの強さを間違えないスミス・ロウは、センス抜群ですね…。マクトミネイとルーク・ショーは相当忙しくなりそうです。土曜日ですか。楽しみです。(エミール・スミス・ロウ 写真著作者/ArsenalTVHD)
開始50秒、敵陣で縦パスをカットしたジャカがすかさずスルーパスを通し、ラカゼットがマッカーシーと1対1。右隅を狙ったフィニッシュは、GKが足に当てて難を逃れました。4分のセインツのCKを蹴ったのは、今季プレミアリーグでFKを3発決めているウォード=プラウズ。中央に落ちてくるボールはパーフェクトで、アームストロングのハーフボレーがゴールの右に突き刺さりました。アーセナルが追いついたのは8分。敵陣右サイドでサカが奪い、脇で受けたトーマス・パーティーが左に展開すると、スミス・ロウが完璧なスルーパスをラインの裏に通します。ヴァレリーを押さえてトラップしたニコラ・ペペが右のサイドネットに流し込み、CKのマークミスを帳消しにしました。
14分、サカのクロスのクリアをセドリク・ソアレスがダイレクトで叩くと、アウトに曲がったボールは惜しくもファーポストの外。17分のセインツの速攻は、右から上がったウェルコットが中央に斬り込んで右足を振り抜きますが、マークを気にして右に外してしまいました。2分後、左からカーブをかけたウォード=プラウズのFKがニアのダニー・イングスに届きますが、ボレーはレノの正面。23分にヴォーキンズのアーリークロスがニアに入り、チェ・アダムズの決定的なヘッドがゴール左を襲いますが、レノがビッグセーブを披露してピンチを切り抜けました。
28分、左から斬り込んだアームストロングのコントロールショットは、ファーポストすれすれ。アーセナルの守備陣は、カットインしてくるサイドアタッカーを自由にさせてはいけません。39分、レノのゴールキックから、ジャカがラカゼットに縦パス。斜め前にいたサカをよく見ていたストライカーが、完璧なスルーパスで19歳をフリーにしました。マッカーシーをかわしたサカが無人のゴールに流し込んで1-2。アーセナルは、リードをキープしてハーフタイムを迎えました。
後半が始まり、3分を過ぎるとセインツが主導権を主張しています。50分、左サイドから中に持ち込んだアームストロングが右のウォルコットを使うと、右足のシュートはレノがキャッチ。53分にセドリク・ソアレスの浮き球で抜け出したスミス・ロウは、マッカーシーと1対1になるものの体勢が窮屈になり、左足のシュートはゴール前に戻ったスティーヴンスにクリアされました。60分には、ニコラ・ペペのパスでセドリク・ソアレスが左サイドを突破。ボックスのなかから入れたグラウンダーは味方に通らず、ヴァレリーに当たってゴールに飛んだボールはマッカーシーが冷静にクリアしました。
63分、ガナーズの速攻。右から仕掛けたサカは、味方のフォローが遅いとみてボックスの手前で左足を振り抜きますが、ファーに飛んだボールはイメージ通りにドライブがかかりませんでした。66分、左からボックスに侵入したダニー・イングスは、トーマス・パーティー、ベジェリン、ホールディングを次々と抜くも、角度を失い足元に飛び込んだレノに止められました。アルテタ監督は、69分にニコラ・ペペをマルティネッリ…と思いきや、スミス・ロウが足を痛めたため、ウィリアンに予定変更しています。
その直後、セドリク・ソアレスのきれいなサイドチェンジがサカに届き、ダイレクトで入れたグラウンダーが中央に転がりました。体を投げ出して押し込んだラカゼットは、ポストに激突して倒れたままですが、表情はうれしそうです。78分に足をつったトーマス・パーティーが下がり、エルネニーがセンターへ。83分にダヴィド・ルイスがボールを後ろに逸らし、チェ・アダムスがゴール前まで持ち込みますが、飛び出したレノがぎりぎりでキャッチし、ギャップは埋まりません。85分のウォード=プラウズのFKは、コースを読んだGKが右に弾き出しました。
追加タイムに入り、ニコラ・ペペに代わってウィロック。アーセナルは時間をうまく遣い、1-3のままでタイムアップを迎えました。ラカゼットのプレスでパスコースを切り、素早く仕留めたショートカウンター。ゴールキックの競り合いからパス2本でゴールに辿り着いた追加点。極上のサイドチェンジが決め手になった3点め。ラインの裏を狙うニコラ・ぺぺと、マークを外すのがうまいサカを見逃さなかった判断スピードの速さが、鮮やかな逆転勝利の原動力でした。
週末のプレミアリーグはマンチェスター・ユナイテッド。足を気にしていたスミス・ロウとトーマス・パーティーが間に合ってくれれば、好調の2位といえども充分戦えるでしょう。両者ともに一瞬の隙を見逃さないエキサイティングな速攻合戦を堪能できればと思います。最も有利な形でもらえるエリアに素早く入るサカと、パスの強さを間違えないスミス・ロウは、センス抜群ですね…。マクトミネイとルーク・ショーは相当忙しくなりそうです。土曜日ですか。楽しみです。(エミール・スミス・ロウ 写真著作者/ArsenalTVHD)
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グーナーです。
以前からこのブログを読ませて頂いています。
最近の他チームをリスペクトしながらユナイテッドを心配してるのが、本当に微笑ましく、日々読ませて頂いています。
好きなチームをハラハラしながら応援するのは良いですよね。暫く感覚を忘れてますが、トップ争いというのは本当に痺れるモノです。
ユナイテッドは大キライですが、このブログは応援してます。週末が楽しみです。