ウェストハム、よくぞ獲れましたディミトリ・パイェ!9年ぶりのEL出場を前に視界良好
昨季リーグアンで21ゴールを決めた大黒柱のジニャックがメキシコに去ったマルセイユは、当初は36試合7ゴールと結果を出してくれたパイェを売る気はなかったようです。にもかかわらず、この移籍話が成立してしまったのは、パイェ側が大幅な年俸UPを要求し、クラブがそれを呑めなかったから。「ウェストハムのオファーを不本意ながら受け入れた」とわざわざ声明を出したあたりに、マルセイユの悔しさが垣間見えます。やりましたね、ハマーズ。リール時代はアザールの控えに甘んじていた時期もありましたが、今やパイェは現役バリバリのフランス代表選手であり、リーグアンのアシスト王です。ソングの守備とダウニングの仕切りはまずまずながら、攻撃に幅を創るタレントが不足していたウェストハムは、昨季プレミアリーグで44ゴールとレスター以下だった得点力を強化できるのではないでしょうか。
ウェストハムの周辺にはさらに景気のいい噂が飛び交っています。まずは、アンディ・キャロル、カールトン・コール、エネル・バレンシアが今ひとつだったストライカー。ビリッチ監督のターゲットは、チェルシーの「第3FW」ロイク・レミー、ヴォルフスブルクの点取り屋バス・ドスト、あるいはプレミアリーグ18ゴールとQPRでブレイクしたチャーリー・オースティンだと報じられています。中盤は、ソングの完全移籍を決めて、キャバイェやデンベレなどのインターナショナルクラスを獲得できれば盛り上がります。最終ラインは、右SBジェンキンソンのローンを延長できるのではないかといわれており、逆サイドのクレスウェルまで守れればひとまずOK。ウィンストン・リード、トムキンス、コリンズに加えて、将来性のあるCBを獲得できればいいのではないでしょうか。
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