イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Norwich×MAN.UTD】デ・ヘアがビッグセーブ連発!ラングニックの船出は苦しい連勝!

デ・ヘア、ジオゴ・ダロト、リンデロフ、マグワイア、アレックス・テレス、マクトミネイ、フレッジ、ジェイドン・サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォード、クリスティアーノ・ロナウド。プレミアリーグのデビュー戦は、クリスタル・パレスに1-0の辛勝だったラルフ・ラングニック監督は、最下位ノリッジとのアウェイゲームも同じメンバーで戦おうとしています。

キックオフから積極的にサイドアタックを仕掛ける黄色いシャツに対して、マンチェスター・ユナイテッドはゴール前に人数を揃えて耐えています。アレックス・テレスが後ろに戻したパスをプッキに奪われた9分のピンチは、必死に戻ったマクトミネイがグラウンダーをカット。14分にボックス右手前から放ったアレックス・テレスのFKは、壁にヒットしてクロスバーを叩きました。

攻め方がはっきりしないマンチェスター・ユナイテッドは、25分を過ぎてもレフトバックのFK以外に見せ場がありません。29分、ボックス右で外からのパスを受けたルップが脇に流したシーンは、フリーだったプッキがコントロールできず、助かりました。31分、サンチョのパスをボックスで受けてターンしたダロトの左足シュートは、GKクルルの正面。36分に左から斬り込んだラシュフォードは、バランスを崩して打てませんでした。

37分、マクトミネイが右のロナウドにラストパスを通すと、2度の切り返しから打った左足シュートはコースを読んでいたクルルがセーブ。45分にCKの流れからクロスに競り勝ったマグワイアのヘッドは、クルルが上に弾き出しました。前半は0-0。納得感が高いのは、シュート1本に終わったノリッジのほうでしょう。

後半の最初のチャンスは、52分のノリッジ。プレミアリーグ初先発のプワヘタがキックフェイントでマグワイアを抜き去りますが、デ・ヘアと向き合ったMFは正面に蹴ってしまいました。57分、右からのボールを受けたプッキがリンデロフをかわして打った左足シュートは、デ・ヘアが右に飛んで上に弾くビッグセーブ。61分にサンチョが左から仕掛け、ニアのラシュフォードに預けると、右足のシュートはニアポストの脇を抜けていきました。

67分、ジェイドン・サンチョが下がってグリーンウッド。胸を押さえていたリンデロフが72分にリタイアとなり、10人で戦っていたマンチェスター・ユナイテッドは、マクトミネイのクロスが上がった瞬間、アーロンズがロナウドを引き倒したというジャッジでPKをゲットしました。左隅に決めた36歳は、今季プレミアリーグ7ゴール。77分に左からのFKがゴール前に上がり、オザン・カバクが頭で合わせると、デ・ヘアが右に弾き出すビッグセーブでチームを救いました。

82分、サージェントの速いクロスにマグワイアが触ると、中央から放ったビリー・ギルモアの1発めはダロトがブロック。2発めは、代わったばかりのバイリーが体を張ってCKに逃れました。86分に自陣からドリブルで上がったラシュフォードは、セーレンセンを抜き去ってボックス左に入ると、ニアにいたロナウドにグラウンダーをフィード。足元に入ったボールを左足で合わせたエースは、バーの上に浮いたボールを見て悔しがっています。

88分、ブルーノに代わってファン・デ・ベーク。最後までノリッジに攻め立てられたマンチェスター・ユナイテッドは、何とかプレミアリーグ3連勝に辿り着きました。ラシュフォードとロナウドが前線に並ぶ4-4-2は、うまく機能したとはいえないでしょう。前半はサイドから仕掛けるシーンがあったサンチョは、インサイドMFのようなポジションで強みを発揮できず、シュートレンジに入れなかったブルーノ・フェルナンデスは、左からニアに外した1本に留まりました。

デ・ヘアがビッグセーブを連発してリードを許さず、終盤のゴールで勝ち点を拾う「マン・ユナイテッドあるある」が発動。ラングニックの新チームは、14位と最下位相手にPKを含む2発のみという苦しい船出です。ブルーノがロナウドの近くでプレイする時間を増やし、サンチョは右サイド攻略を徹底させたほうが決定機を増やせるのではないでしょうか。次節は、復調気配のブレントフォード。直近の2試合を見る限り、勝てる気がしないのですが…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“【Norwich×MAN.UTD】デ・ヘアがビッグセーブ連発!ラングニックの船出は苦しい連勝!” への2件のフィードバック

  1. ルーニー より:

    ラングニックの戦術、よくわからないな…
    今のところロナウドとブルーノは全然良くないですしラシュフォードとの2トップも機能してない感じで、ラシュフォードとサンチョが個人技で頑張ってる印象ですね。
    カバーニとポグバが復帰したらポルトガルコンビと入れ替えてみてほしいです

  2. 山田1234 より:

    ペップ、クロップでさえ時間がかかってるから
    すぐ良くなることはないでしょう

コメントを残す