2022.04.24 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×MAN.UTD】ブルーノ、痛恨のPK失敗。サカが躍動した快勝ガナーズが単独4位に浮上!
アルテタ監督の11人は、アウェイ勝利のチェルシー戦がベース。リヴァプールに惨敗したラングニック監督は、ロナウドをトップに配した4-2-3-1に戻しています。プレミアリーグ34節、アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド。TOP4を争うクラブのシックスポインターは、もちろん両者ともに必勝です。
さっそく、ガナーズのスタメンをチェックしましょう。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアという顔ぶれです。立ち上がりからポゼッションを取っていたホームチームは、2分にいきなり先制ゴールをゲットしました。
ジャカのサイドチェンジをヴァランとアレックス・テレスがクリアできず、ボックス右のサカがトラップ。ファーを狙った左足のシュートをデ・ヘアが弾くと、詰めたタヴァレスが難なく押し込みました。6分、マン・ユナイテッドのカウンターは、ブルーノとロナウドとパス交換から。7番が前に出したパスがガブリエウに当たってエランガがさらい、右に持ち込んでシュートを放つも、飛び出したラムズデールが冷静にセーブしました。
ラングニック監督のスタメンも、大半は予想通りでしょう。GKデ・ヘア、DFジオゴ・ダロト、リンデロフ、ヴァラン、アレックス・テレス。セントラルMFはマティッチとマクトミネイ、2列めにエランガ、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ、最前線にプレミアリーグ15ゴールのクリスティアーノ・ロナウド。CKに競り勝ったマクトミネイのヘッドが左に外れた後、7分になると、ロナウドを激励する拍手がスタンドに鳴り響きました。
ラムズデールのミスキックをマクトミネイがカットした11分の決定機は、縦パスを受けたブルーノのフィニッシュをガブリエウがブロック。15分に右サイドでタヴァレスを抜き去り、ゴールに迫ったエランガは、体勢を崩して放ったシュートをGKにぶつけてしまいます。19分のウーデゴーアのFKは、クロスバーの上。1分後、ダロトとのパス交換から、グラウンダーをニアでもらったロナウドが右足を振り抜くと、ボールはGKの頭上を越えていきました。
24分、左サイドで奪ったサンチョから、ブルーノ、ロナウド、ブルーノ、ダロトと右につながると、思い切りのいいミドルはバーにヒット。25分にエルネニーが右のウーデゴーアに預けると、ボックスに転がしたダイレクトパスは絶品でしたが、フリーのエンケティアの強いショットはデ・ヘアが超絶セーブで右に弾き出しました。
VARが発動したのは28分。サカのダイレクトパスから左に決めたエンケティアのゴールはオフサイドですが、サカが倒れたシーンがアレックス・テレスのファールとジャッジされ、PKとなりました。サカが左に押し込んで2-0。しかしその2分後、マティッチのクロスが2人にマークされたロナウドに入り、簡単ではなかった左足のハーフボレーがネットを揺らします。スタンドのグーナーは、今度は拍手を送ってくれませんでした。
39分、右サイドのサカがボックス手前に戻すと、左隅に打ったエルネニーのダイレクトショットはデ・ヘアがまたもビッグセーブ。CKのクリアを叩いたサカのボレーは、ゴール前にいたタヴァレスがブロックしたのではないでしょうか。追加タイムのアレックス・テレスのミドルはラムズデールが右に弾き出し、ウーデゴーアの強烈な一撃は絶好調の守護神がよく見てセーブしました。
両者ともにシュート11本の殴り合いは、2-1のままでハーフタイム。静かに立ち上がった後半も、攻守が目まぐるしく変わる展開です。51分に切り返しでコースを作ったタヴァレスのシュートは右足で、うまくコントロールできず。ガナーズのレフトバックは、55分にCKの競り合いでハンドを取られますが、ブルーノ・フェルナンデスはPKを左のポストに当ててしまいました。
63分、アレックス・テレスのサイドチェンジがロナウドに入り、縦パスにスプリントしたダロトの渾身のショットは、ラムズデールが弾いたボールがポストにヒットします。アルテタ監督は、ここでスミス・ロウを諦め、マルティネッリにチェンジ。70分にジャカのロングシュートがネットに突き刺さったのをみて、デ・ヘアのスランプのきっかけとなった3年前の忌まわしいゴールを思い出しました。
2点リードのアルテタ監督は、74分にサカをホールディング。77分にエランガとマティッチが下がり、リンガードとラシュフォードが2列めに入ります。84分、ブルーノに代わってマタ。90分にセドリクが交代となり、冨安健洋が13試合ぶりのプレミアリーグ復帰を果たしました。サイドで時間を遣ったアーセナルが3-1快勝。敗れたマン・ユナイテッドはTOP4争いから脱落しました。
残念ながら、私のスコア予想は当たってしまいました(ウーデゴーアとサンチョがゴールなどという余計なことを書かなければよかったですね…)。ブルーノ・フェルナンデスのPK失敗がターニングポイント。ボールが20cm内側に寄っていれば、どちらが勝つかわからないゲームになっていたはずです。シュート数14対14、オンターゲット7対5の攻め合いは、PKを確実に決めたチームが、バーとポストに3回当てたチームを上回りました。
MVPは、最初の2点のきっかけとなったブカヨ・サカで決まりでしょう。サイドチェンジやロングフィードが的確だったジャカ、守備で貢献したエルネニーも有力候補です。トッテナムが引き分けたため、単独4位に躍り出たガナーズは、ノースロンドンダービーで勝てば、ハマーズ、リーズ、ニューカッスル、エヴァートンに3勝1敗でOKとなります。
ミケル・アルテタ率いる若いチームは、ビッグ6との直接対決で連勝して息を吹き返し、CL出場権を自力で獲得できるポジションに着きました。「after today’s result it is gone」。ラングニックが白旗を揚げたチームは、ヨーロッパリーグ出場権を確保する戦いを続けます。追いつくチャンスを何度も手離す悔しいゲームでしたが、後半戦のマン・シティ、レッズ、ガナーズに11失点では、今の立ち位置が妥当といわざるをえません。
さっそく、ガナーズのスタメンをチェックしましょう。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアという顔ぶれです。立ち上がりからポゼッションを取っていたホームチームは、2分にいきなり先制ゴールをゲットしました。
ジャカのサイドチェンジをヴァランとアレックス・テレスがクリアできず、ボックス右のサカがトラップ。ファーを狙った左足のシュートをデ・ヘアが弾くと、詰めたタヴァレスが難なく押し込みました。6分、マン・ユナイテッドのカウンターは、ブルーノとロナウドとパス交換から。7番が前に出したパスがガブリエウに当たってエランガがさらい、右に持ち込んでシュートを放つも、飛び出したラムズデールが冷静にセーブしました。
ラングニック監督のスタメンも、大半は予想通りでしょう。GKデ・ヘア、DFジオゴ・ダロト、リンデロフ、ヴァラン、アレックス・テレス。セントラルMFはマティッチとマクトミネイ、2列めにエランガ、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ、最前線にプレミアリーグ15ゴールのクリスティアーノ・ロナウド。CKに競り勝ったマクトミネイのヘッドが左に外れた後、7分になると、ロナウドを激励する拍手がスタンドに鳴り響きました。
ラムズデールのミスキックをマクトミネイがカットした11分の決定機は、縦パスを受けたブルーノのフィニッシュをガブリエウがブロック。15分に右サイドでタヴァレスを抜き去り、ゴールに迫ったエランガは、体勢を崩して放ったシュートをGKにぶつけてしまいます。19分のウーデゴーアのFKは、クロスバーの上。1分後、ダロトとのパス交換から、グラウンダーをニアでもらったロナウドが右足を振り抜くと、ボールはGKの頭上を越えていきました。
24分、左サイドで奪ったサンチョから、ブルーノ、ロナウド、ブルーノ、ダロトと右につながると、思い切りのいいミドルはバーにヒット。25分にエルネニーが右のウーデゴーアに預けると、ボックスに転がしたダイレクトパスは絶品でしたが、フリーのエンケティアの強いショットはデ・ヘアが超絶セーブで右に弾き出しました。
VARが発動したのは28分。サカのダイレクトパスから左に決めたエンケティアのゴールはオフサイドですが、サカが倒れたシーンがアレックス・テレスのファールとジャッジされ、PKとなりました。サカが左に押し込んで2-0。しかしその2分後、マティッチのクロスが2人にマークされたロナウドに入り、簡単ではなかった左足のハーフボレーがネットを揺らします。スタンドのグーナーは、今度は拍手を送ってくれませんでした。
39分、右サイドのサカがボックス手前に戻すと、左隅に打ったエルネニーのダイレクトショットはデ・ヘアがまたもビッグセーブ。CKのクリアを叩いたサカのボレーは、ゴール前にいたタヴァレスがブロックしたのではないでしょうか。追加タイムのアレックス・テレスのミドルはラムズデールが右に弾き出し、ウーデゴーアの強烈な一撃は絶好調の守護神がよく見てセーブしました。
両者ともにシュート11本の殴り合いは、2-1のままでハーフタイム。静かに立ち上がった後半も、攻守が目まぐるしく変わる展開です。51分に切り返しでコースを作ったタヴァレスのシュートは右足で、うまくコントロールできず。ガナーズのレフトバックは、55分にCKの競り合いでハンドを取られますが、ブルーノ・フェルナンデスはPKを左のポストに当ててしまいました。
63分、アレックス・テレスのサイドチェンジがロナウドに入り、縦パスにスプリントしたダロトの渾身のショットは、ラムズデールが弾いたボールがポストにヒットします。アルテタ監督は、ここでスミス・ロウを諦め、マルティネッリにチェンジ。70分にジャカのロングシュートがネットに突き刺さったのをみて、デ・ヘアのスランプのきっかけとなった3年前の忌まわしいゴールを思い出しました。
2点リードのアルテタ監督は、74分にサカをホールディング。77分にエランガとマティッチが下がり、リンガードとラシュフォードが2列めに入ります。84分、ブルーノに代わってマタ。90分にセドリクが交代となり、冨安健洋が13試合ぶりのプレミアリーグ復帰を果たしました。サイドで時間を遣ったアーセナルが3-1快勝。敗れたマン・ユナイテッドはTOP4争いから脱落しました。
残念ながら、私のスコア予想は当たってしまいました(ウーデゴーアとサンチョがゴールなどという余計なことを書かなければよかったですね…)。ブルーノ・フェルナンデスのPK失敗がターニングポイント。ボールが20cm内側に寄っていれば、どちらが勝つかわからないゲームになっていたはずです。シュート数14対14、オンターゲット7対5の攻め合いは、PKを確実に決めたチームが、バーとポストに3回当てたチームを上回りました。
MVPは、最初の2点のきっかけとなったブカヨ・サカで決まりでしょう。サイドチェンジやロングフィードが的確だったジャカ、守備で貢献したエルネニーも有力候補です。トッテナムが引き分けたため、単独4位に躍り出たガナーズは、ノースロンドンダービーで勝てば、ハマーズ、リーズ、ニューカッスル、エヴァートンに3勝1敗でOKとなります。
ミケル・アルテタ率いる若いチームは、ビッグ6との直接対決で連勝して息を吹き返し、CL出場権を自力で獲得できるポジションに着きました。「after today’s result it is gone」。ラングニックが白旗を揚げたチームは、ヨーロッパリーグ出場権を確保する戦いを続けます。追いつくチャンスを何度も手離す悔しいゲームでしたが、後半戦のマン・シティ、レッズ、ガナーズに11失点では、今の立ち位置が妥当といわざるをえません。
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