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サラー、デブライネ、ソン・フンミン、サカ…プレミアリーグが年間最優秀選手候補を発表!

「今季プレミアリーグのMVPは?」。1月に聞いたら、大半のファンが「モー・サラー」と答えていたのではないでしょうか。前半戦だけで15ゴール、CLのグループステージで6戦6発。驚異的なペースでゴールを積み上げていたレッズのエースは、バロンドールの本命ともいわれていました。

さて、あらためて今、冒頭の問いを投げかけられたら、誰の顔が思い浮かぶでしょうか。プレミアリーグが、2021-22シーズンの年間最優秀選手候補を発表しました。34試合22ゴール13アシストのサラーは、もちろん有力候補ですが、他の7人も錚々たる顔ぶれです。

直近のプレミアリーグ12試合で12ゴールのソン・フンミンは、得点王レースで独走だったサラーに1ゴール差に迫っています。レッズのエースがPKで5ゴールを挙げているのに対して、スパーズのスピードスターはゼロ。アシスト王ランキングでもTOPのサラー(13アシスト)が優勢ではあるものの、ソン・フンミンも9アシストを記録しており、どちらが取ってもおかしくありません。

レッズの右サイドでサラーとタッグを組むアーノルドは、12アシストでチームメイトとワンツー。残り2試合で2アシストを積めれば、DFとしてのプレミアリーグレコードを更新します。ビッグチャンスクリエイト18回は、サラー&ハリー・ケインと並んでリーグ1位。クロス成功77本も、ウォード=プラウズを押さえて単独TOPです。

12月までアシストゼロという彼らしくないシーズンを過ごしていたデブライネは、3月以降の8試合で8ゴール8アシスト。トータル28試合15ゴール7アシストは、インサイドMFとして出色のスタッツです。マン・シティからノミネートされたのは、プレーメイカーだけではありません。パス本数2799本で1位のジョアン・カンセロは、7アシストを挙げており、SBとして1位のデュエル210勝も評価されたのでしょう。

ウェストハムの躍進のキーマンとなったボーウェンは、プレミアリーグ34試合10ゴール10アシスト。ガナーズをCLに導こうとしているブカヨ・サカも、36試合11ゴール6アシストという素晴らしいスタッツを残しています。セインツの司令塔ウォード=プラウズは、リーグ1位の4ゴールをゲットしているFKのスペシャリスト。プレースキックに加えて、リーグ2位のクロス成功76本も推薦ポイントでしょう。

受賞者を予想するなら…ソン・フンミンです。最終節がノリッジのゴールゲッターは、今や得点王争いの大本命といっていいのではないでしょうか。優勝争いとTOP4争奪戦が白熱するプレミアリーグは、得点王、アシスト王、MVPも最後までわからない激戦となっています。本日はFAカップファイナル。明日の注目カードは、トッテナムVSバーンリー、ハマーズVSマン・シティ、ニューカッスルVSアーセナルですね。楽しみです!


【プレミアリーグ2021-22シーズン 年間最優秀選手候補】
モハメド・サラー(リヴァプール)
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
ジャロッド・ボ―ウェン(ウェストハム)
ソン・フンミン(トッテナム)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
ジェームズ・ウォード=プラウズ(サウサンプトン)


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“サラー、デブライネ、ソン・フンミン、サカ…プレミアリーグが年間最優秀選手候補を発表!” への1件のコメント

  1. アイク より:

    更新ありがとうございます。
    前々から凄かったソンフンミンですが、冬の補強以降際立ってますね。

    いよいよFA決勝…!相手にはカンテ、アスピリクエタ、チアゴシウバ、ジョルジーニョといったトロフィーコレクターが揃っていますが、こちらのチアゴも優勝への飽くなき情熱はカラバオ杯決勝で周知の通りです。レッズ史上最強とも言われるこのチームを記録に残すためにも、ここは勝ちたい!

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