イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ジェズス、スターリング、ウスマン・デンベレ、レヴァンドフスキ…チェルシーの最前線に入るのは?

アーセナルはマット・ターナー、マルキーニョス、ファビオ・ヴィエイラ。リヴァプールはダルウィン・ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョ、カルヴァン・ラムゼイ。マンチェスター・シティはアーリング・ブラウト・ハーランドとフリアン・アルバレスを押さえ、トッテナムはイヴァン・ペリシッチ、フレイザー・フォースターに加えてイヴ・ビスマを獲得しています。

かつてビッグ6といわれたプレミアリーグのクラブの補強は、順調組と沈黙組に分かれています。未だ新戦力の発表がないのはチェルシ―とマンチェスター・ユナイテッド。エリック・テン・ハフを招聘したクラブは、ポグバ、マタ、リンガード、カバーニ、マティッチが退団となっており、トゥヘル監督のチームもリュディガー、クリステンセン、ドリンクウォーターを手離しています。両者ともに、戦力を落としたポジションの補強は、TOP4フィニッシュのための必須条件でしょう。

さて、本日はチェルシーの補強に関するトピックスを紹介します。トッド・ベイリーがオーナーとなったクラブは、ロメウ・ルカクの代役が必要になりそうな雲行きです。昨季プレミアリーグを26試合8ゴールという不本意なスタッツで終えたストライカーは、インテル復帰を懇願。当初は2000万ポンド以上のレンタルフィーを要求していたチェルシーは、1200万ポンドまで下げており、600万ポンドを主張するミラノとの交渉は、いずれ妥結すると見られています。

穴を埋める候補として挙げられているのは、ガブリエウ・ジェズス、ラヒム・スターリング、ウスマン・デンベレ、クリストファー・エンクンク、ロベルト・レヴァンドフスキ。ただし、マンチェスター・シティの2人は可能性は低そうです。ひと頃はアーセナルをリードと報じられていたジェズスは、アルテタ監督の下でプレイしたがっていると伝えられており、早々にノースロンドン行きが決まりそうな雰囲気です。

ジェズスが移籍となれば、スターリング獲得の難易度が上がるのではないでしょうか。「スカイスポーツ」「エクスプレス」が、「チェルシーは本気でほしがっている」と報じていますが、マン・シティは未だタグを付けていません。契約期間が残り1年となっているにもかかわらず、6000万ポンド以上という強気な設定で臨むともいわれており、優先順位を下げざるをえなくなるかもしれません。

クリストファー・エンクンクは、「インディペンデント」がライプツィヒに残留する意向と伝えており、移籍金1億ポンドも高いハードルです。ウスマン・デンベレは、フリーエージェントで退団濃厚といわれていますが、ラ・リーガ21試合1ゴール13アシストは、ルカクの代役に求められる数字ではありません。

となると、ロベルト・レヴァンドフスキ…!? 「ESPN」は、「バイエルン・ミュンヘンを離れる意向を明らかにしたレヴァンドフスキについて、トゥヘルは長い間称賛しており、8月に34歳になるにもかかわらず、プレミアリーグで活躍すると信じている」とレポート。稀代のストライカーと口頭合意したバルサが資金不足でアウトとなれば、チェルシーの指揮官はクラブの背中を押すといっています。

意中のストライカーを手に入れるのが難しくなっているクラブは、懸案のCB獲得も微妙な状況になっています。一時はほぼ決まりといわれていたセヴィージャのシュール・クンデは、鼠径部とハムストリングを痛めて手術することになり、開幕直前までステイ。バルセロナがハイジャックを狙っているという噂もあり、確実とはいえなくなっています。

インテルのデンゼル・ダンフリース&ミラン・シュクリニアル、チアゴ・シウヴァと仲がいいパリのキンペンベ、移籍希望と報じられたユーヴェのデ・リフト…進展が伝えられているディールはなく、主軸となる選手の獲得は7月にずれ込みそうです。もしかすると、新生チェルシーが最初に補強すべきは、「マリナ・グラノフスカイアさんの後継者」なのかもしれません。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す