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エンケティア契約延長、リサンドロ・マルティネス獲得交渉…止まらないアーセナルの新着ニュース!

現地メディアもノーマークだったファビオ・ヴィエイラの獲得が報じられてから、アーセナルに関するニュースとゴシップが一気に増えた感があります。「BBC」のトップニュースは、エディ・エンケティアの契約延長。23歳のストライカーは、昨季プレミアリーグの前半戦で38分しかプレイしておらず、オーバメヤンのトラブルがなければ冬の放出候補No.1でした。

23節のバーンリー戦から毎試合出場となったものの、最初の10試合はすべて60分過ぎからの登場でした。出場時間は128分、ノーゴール&1アシスト。ラカゼットがコロナウイルスに感染しなければ、シーズンが終わった直後に移籍先が発表されていたかもしれません。チャンスがまわってきたのは、33節のセインツ戦。この試合はゴールレスでしたが、続くチェルシー戦で2発を決めたエンケティアは、キャプテンからレギュラーポジションを奪取しました。

リーズ戦でも2ゴール、最終節のエヴァートン戦でもチームの2点めをゲット。ラスト8戦で5発と結果を出した30番は、新たな5年契約に加えて、ティエリ・アンリとオーバメヤンが着けていた14番まで手に入れました。プレミアリーグ初先発から契約まで2ヵ月。ストライカーの1発の重みを実感する「逆転勝訴」です。ジェズスが加わったとしても、カラバオカップしか出番がなかった昨季の前半戦のようにはならないでしょう。

エンケティアのニュースと前後して、「スカイスポーツ」「アスレティック」が報じたのは、「アヤックスのリサンドロ・マルティネスに移籍金2500万ポンド(約41億円)でオファー」というお話です。冨安健洋、ウィリアム・サリバ、ベン・ホワイト、ホールディング、ガブリエウとCBの枚数は揃っているのに、アルゼンチン代表を加えると聞くと、「来季は3バック!?」と詮索してしまいそうになります。

以前からリーズのハフィーニャ獲得を狙っているという噂もあり、3-4-3と考えると左利きのCBと右サイドのアタッカーは納得の補強です。しかし、リサンドロ・マルティネスを獲りにいくという話は、「ヌーノ・タヴァレスをアタランタにレンタルする可能性がある」というニュースとセットと捉えるのが妥当でしょう。

アヤックスのCBは、左SBやセントラルMFとしてもプレイできる選手で、ティアニーのバックアップやトーマスの脇を締める役割としても期待できます。エールディヴィジのチャンピオンは、2500万ポンドを拒否したと伝えられていますが、3000万ポンドの2回めのオファーが通れば、いい補強と評価できるのではないでしょうか。

マット・ターナー、マルキーニョス、ガブリエウ・ジェズス、ファビオ・ヴィエイラ、ユーリ・ティーレマンス、リサンドロ・マルティネスを全員押さえたら、1億4000万~1億6000万ポンド。グエンドゥジ、レノ、ルーカス・トレイラ、ニコラ・ペペ、メートランド=ナイルズ、ベジェリン、マヴロパノス、ネルソン、ジャカで1億ポンド程度を回収できれば、納得の夏と胸を張れるのではないかと思います。止まらないアーセナル。次の「Done Deal」が楽しみです。


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